この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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本当に久々・・・という感じで、下の記事を読んだ。
●日報抄 2016年10月31日付 (新潟日報)
定時制通信制高校の生徒たちによる生活体験発表会を扱ったコラ
ムだったのだが、新聞、テレビで、この定時制通信制高校生を報
じたニュースなど、最近見た記憶がなかった。
そう言う意味で、あらためて新鮮な心持ちでこの記事を読んだ。
定時制やら通信制高校へ通う理由というのは、いじめやら不登校
など、昔とは事情が違って来ているようだが、困難を乗り越え「
一歩でも前へ」という少年期の向上心が、そのエネルギーの根幹
であることに変わりはないだろう。
記事の最後にある『「やり直せる」「1年遠回りしたが、これで
よかった」。そう言って卒業後の夢を語る彼らが、2度目の生に
それぞれの花を咲かせ、実り多い人生を送ってくれることを願う。
』(上記新潟日報『日報抄』2016年10月31日付より)
読者としても、同じ気持ちだ。
しかし一方、ドラマの世界でだって、根源の部分の時代考証などで
は、基本的に<一応のリアリティ>を持っていて欲しいと思う方な
のだが、どうだろう。
来春4月スタートのNHK朝ドラは『ひよっこ』というタイトルで、
ヒロインは茨城県北西部の村出身という設定という。
時代は1964年東京オリンピックの前後の頃といい、この「茨城
県北西部の村」から『出稼ぎに東京へ行った父親』が帰って来ない
ために、ヒロインは父を探しに『集団就職で上京し』東京で幾多の
試練を乗り越え成長して行く物語・・・・とか。
(以上は【Wikipedia】の『ひよっこ(テレビドラマ)』の項を参照し
た。)
何に毒ついているのかと言うと、1964年に中学生だったヒロイン
というから、当方とは同年代だ。
当方が生きていたその当時、茨城から東京に働きに出た方だっていた
かも知れないが、茨城から『出稼ぎ』などという定型的集団的な【働
き方】などなかったハズだ。
先日観た新藤兼人監督の映画『わが道』(1974年、乙羽信子主演)は、
出稼ぎでも青森からのそれで、こちらは当時でも深刻な社会問題でもあ
った。
繰り返すが茨城から『出稼ぎ』などという言い方はなかった。
ヒロインが茨城から『集団就職』で東京に行くという設定だって、真っ
赤なウソで、当方のクラスにだって中学を終えてすぐ就職した仲間もい
るにはいたが、クラスで数人レベル。
茨城県全体の中学3年生を対象の学力テストがほぼ制度化され、流れは
あらかた進学の方向が95%以上だったハズだ。
どこをどうすると、茨城から『集団就職』などという脚本が出来るんだ
と思う。
地方発単発ドラマ枠ならば、精々2時間単発だから時代考証が甘くても
ハズレと思ってやり過ごすことは出来ようが、上期朝ドラ枠で延々6か
月も嘘っパチを流されるというのは、メマイがするな・・・。
ま、観なけりゃイイだけの話なのだが、それで「茨城が舞台」「茨城が
舞台」とやられるのも、グルジイ・・・・。
これまた先日に観た日活映画『いつでも夢を』(1963年 吉永小百
合、浜田光夫)は、上映された当時には甘甘の青春映画で、映画的価値な
ど評価されるレベルではなかったハズなのだが、歴史が50年以上を経
過した今になって観てみると、高度経済成長勃興期直前の日本が、みず
みずしく映し出されていて、なかなかバカにしたものではないのだ。
映画が<タイムカプセル>だというのを、あらためて噛み締めたものだ。
それには、橋幸夫含め吉永小百合、浜田光夫など、当時の人気絶頂の青
春スターを中心に据えた、安直でご都合主義の作りの映画だったと思わ
れるのだが、オバケ煙突などのロケ地の背景、美術や風俗観察など手堅
い映画造りの地道さがバックにあり、それが50年を経ても、今却って
説得力を持つと言うことになるのだろう。
地道に生きる人々を見詰める眼差し、そしてそれを裏付ける時代背景の
確かな把握。これがどの世界にあってもプロとして求められることなの
だと思うのだ。
●舟木一夫 「定時高校生」 (YouTubeより)
(歌声広場で歌うべく、結構練習したのだが、伴奏の楽譜が見つからず
断念したのが8月だったか・・・・。)
●人気ブログランキング へ
よろしくお願い致します。
昨夜の日本テレビ『NNNドキュメント』の「となりのシリア人~"難民"
が見つめる日本~」は力作だった。(30日・日・24:55~)
激化する内戦で、人口の半分1000万人が欧州はじめ周辺国への難民
化しているのは周知の通り。
そして、この日本にも約500人のシリア人が避難して来ているのだと
いう。
妻と2人の子供を抱える男性が番組のメインとして映り、日本での難民
認定が受けられずに立ち尽くす姿は、何とも痛ましい。
仕事が見つかるまでの2か月が期限の、上の子供の保育園。
期限がくれば、せっかく慣れた保育園を退去しなければならない・・・。
ネットを見たら、11月6日(日)11時~などBS日テレで再放送予定とある。
●日報抄 2016年10月31日付 (新潟日報)
定時制通信制高校の生徒たちによる生活体験発表会を扱ったコラ
ムだったのだが、新聞、テレビで、この定時制通信制高校生を報
じたニュースなど、最近見た記憶がなかった。
そう言う意味で、あらためて新鮮な心持ちでこの記事を読んだ。
定時制やら通信制高校へ通う理由というのは、いじめやら不登校
など、昔とは事情が違って来ているようだが、困難を乗り越え「
一歩でも前へ」という少年期の向上心が、そのエネルギーの根幹
であることに変わりはないだろう。
記事の最後にある『「やり直せる」「1年遠回りしたが、これで
よかった」。そう言って卒業後の夢を語る彼らが、2度目の生に
それぞれの花を咲かせ、実り多い人生を送ってくれることを願う。
』(上記新潟日報『日報抄』2016年10月31日付より)
読者としても、同じ気持ちだ。
しかし一方、ドラマの世界でだって、根源の部分の時代考証などで
は、基本的に<一応のリアリティ>を持っていて欲しいと思う方な
のだが、どうだろう。
来春4月スタートのNHK朝ドラは『ひよっこ』というタイトルで、
ヒロインは茨城県北西部の村出身という設定という。
時代は1964年東京オリンピックの前後の頃といい、この「茨城
県北西部の村」から『出稼ぎに東京へ行った父親』が帰って来ない
ために、ヒロインは父を探しに『集団就職で上京し』東京で幾多の
試練を乗り越え成長して行く物語・・・・とか。
(以上は【Wikipedia】の『ひよっこ(テレビドラマ)』の項を参照し
た。)
何に毒ついているのかと言うと、1964年に中学生だったヒロイン
というから、当方とは同年代だ。
当方が生きていたその当時、茨城から東京に働きに出た方だっていた
かも知れないが、茨城から『出稼ぎ』などという定型的集団的な【働
き方】などなかったハズだ。
先日観た新藤兼人監督の映画『わが道』(1974年、乙羽信子主演)は、
出稼ぎでも青森からのそれで、こちらは当時でも深刻な社会問題でもあ
った。
繰り返すが茨城から『出稼ぎ』などという言い方はなかった。
ヒロインが茨城から『集団就職』で東京に行くという設定だって、真っ
赤なウソで、当方のクラスにだって中学を終えてすぐ就職した仲間もい
るにはいたが、クラスで数人レベル。
茨城県全体の中学3年生を対象の学力テストがほぼ制度化され、流れは
あらかた進学の方向が95%以上だったハズだ。
どこをどうすると、茨城から『集団就職』などという脚本が出来るんだ
と思う。
地方発単発ドラマ枠ならば、精々2時間単発だから時代考証が甘くても
ハズレと思ってやり過ごすことは出来ようが、上期朝ドラ枠で延々6か
月も嘘っパチを流されるというのは、メマイがするな・・・。
ま、観なけりゃイイだけの話なのだが、それで「茨城が舞台」「茨城が
舞台」とやられるのも、グルジイ・・・・。
これまた先日に観た日活映画『いつでも夢を』(1963年 吉永小百
合、浜田光夫)は、上映された当時には甘甘の青春映画で、映画的価値な
ど評価されるレベルではなかったハズなのだが、歴史が50年以上を経
過した今になって観てみると、高度経済成長勃興期直前の日本が、みず
みずしく映し出されていて、なかなかバカにしたものではないのだ。
映画が<タイムカプセル>だというのを、あらためて噛み締めたものだ。
それには、橋幸夫含め吉永小百合、浜田光夫など、当時の人気絶頂の青
春スターを中心に据えた、安直でご都合主義の作りの映画だったと思わ
れるのだが、オバケ煙突などのロケ地の背景、美術や風俗観察など手堅
い映画造りの地道さがバックにあり、それが50年を経ても、今却って
説得力を持つと言うことになるのだろう。
地道に生きる人々を見詰める眼差し、そしてそれを裏付ける時代背景の
確かな把握。これがどの世界にあってもプロとして求められることなの
だと思うのだ。
●舟木一夫 「定時高校生」 (YouTubeより)
(歌声広場で歌うべく、結構練習したのだが、伴奏の楽譜が見つからず
断念したのが8月だったか・・・・。)
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昨夜の日本テレビ『NNNドキュメント』の「となりのシリア人~"難民"
が見つめる日本~」は力作だった。(30日・日・24:55~)
激化する内戦で、人口の半分1000万人が欧州はじめ周辺国への難民
化しているのは周知の通り。
そして、この日本にも約500人のシリア人が避難して来ているのだと
いう。
妻と2人の子供を抱える男性が番組のメインとして映り、日本での難民
認定が受けられずに立ち尽くす姿は、何とも痛ましい。
仕事が見つかるまでの2か月が期限の、上の子供の保育園。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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