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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日8月15日は、終戦の日。

それに関連してのブログを書くはずでしたが、今しがたネット
記事に目を通していたら、映画「風立ちぬ」に思わぬクレーム
が持ち上がり、茂木健一郎氏も「禁煙学会のやつらって、人
間としてタコ」と言ったとかなんとか・・・・。


いやはや、妙に盛り上がった話なもので、急遽予定を変更 し
て、この「禁煙学会=タコ」問題を取り上げることに致します。



さて、お断りしておきますが、当方も喫煙者なものでこの茂木
健一郎氏の「禁煙学会=タコ」論に大賛成派で、ついムラムラ
っとして今日のブログを書いております。

よって、ウチの家人、娘(息子も喫煙しないが、禁煙派かどう
かは不明)を含め禁煙派の方は、以下読まないほうが<身の
為> と思いますので、そのような方々はここでこのブログのス
クロー ルは、どうぞおやめ下さいまし・・・。



ということは、アタクシら・喫煙派は、絶滅危惧人間であります
から、 以下は読む人も皆無に近いのかも知れません。

でも・・・・・・・・・・・・、イイのっ!!



さて、まず状況を知らない方のために、以下ネット記事をリンク
して見ましょう。

●「風立ちぬ」に禁煙学会クレーム
(2013年8月14日(水)20時2分配信 共同通信)

●「風立ちぬ」喫煙シーン批判に愛煙家団体が”待った”
〈2013年8月16日(金)6時0分 スポニチ)

●茂木健一郎氏 「禁煙学会のやつらって、人間としてタコ」
(2013年8月16日(金)13時27分配信 アメーバニュース)


詳しい顛末は、上記三本の記事を読んでいただくとして、目下
大ヒット中の「風立ちぬ」に対して、なんとも大人げのない文書
を送ったものだと思う。スタジオジブリへ<たばこへの配慮>を
求める文書を12日に送ったのはNPO法人「日本禁煙学会」。

今度は15日に愛煙家団体が、報道各社へ反論のファックス
を送付して、両者泥仕合の様相を呈して来たとか。

そんな中、Twitter上で茂木健一郎氏が「・・・精魂込めてつくった
映画に対して、『煙草吸いすぎ』という陳腐なイチャモンしかつけら
れない禁煙学会のやつらって、人間としてタコだよね。ほんと、腹
立つわ」と怒りもあらわに語ったとか。


きょう日、愛煙家といい堂々と場所も弁えずに吸っている人など
いないと思う。自宅でだって、冬は凍て付く夜も霜の下りる戸外で、
夏も炎天下の外の灰皿の前に立ち・・・・、ショボ~~く吸ってる
のが現実。

東京・渋谷駅脇の喫煙コーナーなど、いつだってワンサカ愛煙家の
一服が入れ替わり立ち代り。アアいう時、「ご同輩!」というか、「お
仲間さん!」世間の冷たく刺す様な眼差しにも健気に生きている
絶滅危惧種の皆さんに、見ず知らずの人ながら頬ずりしたくなります
よ。

それに引き換え、鬼の首取ったみたいにエラそうな禁煙派の人達の
圧力ったらない・・・・。
「カチッ・・・!!」 100円ライターの音をさせただけで、喫煙場所
だというのに、しかめっ面で振り向く輩・・・・。風向きからして、そっち
にはケムリ行かないの!!っていうのに、顔の前で手のひらをヒラヒラ
させて、避けるポーズ・・・。

ったく、そんな輩は、一瞬張り倒したくなる・・・。ほんと、タコはいるん
だよねェー。


さてさて、愛煙家の団体「喫煙文化研究会」は、日本禁煙学会への反論
で、①映画の舞台の昭和10年代(1935年~44年)の愛煙率の公式
データはないが、1950年のデータを援用すれば男性の喫煙率は84.5
%で、当時の状況を再現するに当っては極めて一般的な描写②日本国
憲法第21条で、明確に表現の自由が認められているーーーと主張して
いると。

まったく、昭和10年代の物語を描いたのに、今の時代の「たばこ規制
枠組み条約」に違反している・・・・とかいう禁煙学会の言いぐさというの
は、もうまさしく「タコ」と言うしかない。
しかし、こんなイチャモン(茂木氏,私もそう思う。)にも、マジに答えなけ
ればならない労力のムダはない。勘弁してヨと言いたいところなのだが、
反論もしないとならないから、ご苦労さんだな。


記事中に、ジャーナリストの江川紹子氏が禁煙団体の言い分に理解を
示しているとの記載もある。何の行事だったか、水戸で茨城県弁護士会
主催の行事があって、メイン弁士で彼女が来たことがあった。当時ファン
だったもので、ナマの江川氏を見る為に出掛けたこともあったのだが、
今回の「表現の自由が云々というのはいかがか」にガッカリ。
昭和10年代を描くのに、当時、極めて自然にあった喫煙風景があったと
して、リアリティを増すことこそあれ何の不都合もない。ま、苦肉の話に
「表現の自由」を持ち出したとは思うが、かつての歴史に今現在のモノ
サシを持ち出すイチャモンに、正論で答えただけでもマシだろうと思う。

江川さんにも、今回ばかりは興ざめだ。



今の女子高生世代には、「たばこを吸う人は、信用出来ない」という声が
あるそうだ。かつての「銀幕スターの咥えたばこがカッコいい」なぞという
のは、とうの昔に消えていることは重々承知だ。しっかし、「・・・信用出
来ない」は、酷いんじゃないの!?


でも、こんなご時世だから、当然たばこがイイとも思ってはいない。

    健康なうちは、
    「たばこを吸って病気になっても、これは俺が自分で決めたこと
    だから」と大声ではっはっはと笑う。
    しかし同じ人間が、たばこのせいでリスクが増大する病気となり、
    死病となって泣きそうになる。
    「先生、たばこを止めておけば良かったのかな・・・・・・」

   (緩和医療医 大津秀一著『死ぬときに 後悔すること25』より)



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日本自然保護協会・自然観察指導員
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日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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