この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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先日、ある製パン会社の金属片混入事故への、素早い対応ぶりについて
書きましたが、これは良いとして、なぜ?金属片混入の商品が工場内部
で見過ごされ、出荷されてしまったのか?
ま、予期せぬ事態の発生だから、「事故」と呼ぶのは判るのだが、
それにしても・・・・・、ですね。
当然大企業の食品メーカーだから、金属探知機による検品システムは
稼動していたろうに、と思うわけです。
中国毒入りギョーザ事件にかき消され、金属片混入事故の事後報道は
当方の知る限り、マスコミ報道レベルでは関知していません。
残念ですね。
少しはHACCPシステムを聞きかじった身としては、危害分析重要
管理点の分類中の生物学的危害(微生物による食中毒など)、化学的
危害(残留農薬や添加物など)と合わせて、物理学的危害(機械器具
などがはずれたとかの偶発的な危害)の典型として、非常に興味深か
ったのですが・・・・・。
あの雪印事件以来、HACCPシステムへの信頼が雪崩を打って瓦解
したようなところがあったが、まだ真相究明段階ではあるが、今回の
ギョーザ事件以降、「食品の安全性」への社会的関心が数段高まった
ことは、災い転じて喜ばしいことではありますね。
なにせ、食糧自給率が39%という我が国。海外にそのほとんどを
依存しなければならない台所事情にあっては、あらためて他力本願
のその危うさを国民が共有体験出来たことは、イイことではありま
した。
ノド元過ぎれば即その熱さを忘れる国民性ですから、先々どの位憶
えていられるか?はなはだ疑問ではあるわけですが・・・・・。
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ランキングに参加しています。クリックよろしくお願いいたします。
☆★☆昨日読んだ本
横石知二著『そうだ、葉っぱを売ろう!』ソフトバンククリエイティブ
テレビなどで何回も取り上げられ、ご存知の方も多いでしょうが、
四国の辺鄙な山村を逆手に取って、高級料理店に卸す「つまもの」の
出荷で年商2億円以上。190軒の農家でこれの商品化に奮闘するのは
最高齢95歳、平均70歳代のおばあさん達。生き生きと働くその姿は
今や全国の注目の的になっています。
で、ここまで成功に導いた張本人が、著者の横石さん。
もう、あの「坊ちゃん」ばりの大活躍ですが、村人たちへの視線は
あくまでも優しく、けれど「気」を送る姿勢はプロとして厳しい。
FAXで注文管理をしていたが、これも今やパソコンです。
80歳のおばあさんが、パソコンで毎日の市況をチェックし、生産調整。
POSシステムも導入して、その説明会でのこと・・・・。
あるおばあさんから「私らをどうするつもり?」
バーコードを説明した後らしいが、<婆をコードでドーすっと?>
年寄りが働けて現役出来るのが、本当の福祉。
この本の後半部では、「現場主義」「<気>を育てる」「仕組みを
つくる」「的を射る、場面をつくる、渦をまく」など経営論としても
首肯出切るところが多かったが、福祉、環境、社会論としても、著者
の実践と視野の確かさには舌を巻いた。
たった2000人足らずの町に降り立った、よそ者の著者のスーパー
マン的活躍ぶりは、凄まじいものがありますが、身体をボロボロにし
ながら、その熱意は何処から湧いて来るの、という感じでした。
絶対オススメの1冊ですね。
私は、これと対をなす写真集も、今日頼んでしまいました。
書きましたが、これは良いとして、なぜ?金属片混入の商品が工場内部
で見過ごされ、出荷されてしまったのか?
ま、予期せぬ事態の発生だから、「事故」と呼ぶのは判るのだが、
それにしても・・・・・、ですね。
当然大企業の食品メーカーだから、金属探知機による検品システムは
稼動していたろうに、と思うわけです。
中国毒入りギョーザ事件にかき消され、金属片混入事故の事後報道は
当方の知る限り、マスコミ報道レベルでは関知していません。
残念ですね。
少しはHACCPシステムを聞きかじった身としては、危害分析重要
管理点の分類中の生物学的危害(微生物による食中毒など)、化学的
危害(残留農薬や添加物など)と合わせて、物理学的危害(機械器具
などがはずれたとかの偶発的な危害)の典型として、非常に興味深か
ったのですが・・・・・。
あの雪印事件以来、HACCPシステムへの信頼が雪崩を打って瓦解
したようなところがあったが、まだ真相究明段階ではあるが、今回の
ギョーザ事件以降、「食品の安全性」への社会的関心が数段高まった
ことは、災い転じて喜ばしいことではありますね。
なにせ、食糧自給率が39%という我が国。海外にそのほとんどを
依存しなければならない台所事情にあっては、あらためて他力本願
のその危うさを国民が共有体験出来たことは、イイことではありま
した。
ノド元過ぎれば即その熱さを忘れる国民性ですから、先々どの位憶
えていられるか?はなはだ疑問ではあるわけですが・・・・・。
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横石知二著『そうだ、葉っぱを売ろう!』ソフトバンククリエイティブ
テレビなどで何回も取り上げられ、ご存知の方も多いでしょうが、
四国の辺鄙な山村を逆手に取って、高級料理店に卸す「つまもの」の
出荷で年商2億円以上。190軒の農家でこれの商品化に奮闘するのは
最高齢95歳、平均70歳代のおばあさん達。生き生きと働くその姿は
今や全国の注目の的になっています。
で、ここまで成功に導いた張本人が、著者の横石さん。
もう、あの「坊ちゃん」ばりの大活躍ですが、村人たちへの視線は
あくまでも優しく、けれど「気」を送る姿勢はプロとして厳しい。
FAXで注文管理をしていたが、これも今やパソコンです。
80歳のおばあさんが、パソコンで毎日の市況をチェックし、生産調整。
POSシステムも導入して、その説明会でのこと・・・・。
あるおばあさんから「私らをどうするつもり?」
バーコードを説明した後らしいが、<婆をコードでドーすっと?>
年寄りが働けて現役出来るのが、本当の福祉。
この本の後半部では、「現場主義」「<気>を育てる」「仕組みを
つくる」「的を射る、場面をつくる、渦をまく」など経営論としても
首肯出切るところが多かったが、福祉、環境、社会論としても、著者
の実践と視野の確かさには舌を巻いた。
たった2000人足らずの町に降り立った、よそ者の著者のスーパー
マン的活躍ぶりは、凄まじいものがありますが、身体をボロボロにし
ながら、その熱意は何処から湧いて来るの、という感じでした。
絶対オススメの1冊ですね。
私は、これと対をなす写真集も、今日頼んでしまいました。
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プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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