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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日のニュースでは、アメリカの環境保護団体の船が、日本の調査
捕鯨船団の母船「日新丸」に薬品入りの瓶100個以上も投げつけた
報道がありましたね。

今朝の読売新聞コラム『編集手帳』欄もこうした行為へ手厳しい批判
をしている。

☆★☆読売新聞『編集手帳』(2008.3.4.付朝刊)

保護団体の行為は、常軌を逸していることは確かに間違いはないとは
思う。「テロリスト」と変らない行為とも言っているが、それもそう
だと思う。

一方で、我が国の<調査捕鯨>は、「国際条約に基づく正当な活動」とも
書いていて、確かに正式にはそうかも知れない。



しかし、日本がいうところの、伝統的食習慣として「鯨食がある」
のだというのも、現代の食生活にあっては、はたしてそうなのか?
もう考え直す時期に来ているのではないのか、とも思うんですね。


温暖化など地球環境の変化の中、鯨・イルカなど海洋ほ乳生物の減少
や絶滅が、明らかな証拠でもって明白になって来ている。
(当方などの若い時分には、揚子江川イルカなど、真水に住むイルカ
がいることを教えられたが、最近の本で、その絶滅を知った。)



わたしゃ、もう何十年もクジラなんか食べておりません。
小学校に勤める家人に聞いてみたら、学校では、給食で「一年に一度」
クジラが出るのだそうで。

全国で最初に学校給食が始まったのが長野県だった・・・という
ことで、<給食週間>というのがあるという。そこで「昔の給食」を
伝えるメニューとして、一日だけ「クジラの竜田揚げ」が出るのだとか。

今の子ども達は、年に一度そういう<食体験>をするようですが、
オジサンなど、もはや、クジラの味など忘れましたよ。


なのに、日本人の伝統の食習慣として「クジラ食」は切っても切れ
ないものであり、よって捕鯨は「生きるために必須」なのだ・・・・、
と頼んでもいないのに国際会議で強調されてもねー、困るっち。


調査捕鯨とは、調査といいながら結構獲っているのです。で、学校
給食には回るようですが、普通の庶民の口になどとうの昔に入り
ませんし、料亭の味になってるのでしょうね。

だもの、余計に反対!!のクチですな。


☆鯨の図鑑
 ■海棲哺乳類図鑑(国立科学博物館) 
■トレバー・デイ『ザ・ホエールウオッチング』昭文社
  (アマゾンにリンクさせましたが、この本の頁を覗けます。
   確かめてみて下さい。)

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スーパーの店長時代、魚売場に突如イルカのパックが陳列されました。
「あれ、なに?」と担当者に聞いたら、イルカだという。
加えて「売れるんです!」という。
確かにその店は、茨城のメイン漁港・那珂湊にも近く、高齢者層には
イルカを食べる習慣があったかも知れません。

で、でも、魚売場の定番品揃えの中には、どこの店にだって「イルカ」
の商品なんてありません。
いわゆるニッチなわけですよね。(もっとハッキリいうとゲテ。)


漁師が魚の網に掛かったイルカを食べていた・・・、その名残でしょ
うから、商品の埒外であるわけです。


「売れるんですよ・・・・」って、結構大きなパックでしたが、ラベル
は98円と付いていた。並べられているパック数は4パック。
「売れるんですよ・・・。」って、アナタ、掛け算してごらん。

こんな、イルカを売場に並べるような担当者は、計数管理が出来ません。
イルカ売って、売上げが400円にもならないのに、「売れるんです」
って、フツー、言うと思いますか?

で、刺身、鮭鱒、魚卵、近海魚コーナーなど、売上げの核になる基幹
売場は疎かになってるんですね。

400円の売上げの見返りに、「かわいそう・・・」「ヒドイ・・・」
と、反感を持たれるお客さんの方が多かったハズですから、売場ファン
を自ら失う行為なのですが、それが解からないんですね。

しかも、そこの地域は、原子力研究所がありましたから、住民の
出身地は全国つづ浦々、博士なんかザラ。


自分の店も、ヨーク目を光らせてないと大変!のお話でした。

というより、イルカは「食べるモノ」ではありません、のお話。訂正。

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男性
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自己紹介:
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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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