この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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3日の我が家の新年会の折、息子が映画『聨合艦隊司令長官 山本
五十六ーー太平洋戦争70年目の真実ーー』を、エライ褒めるもの
で、5日だったかその映画を見て来た。
●「聨合艦隊司令長官 山本五十六ー太平洋戦争70年目の真実ー」
公式サイト
原作本が半藤一利の『聨合艦隊司令長官 山本五十六』(文藝春秋)
であり(毎日新聞1月8日付書評欄にも掲載)、映画の監修にも
名を連ねているもので、内容的には<しっかりしたもの>という
安心感で見に行った。
話の筋立ては、ある程度判っていて行ったのだが、今の俳優陣が
演ずるもので、山本五十六以外はハテ誰の役なのか?
柳葉敏郎、吉田栄作、椎名桔平、阿部寛といった現代の俳優がその
ままチラついて、役廻りが誰なのか、判らずじまいで・・・。
帰りに、その辺に整理をつけようと思い、売店でパンフレットを
買おうとしたら、<売り切れ>だと。まったく・・・・。
何か消化不良のまま、帰途についた。
しかし、今のCG技術たるや、もの凄いものがある。
真珠湾攻撃にしても、ミッドウエー海戦にしても、何か戦史を
読む際のイメージ作りにはかなり役立つ。
映画は、今週末ぐらいまでの上映期間だが、興味を持たれた方は
是非ご覧いただきたいと思う。
しかし、ウチの場合、息子に「鉄道好き」になるようには仕向けた
が、彼女と<戦争映画>を見に行くようには仕向けた覚えはないの
だが。ウチの家人の場合、たまに起きてるかどうか見てみたが
お目目は、どうにか開いているのは確かだったナ。
<ご参考>
■半藤一利・秦郁彦・戸高一成
『連合艦隊 戦艦12隻を探偵する』PHP(2011年12月)
(当代の戦史研究家3人による、好き勝手な鼎談。といいながら、
幅広い知識が披露され参考になる。川又県庁前店で12月のある
週、売れ筋ベスト10に入る。きょうび、こんな本を買う人が
自分以外にいたのかと、ビックリしてしまった。)
■半藤一利・江坂彰『撤退戦の研究ーー日本人は、なぜ同じ失敗を
繰り返すのか』カッパブックス 2000年6月
(上記『・・・戦艦12隻・・・』を読んだあとで、読まずに積んで
あったこの本を取り出して読んだ。今は絶版の本。
2006年8月に、タイトルをひっくり返して、知恵の森文庫か
ら文庫本として再出版されたようだが、こちらも絶版。
カッパブックスの新書版の、<はじめに>で江坂氏は、「賢者は
歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」と書いている。
そして、同書奥付けでも江坂氏の文は以下のように書く。
「戦時の今こそ、失敗に学べ 旧日本軍の戦略思想には、
情報と補給の重要性が、信じられないほど希薄だった。最悪の
ケースが人事。戦争に突入しても年功制にこだわった。
ソフトパワーの軽視と、過去の成功体験の復讐ーーいまの日本
政財界および官僚の混迷をそのままあらわしているではないか。
なぜ、日本人はかくも同じ失敗を繰り返すのか。」
太平洋戦争の失敗の本質をつき、今も続いているという日本人
の弱点の指摘は、10年以上も前の本ながら、いまだに新しい。
アマゾンにユーズド本が展示されているが、持っていて損は
ない本だ。)
■松村劭『新・戦争学』文春新書
(元自衛隊作戦幕僚の手になる戦略・戦術本。第2次世界大戦は
勿論、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、湾岸戦争までの
現代戦闘を検証している。経営戦略を考える上でも、戦争の
実相から学ぶものは多い。)
■高城肇『六機の護衛戦闘機』光人社NF文庫
(山本五十六司令長官の一式陸攻を護衛していた六機の零戦の
運命をドキュメントした本。絶版になっていたようだが、今回
の映画公開にあたり、復刻出版されたようだ。
筆者は雑誌「丸」編集長を経て、光人社を創った人らしいが、
筆が立ち過ぎて、どうにも付いていけない気持ちになった。
ま、現場に居合わせたわけではないので、想像の産物といって
よいが、かなり6人のパイロット周辺も調べ上げ、その情熱
たるや頭が下がる思いだが、入れ込み過ぎてまるで後部座席に
同乗していたような書きぶりには閉口する。
ドキュメント風に書いた小説と理解すべきなのだろう。)
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、クリックよろしくお願い致します。
本日は、長々とスミマセンでした。
最後まで読んで頂いた方には、大変にありがとうございました。
明日以降は、短く・・・・、を心がけて参ります。(反省!!)
五十六ーー太平洋戦争70年目の真実ーー』を、エライ褒めるもの
で、5日だったかその映画を見て来た。
●「聨合艦隊司令長官 山本五十六ー太平洋戦争70年目の真実ー」
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原作本が半藤一利の『聨合艦隊司令長官 山本五十六』(文藝春秋)
であり(毎日新聞1月8日付書評欄にも掲載)、映画の監修にも
名を連ねているもので、内容的には<しっかりしたもの>という
安心感で見に行った。
話の筋立ては、ある程度判っていて行ったのだが、今の俳優陣が
演ずるもので、山本五十六以外はハテ誰の役なのか?
柳葉敏郎、吉田栄作、椎名桔平、阿部寛といった現代の俳優がその
ままチラついて、役廻りが誰なのか、判らずじまいで・・・。
帰りに、その辺に整理をつけようと思い、売店でパンフレットを
買おうとしたら、<売り切れ>だと。まったく・・・・。
何か消化不良のまま、帰途についた。
しかし、今のCG技術たるや、もの凄いものがある。
真珠湾攻撃にしても、ミッドウエー海戦にしても、何か戦史を
読む際のイメージ作りにはかなり役立つ。
映画は、今週末ぐらいまでの上映期間だが、興味を持たれた方は
是非ご覧いただきたいと思う。
しかし、ウチの場合、息子に「鉄道好き」になるようには仕向けた
が、彼女と<戦争映画>を見に行くようには仕向けた覚えはないの
だが。ウチの家人の場合、たまに起きてるかどうか見てみたが
お目目は、どうにか開いているのは確かだったナ。
<ご参考>
■半藤一利・秦郁彦・戸高一成
『連合艦隊 戦艦12隻を探偵する』PHP(2011年12月)
(当代の戦史研究家3人による、好き勝手な鼎談。といいながら、
幅広い知識が披露され参考になる。川又県庁前店で12月のある
週、売れ筋ベスト10に入る。きょうび、こんな本を買う人が
自分以外にいたのかと、ビックリしてしまった。)
■半藤一利・江坂彰『撤退戦の研究ーー日本人は、なぜ同じ失敗を
繰り返すのか』カッパブックス 2000年6月
(上記『・・・戦艦12隻・・・』を読んだあとで、読まずに積んで
あったこの本を取り出して読んだ。今は絶版の本。
2006年8月に、タイトルをひっくり返して、知恵の森文庫か
ら文庫本として再出版されたようだが、こちらも絶版。
カッパブックスの新書版の、<はじめに>で江坂氏は、「賢者は
歴史に学び、愚者は体験に学ぶ」と書いている。
そして、同書奥付けでも江坂氏の文は以下のように書く。
「戦時の今こそ、失敗に学べ 旧日本軍の戦略思想には、
情報と補給の重要性が、信じられないほど希薄だった。最悪の
ケースが人事。戦争に突入しても年功制にこだわった。
ソフトパワーの軽視と、過去の成功体験の復讐ーーいまの日本
政財界および官僚の混迷をそのままあらわしているではないか。
なぜ、日本人はかくも同じ失敗を繰り返すのか。」
太平洋戦争の失敗の本質をつき、今も続いているという日本人
の弱点の指摘は、10年以上も前の本ながら、いまだに新しい。
アマゾンにユーズド本が展示されているが、持っていて損は
ない本だ。)
■松村劭『新・戦争学』文春新書
(元自衛隊作戦幕僚の手になる戦略・戦術本。第2次世界大戦は
勿論、朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、湾岸戦争までの
現代戦闘を検証している。経営戦略を考える上でも、戦争の
実相から学ぶものは多い。)
■高城肇『六機の護衛戦闘機』光人社NF文庫
(山本五十六司令長官の一式陸攻を護衛していた六機の零戦の
運命をドキュメントした本。絶版になっていたようだが、今回
の映画公開にあたり、復刻出版されたようだ。
筆者は雑誌「丸」編集長を経て、光人社を創った人らしいが、
筆が立ち過ぎて、どうにも付いていけない気持ちになった。
ま、現場に居合わせたわけではないので、想像の産物といって
よいが、かなり6人のパイロット周辺も調べ上げ、その情熱
たるや頭が下がる思いだが、入れ込み過ぎてまるで後部座席に
同乗していたような書きぶりには閉口する。
ドキュメント風に書いた小説と理解すべきなのだろう。)
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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