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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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年の初めなもので、コメンドクサイ記事の2日目をお許し願おう。


昨日に引き続いて、元日付各紙の記事から話をすすめる。
<読むものが少なかった・・・>という印象がまず第一番だが、
そうは言っても「社説」は、それぞれに特徴を打ち出したいい
記事が多かった。

なかでも、日経の社説「転換期日本 変化の芽を伸ばす①」が
興味を惹いた。

さて、以下はその一部。

『「日本は今悩んでいる。日本はどこへ行くのだ。何をするの
だ。日本はどうなるのだ」
「日本はもう(中略)進むだけ進んだのではないか。生々たる
発育期をすぎて、静止状態に入ったのではないか。注意すべき
は発足期にたつ支那(原文のまま。中国をさす)であって、日本
の時代は過ぎたのではないか』(日本経済新聞1月1日付社説の
引用部分)


上記記事中、<支那>の文字が「中国」と書いてあれば、まさに
今のことを書いた、こんにちの記事と見紛うハズだ。

日経の社説に則り種明かしをすれば、なんと上記の文章は、発行
日が1929年10月18日。「世界恐慌がおこった暗黒の木
曜日である10月24日の6日前である。」(日経 同記事)
その日発行の『転換期の日本』なる本の書き出し部分なのだそうだ。

著者は中外商業新報(日経の前身)で外報部長をつとめた評論家
滝沢冽(きよし)という。

滝沢が執筆した1920~30年代というのは、現在のおかれて
いる状況との酷似がいわれるのだそうで。

まさに頭書に引いた、日経社説の中の滝沢の引用文、断わりなく
読んでしまえば<今のことと錯覚>してしまうぐらいだ。


日経年頭の社説は、コジャレた心憎い修辞をしてくれたものだが、
そのまとめも、滝沢の『転換期の日本』を現代語風に意訳して
以下のように締めくくっていた。
「日本再生のためには、国家目標としてグローバル社会で生きぬ
くことを高く掲げ、転換期を乗りこえていこうーーーー。」
(日本経済新聞 2012年1月1日付 社説より)



さあて、この日経の社説が刺激になったものかどうか、今日の
毎日新聞社説「明治と戦後に学ぶこと」がまた、面白い。
以下、リンクしたので全文を読んでいただけたらと思う。
明治から戦後までの日本外交史をダイジェストにまとめてくれた
ようで、頭の整理にも役立つものだ。

●2012年1月6日付 毎日新聞社説「明治と戦後に学ぶこと」


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◆4日夜にNHK地上波で放送の「ワールドWave toni
ght 2012年世界はどう動くか」でのこと。
知らなかったのだが、鎌倉千秋アナウンサーがキャスターの1人
になっていたんですね。

かつて夜9時からのニュース枠では、いつも街中レポートなどやる
端役ばかりで、その後も目が出ず<伸び悩み・・・>の印象を受けて
いました。その他の番組でも出る時は<端役・・・>ばっかり。

その前の任地、沖縄局では<オジサン族のマドンナ>だったらしい
のに、キャワイソーでした・・・・。

ところが、ところが、4日夜にはポジションは男性キャスターの
記者とメインキャスター役。そのうち、北京からの中継で、現地
の中国人作家とサシの中国語によるインタビュー。あっちゃやー。
ス、凄過ぎる・・・・・・・。

通訳なしで、ペラペラの流暢な中国語。その発音たるや、100%
の中国人とおんなじじゃあ、ないの!!

い、いつの間に・・・・・・・。

ネットで調べてみると、大学時代には中国語研究会。
NHKに入ってからも、ある時、局内の募集に応じ、中国現地の
NHK中国総局での1年間の研修も経験したのだとか。

ガッツあるねー。

衛星中継が飛交う時代、日本の放送局のスタジオから日本の
アナウンサーが正調発音で中国語でのインタビューを試みるなんて、
想像もしていなかったもので、非常に小気味いいものでした。

<端役>に見えたのに・・・、立派な立ち居振る舞いに
1ファンとして涙こぼれそうになりましたヨ。

人知れず血の滲むような努力は、必ず日の目を見るものだと
意を強くしたことでした。
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男性
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行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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