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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今朝のテレビニュースによると、水戸地方の桜の開花予想は平年
並みの4月2日頃とか。(日本気象協会発表)
昨年は3月29日と早かったのが、今年は4日ほど遅いと。



桜開花の頃というと、なぜかいつも思い出すのが、昔のテレビド
ラマ『記念樹』という作品の主題歌だ。

昭和41年がスタートという「木下恵介劇場・記念樹」という懐
かしいドラマだった。

♪さくらの苗が大きく育つ頃 /僕らはみんな大人になるんだァ~

この歌の冒頭に「桜」という言葉がある歌い出しだったからなのか、
春と言えば、今日のようなドンヨリとした空模様の日が続くからな
のか、いづれにしてもこの「記念樹」の歌を思い出すのは、不思議
と今頃なのだ。


●テレビドラマ 記念樹 主題歌 (YouTubeより)


ネットを調べてみると、「木下恵介劇場・記念樹」のドラマシーン
をアップしたものもあって、その視聴が193000回以上などと
いうページもある。

子ども時代に、母親が仕事で留守の部屋で、このドラマを観ていた
記憶のある方から、母を待つ自分とこのドラマの主題歌がシンクロ
して、今でも涙ぐむ・・・・・なんて書き込みもある。

日本全国のそれぞれに、ある時代を画した何かを残した、良質のテ
レビ作品だったのだろうな。



昨日は最近覗いていない、新聞の歌壇、俳壇の紙面に珍しく目が行っ
た。その中の一首。(読売新聞 2015年3月2日(月)付34面)

 ■母親をやつと見つけた子のやうな笑顔で母がかけよつてくる
                     (茂原市 中村多美子)


撰者の小池 光氏は以下のように書いている。

「親子の関係は、あるときから逆転する。保護、被保護が逆になって
 しまう。駅の雑踏の中ででも待ち合わせたのだろう。子のように母
 がかけよる。こどものわたしに。」(読売新聞)




うちの息子も先頃結婚した。娘も相手を見つけてうちへ連れて来て、先
方宅への挨拶も済ませた。

年々歳々年は積み重なり、桜の季節が巡る。

私らも、子のように「子」に走り寄る、そんな時期が遠からずという年齢
になって来た。


どうか我が子らにも、やがては、(親が)「子のように」と思う感受性が育
っていくことを祈ろう。




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「記念樹」の主題歌は、木下忠司さんによる作詞・作曲。
木下恵介監督の実弟で、木下監督作品の映画音楽の大概が、この弟さんによる
ものなのでした。
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行政書士
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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