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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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11日夕方の、テレビ朝日の報道番組「スーパーJチャンネル」の
特集で<追跡!真実の行方~”血の涙を流して娘は・・・真相を
追いかける両親~>というのを見た。

●追跡!真実の行方~
 ”血の涙”を流して娘は・・・真相を追いかける両親~
 (2010年10月11日 テレビ朝日・スーパーJチャンネルより)

(☆トップページ下の「更新情報」の中の記事をクリックして
  読んでみて下さい。)

事故原因は鈴村幸子さん(当時7歳)の「飛び出し」によるものと、
加害者供述のとおりに片付けられてしまったのだという。

事故の1ヶ月前に、母親の実弟が交通事故死しており、子供ながら
に事故の恐ろしさを実感していたはずで、絶対に「飛び出し」など
ありえない・・・・。それからは両親の娘の名誉を賭けた猛烈な調査
が始められた。
目撃者の証言さえも捻じ曲げられ、両親が自費で依頼した事故鑑定
からも、停止位置からしてバイクのスピードが50キロであった
という実況見分調書の記録はありえない・・・・など、警察の
杜撰な事故処理の実態が明らかとなってくる。

それでも警察、検察の、両親の真実追求の熱意に門前払いを食らわ
せる無慈悲さ・・・。
正義はどこにある?

「人間の苦しむ姿の極限ではないか」と父親に思わせた、幸子さん
の事故直後の夜の病院。内臓破裂の上に生身で跳ね飛ばされた外傷の
数々。
目からは、幾筋も幾筋も<血の涙>を流し続け幸子さんは翌日亡くな
った。

両親は民事訴訟で勝訴し、今は国家賠償請求で係争中と番組は閉じた。

「私は、警察にも検察にも信頼を寄せている人間でした・・・。」
お父さんの痛切な叫びにその無念を思った。



このスーパーJチャンネルのHPを見ていて、どこをどう見たのか
今となっては不明なのだが、「高知・白バイ衝突死事件」を知った。

地方局のKSB瀬戸内海放送・山下洋平記者が事件を追い、やがて
自局だけでなく全国キー局のテレビ朝日でも取り上げられて反響を
呼んだらしいのだが、当方は不勉強であった。

遅まきながら、この事件をまとめた山下記者の本を頼んだところで
あるが、中学生を乗せたスクールバスが交差点で停止していたところ
へ、白バイが追突。隊員が衝突死した事件という。

(バスの生徒など多数の目撃者があるのに)止まっていたバスの運転
手が逮捕され、最高裁まで争った結果、2008年10月運転手さん
は刑務所に収監されたという。

有罪の決め手は、警察撮影の「ブレーキ痕」の写真。

交通事故鑑定人などから、この「ブレーキ痕」が捏造の疑いを指摘
された中、バスの運転手・片岡氏は現在刑務所に服役中と。


●あの時、バスは止まっていた
  高知「白バイ衝突死」の闇  (宮脇書店HPより)

(このページの右下に<動画をみる>があります。ここをクリック
 しますと、解説動画が見られます。)

こんなことが、本当にあるのか???
まだ本も読んでいませんので、何とも言えませんが愕然とします。



最後に今読んでいる本で、びっくりしたことを・・・。

■加茂隆康『自動車保険金は出ないのがフツー』幻冬舎新書 から。


加茂氏は交通事故訴訟の専門弁護士さんなのですが、事務所にかか
って来た電話を紹介している。

追突事故に遭い、車のトランクを壊され修理をして貰ったのだが
納得行かないという話だったのだそう。
「修理が良くなかった?」の問いにその人「いえ、完璧でした・・・。
6万円でした。」
「じゃあ、大きな被害じゃなかった?」
「とんでもない。重大な被害です」
「怪我されたのですか?」
「車を降りたあとだったから、怪我はしていません。」
「では、何が問題なの?]

「サングラスです。」
「サングラス?」

凄い人もいるもんだ。

トランクに入れておいたサングラスが、壊れはしなかったが、
<怖い目にあった>って!!

キャワイそうな愛用のサングラスに慰謝料を・・・・、だって。


で、どのぐらい???の問いに、

「50万円です。これって、当然、請求できますよねぇ」(この行、
原文のまま。)




ま、♪人生イロイロ、いろんな人いますからね。
詳しくはこの本を買って読んで見てください。

交通事故自賠責請求など、交通事故を業務にしている方には
おすすめの本です。真に交通事故被害者側に立って事務を進める
上で勇気が湧き、知識が備わる良書。先のエピソードで電話を
受けていたのは加茂先生の秘書でした。念のため・・・。





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ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
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日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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