この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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これからは、新聞やテレビにも取り上げられることになるの
かどうか分からないが、今はネット上だけでは結構盛り上が
っているニュースらしい。
●「あの日から、パパは帰ってこなかった」に賛否 センセー
ショナルポスター作ったのは社民党
(2014年7月17日(木)18時10分杯配信 J-CASTニュース)
あの弱小政党・社民党の制作だ。
賛否両論渦巻いているらしいが、個人的には「集団的自衛権
の行使」をリアルに国民に考えさせる点では,評価すべきもの
と思う。
「山椒は小粒でもピリリと辛い」弱小ながら野党としての強
烈なパンチの効いた一発で気を吐き、その存在感を示せたも
のと思うのだ。
今回の閣議決定前の、5月15日の安倍首相の『集団的自衛権
についての記者会見』から、安倍首相の閣議決定を成就するま
での持論を再録してみると『①前回の衆院選、参院選で「国民の
生命、財産、領土・領海は断固として守り抜いていく」と申し
上げた。この検討は、国民との約束を実行に移していくものだ。
②抽象論や観念論ではなくて個別具体的な事例に即して議論を
し、国民の理解を得たい。③これまで、ともすれば想定した
こと以外の事態は起こらないとの議論が行われてきた。そんな
ことは起こらないということで目を背けてきたと言ってもいい。
内閣総理大臣である私はいかなる事態にあっても国民の命を守る
責任があり、想定外は許されない。
現実に起こりえるあらゆる事態に対して切れ目ない対応を可能
とするため、万全の備えをしていく。』
(2014年5月16日(金)付毎日新聞記事より抜粋)
こうして、憲法9条の従来よりの憲法解釈を一足飛びに跳躍し
た閣議決定がなされたことは、既知の通り。
しかし、ここ数日の国会論戦では、首相は「自衛隊員の命」への
質問をたびたびかわし、とうとう触れず仕舞いに逃げ切った。
戦後60年数年、自衛隊の発足以来、演習等での殉職はあっても、
現実の戦闘行為での戦死者は一人たりとも生んでは来なかった。
だが、今後は「我が国固有の主権行使のために」戦闘による死者
が一人や二人の単位ではなく、部隊レベルでの「全滅」という
夥しい戦死者を生む可能性をも、もたらしたわけだ。
自らが「抽象論や観念論ではなくて個別具体的な事例に即して」
と言って置きながら、自衛隊員の「命」について一言も触れないで
おいての閣議決定は如何ともし難い齟齬だ。
あるいは姑息で卑怯な弁法とも言えよう。
内閣支持率やら国政選挙への悪影響を考慮しての忖度なのだろ
うが、災害救援や国際協力への貢献という純粋な思いで入隊し
た若い隊員たちが、やがて、意図に反し尊いいのちを散らす
事態というのは、いかにもやり切れない。
言葉遊びのような「集団的自衛権」が本当に発動される事態
は、今後はかなりの確率で実際に起こりうる。
自衛隊員の命への処遇など具体的生々しい事案への検討が合わせて
語られ、国民的コンセンサスや国民の覚悟が醸成されなければ
集団的自衛権もまた、泥縄の観念論でしかないと思う。
親の反対もあり、今後は中途除隊も増えるだろうから、やがて
は、徴兵制の足音さえ聞こえてきそうな雲行だ。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中、よろしくお願い致します。
米軍だって、州兵というのは正規軍の補助的な役割で、通常な
ら正規軍の派遣で穴の空いた本土地区の管理(災害救助等)であ
ったから、大学へ入るための奨学金を得る目的などで気軽に
州兵に応募する若者が多かった。
だが、現実にはその州兵がアフガン派遣で多くの戦死者を生む
ことになった。それが現実。
若い自衛隊員が、災害救助や国際援助の当初の目標の夢破れて
亡くなる事態が、本当になりつつある・・・・。
●ノブレス・オブリージュ (創価大学 池田大作 ネットのページから)
兵器のプラモデル作りが趣味のお方や、かつて内閣を放り出した
お方に、こういう精神があるのかどうか。会ったこともないから
なんとも言えないが。
かどうか分からないが、今はネット上だけでは結構盛り上が
っているニュースらしい。
●「あの日から、パパは帰ってこなかった」に賛否 センセー
ショナルポスター作ったのは社民党
(2014年7月17日(木)18時10分杯配信 J-CASTニュース)
あの弱小政党・社民党の制作だ。
賛否両論渦巻いているらしいが、個人的には「集団的自衛権
の行使」をリアルに国民に考えさせる点では,評価すべきもの
と思う。
「山椒は小粒でもピリリと辛い」弱小ながら野党としての強
烈なパンチの効いた一発で気を吐き、その存在感を示せたも
のと思うのだ。
今回の閣議決定前の、5月15日の安倍首相の『集団的自衛権
についての記者会見』から、安倍首相の閣議決定を成就するま
での持論を再録してみると『①前回の衆院選、参院選で「国民の
生命、財産、領土・領海は断固として守り抜いていく」と申し
上げた。この検討は、国民との約束を実行に移していくものだ。
②抽象論や観念論ではなくて個別具体的な事例に即して議論を
し、国民の理解を得たい。③これまで、ともすれば想定した
こと以外の事態は起こらないとの議論が行われてきた。そんな
ことは起こらないということで目を背けてきたと言ってもいい。
内閣総理大臣である私はいかなる事態にあっても国民の命を守る
責任があり、想定外は許されない。
現実に起こりえるあらゆる事態に対して切れ目ない対応を可能
とするため、万全の備えをしていく。』
(2014年5月16日(金)付毎日新聞記事より抜粋)
こうして、憲法9条の従来よりの憲法解釈を一足飛びに跳躍し
た閣議決定がなされたことは、既知の通り。
しかし、ここ数日の国会論戦では、首相は「自衛隊員の命」への
質問をたびたびかわし、とうとう触れず仕舞いに逃げ切った。
戦後60年数年、自衛隊の発足以来、演習等での殉職はあっても、
現実の戦闘行為での戦死者は一人たりとも生んでは来なかった。
だが、今後は「我が国固有の主権行使のために」戦闘による死者
が一人や二人の単位ではなく、部隊レベルでの「全滅」という
夥しい戦死者を生む可能性をも、もたらしたわけだ。
自らが「抽象論や観念論ではなくて個別具体的な事例に即して」
と言って置きながら、自衛隊員の「命」について一言も触れないで
おいての閣議決定は如何ともし難い齟齬だ。
あるいは姑息で卑怯な弁法とも言えよう。
内閣支持率やら国政選挙への悪影響を考慮しての忖度なのだろ
うが、災害救援や国際協力への貢献という純粋な思いで入隊し
た若い隊員たちが、やがて、意図に反し尊いいのちを散らす
事態というのは、いかにもやり切れない。
言葉遊びのような「集団的自衛権」が本当に発動される事態
は、今後はかなりの確率で実際に起こりうる。
自衛隊員の命への処遇など具体的生々しい事案への検討が合わせて
語られ、国民的コンセンサスや国民の覚悟が醸成されなければ
集団的自衛権もまた、泥縄の観念論でしかないと思う。
親の反対もあり、今後は中途除隊も増えるだろうから、やがて
は、徴兵制の足音さえ聞こえてきそうな雲行だ。
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米軍だって、州兵というのは正規軍の補助的な役割で、通常な
ら正規軍の派遣で穴の空いた本土地区の管理(災害救助等)であ
ったから、大学へ入るための奨学金を得る目的などで気軽に
州兵に応募する若者が多かった。
だが、現実にはその州兵がアフガン派遣で多くの戦死者を生む
ことになった。それが現実。
若い自衛隊員が、災害救助や国際援助の当初の目標の夢破れて
亡くなる事態が、本当になりつつある・・・・。
●ノブレス・オブリージュ (創価大学 池田大作 ネットのページから)
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お方に、こういう精神があるのかどうか。会ったこともないから
なんとも言えないが。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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