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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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数日前に、水戸市内で大きな交通事故が起きていますが、この交通事故
に限らず、痛ましい事故の連鎖は収まることを知りません。

●車4台が絡む玉突き事故、3人死亡 茨城
(日本テレビ系(NNN)8月7日(日)8時27分配信)



交通事故発生件数そのものは減少傾向にあるのですが、中でも際立って
いるのが、高齢者が絡む交通事故。事件記事ではそれこそ毎日高齢者
が報道されています。

高齢者の歩行者、自転車には、特に気を付けたいものです。


業務がらみで、交通事故の新聞記事を整理しているのですが、
毎日、毎日、判で押したように<高齢者>が出てきますと、気も
重くなってきます。

事故概要を短く伝える、いわゆる3面記事の向こうにどんな人生が
あり、被害者はもちろんですが、加害者の今後の人生にもふと、考え
させられるのです。


73歳の男性がはねられ重傷。加害者は「農業」の男性で、軽トラック
を運転していての事故。それにしても、目を凝らして見るとこの男性、
年齢が96歳という。

なにが悔しくてこんなお年まで「農業」をしているのか?
<庭いじり>ならまだしも、「農業」という職業の現役???
人は個体差もありますから、他人がどうこう言う資格はないのですが、
日本人の一般的イメージでは、シュワちゃん然としたご老人とは
到底思えないのですが・・・・。

そんなで、結局は人を傷つける結果に。



またある記事では、身体のご不自由なご主人を車イスに乗せて散歩
していた80歳の奥さん。コンビニ前に通りかかったところで、コンビ
ニから出て来た車にはねられ、お気の毒に死亡。

身体のご不自由なご主人(81歳)が、ひとり残されてしまいました。


デイサービスから長女(63歳)に送られて帰ったおばあさん(89歳)
が庭先で、車にはねられ脳挫傷で死亡。
嫁に行き別居していた娘さんにデイサービスの送迎をされて、今度は、
娘が薬を取りに出て、薬局から再度自宅に戻って来たこの娘さんの
乗用車にはねられたのでした。

おばあさん宅(娘さんの実家)に道路から進入する際、庭にいた母親
に気付くのが遅れたのが原因らしい。

何とも痛ましい事故です。
孝行娘さんは、どんなお気持ちで葬式をされたのでしょうか。

デイサービスから帰って、サッサと家に入ればこんなことにはならな
かったのですが、田舎の屋敷周りは広いから、それから年寄りは
細々した雑草の類が気になるもので、それでなくとも小さい身体が
屈んでいたもので余計に小さく目につかなかったのでしょうね。


ひとごとながら、悲しい事実を突きつけられます。


車を運転するに当たっては、注意の上にも注意をしたいものです。





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今日は久々に、行政書士会の研修会に出て来た。


受付で「あらま?珍しい・・・・」なんて言われたりして。
ついこの間までなんて、研修の皆勤賞ものだったんですが、トホホ。



今日の研修は『成年後見』について。来年2月まであと4回の講座が
続く。

きめ細かい研修で、なかなか刺激的な勉強の機会にはなった。


日本行政書士会連合会作成の、オリジナルテキストを使用しての研修
となったが、中で気になったのが【障がい】の言葉。

普通、社会福祉・介護の用語としては、当たり前に【障害】と使われ
どの本でだってそう出て来る。

知的障害、精神障害のように。

ところが、今日のテキストではこれが「知的障がい」「精神障がい」
と書いてあり、読み難いってない。


書き手が横着してこう書いているのか?
だとしたら、なんと杜撰な書き方ではないか。

で、最後に質問をしてみた。
<なにか、意図はあるのか>と。



そうしたら、へえー、ちゃんと意図があったみたい。

広辞苑を引くと【障害】:「①さわり。さまたげ。じゃま。」とある。
そうすると、【障害者】とは、妨げになる人。「じゃま者」っすか?


テキストを編むにあたって、障害者ご本人たち、及びご家族の方々の
声を真摯に受け止め、【障害】でなく【障がい】【障害者】でなく
【障がい者】としたのだと・・・・。

ご本人たち、ご家族たち、何が頭に来るって「障害者」と呼ばれ
<害ある人>「じゃま者」と社会から弾かれている響きに切実に
アッタマに来るそうだ。


確かにね。


こんなお声に反応した結果、「障害」でなく「障がい」という書き方
になったのだと。

イイじゃないの、日本行政書士会連合会のスタンス!!


こんなディテールにもこだわり、無神経さを改善して行くことから
本当のバリアフリー、ノーマライゼーションが定着するのでしょう。

そんな真っ当な社会への「萌芽」が、行政書士会の中から生まれたこ
とが嬉しくもあり、誇りでもありますね。



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 先日「交通事故調査結果報告書」をまとめたのですが、
 後で見返したら、<傷害による損害>を<障害による損害>と
 書いてしまった箇所が何ヶ所も。

 バカれすね、社会福祉・高齢者介護がらみの事案に首を突っ込む
 あまり、お目々が「ショウガイ」とは「障害」と書くものと慣れっこ
 になっとりました。
 職務上、刑法的な視点が薄いと言えばそれまでなのですが、
 <アタシとしたことが・・・>

 
 急遽、改訂版として書き直して【傷害】に訂正。

 言葉にもっともっとこだわり、吟味が必要なのを反省した次第。

水曜日の朝だったか、いよいよ始まる新学期へ向けて、娘を最寄駅ま
で送りました。

朝の9時前の特急に乗り、仙台まで行ったあとは長距離バスに乗り
継いで、現地に着くのは18時前の頃と娘。



その夕刻、コチラが知らないうちに、母娘での連絡の取り合いがあった
らしくて、家人の話では、娘の後輩が交通事故に遭ったのか、その夕
現在、病院で意識不明とのことでした。



娘が現地についてほどなく、バイト先の地元テレビ局から電話があった
という。
その晩は、娘の後輩の出勤日だったらしいのですが、来るハズの時間
にも現れない・・・・・。
で、娘に「・・・何か知ってる?」という問い合わせがあったような
のでした。

娘は、一日がかりで、茨城から現地に向かう移動中でしたから、当然に
<何も・・・・・・。>


やがて、その娘さんの母親から連絡があって、事態が判明することに。



その後輩は、やはり、バイト先のテレビ局には向かっていた。

そして、何某トンネルとかいう地元の有名トンネルの中で、自転車が
地面に倒れていて、彼女は救急車で病院に救急搬送されたことが判明
したのです。


何があった!?????


ひき逃げ・・・・・・か????

せっかく夢あって、大学院にまで入学しながら、交通事故?


しかも、<意識不明>という・・・・・・。



ワタクシも人の親、名も知らず、ましてや顔も見たこともない女子
学生ですが、いやはや心配で心配で。



話は変ります。
大分昔のことですが、着任した店舗で1ヶ月も経たない頃でした。


ある夜、品だしのアルバイトをして貰っていた学生さんが、帰りがけ
交通事故に巻き込まれた、ことがありました。


「気をつけて帰れよーーー。」
必ず帰り際、どこの職場にいる時でもこう言って見送るのですが、
半ば習慣化した型通りの「言葉」になっていたかも知れません。


この時の学生さんは、異動して間もない頃でしたから、全然顔を思い
出せなかったのです。
大変申し訳なかったのですが。



通夜の席に出た時には、暑くなる前の季節だったか、かけ蒲団が掛け
られていなくて、蒲団に寝かされていたのは、エジプトのミイラのように、
頭のテッペンから足の先まで、包帯でグルグル巻きにされた小さ
な遺体でした。


本当に申し訳なかったのですが、顔を思い出してやることも出来なくて。



そしてその翌日の葬儀。

その学生さんの自宅前の、向いの家の軒下に若い女性と父親らしい
中年の方が、頭を垂れて無言で立ち尽くしておりました。


<針のムシロ>という言葉がありますが、葬儀に参列する人々の群れ
の中で、この父娘の二人だけが、身動きひとつ出来ず地獄のような
時間だけが流れていました・・・・。


死亡事故の詳細は一切解かりませんでしたが、多分に学生さんの家路
を急ぐあまり、自転車の無茶な走りが原因ではなかったか?と思うの
ですが、それにしても、人ひとりを自分がひき殺してしまった、その
不運を背負った生身の人を見た初めての体験でした。

しかも、自宅葬儀を道一つ隔てて見届け、詫び続ける映画のような
光景として。



交通事故は、被害者になっても加害者になっても悲劇です。

時速50kmで走る車は、15mの距離をたった1秒で走り抜け
普通だったら、何事もなくそのまま走りつづけます。

運命なのか、偶然のイタズラなのか、普通だとAとBとは接触もなく
過ぎるばかりなのですが、コンマ何分の一秒の差で、「軌跡」が交わ
って<衝突>が発生してしまいます。


当方の元同僚も、こうして天に召されて行きました。
当人の葬儀の日、3歳ほどの娘さんは父親の死を知らず、何やら
集まった大勢の人々の姿に、嬉しくて嬉しくてスキップを踏んでおり
ました。
この光景は何よりも、その子の不憫さを雄弁に語る光景でした。

もうこの子も、父親のないまま今ではハタチほどにもなったでしょうか。



今日、依頼者に「交通事故調査報告書」を手渡し、内容のレクチャー
をしましたが、細部に渡り現地調査を重ね、それなりに気を入れて
まとめたつもりです。
加害者であれ被害者であれ、いがみ合うばかりでは建設的ではあり
ません。
どちらにも、相手方を思いやりながらどうか解決の糸口を見つけて
くれることをと、祈らずにはいられません。




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昨夜読んだ本、■弁護士高山俊吉『道交法の謎 (7500万ドライ
バーの心得帳)』講談社+α新書がおもしろかった。

当方、交通事故自賠責請求も業務の守備範囲にしているため、通称
赤い本と呼ばれる「民事交通事故訴訟・損害賠償額算定基準」は、毎
年度欠かさず入手していますし、自賠責法関連の本などは勿論、『自動
車事故鑑定工学』とか『交通事故「過失割合」の研究』など、かなり
込み入ったところまで調べられるだけの本は、持っているつもりです。

ただ、道路交通法がらみの入門的本は、以外と少なく、ホントの一般的
読者向けの<スピード違反はどうの>とか<駐車違反はどうの>を
面白おかしく解説する類の本ばかりで、道交法を法としてマジメに扱う
書籍は余り見かけませんね。


で、頭初の本、新書版であり、また一般読者向けを念頭にやっぱり
面白おかしい切り口で料理しようとしたフシはあるんですね。

ただ、この弁護士先生大変生真面目なご性格のようで、速度取締り
などなど、充分面白おかしくまとめられる題材がほとんどなのに、
ケーサツにエラく<突っかかる>書きぶりがほとんどで、部外者の
当方などの方が、ヒヤヒヤしてしまう様なあん梅でしたね。

そのスタンスが、ちとワンパターン過ぎて、睨まれたって知んないよ、
と読む方は冷静になってしまうというのか、ま、鼻白むような書きぶり
で、引いてしまう部分が多かったです。


とは言いながら、「第5章 誰も知らない事故への対応法」「第6章
なぜ事故に遭わないと思えるのか」「第7章 歩行者・自転車と道交
法の関係」この3章分は大変役に立ちましね。
実況見分を作る過程やら供述調書まで行き着くプロセスのストーリー
だとか、場面を見ているように生き生き描かれ、参考になりました。
各章末の<質問と回答>という短い解説も有用ですね。


交通事故自賠責請求を業務にされている行政書士の皆さんには、この
3章分あるだけで、これは「買い」とご紹介して置きましょう。



そうそう、今日のタイトルの前科の件・・・・。

この本によると、『「赤キップ」を切られた人は、当局の記録上では「前科」として
カウントされているのです。「前科3犯」というと、
凶悪な人物を想像しますが、全部スピード違反だったりする
ことがあり得るわけです。』(高山俊吉前掲書)



当方もリーマン時代、新潟に単身赴任していて月一笠間に帰って来て
いました。ある時、7時間もかけ新潟県村上市から戻り、折り口の
水戸インター手前50m付近で停止をかけられました。
2日ほど自宅にいて、帰りは、今度は朝5時前の頃、新潟県豊栄市
付近で無人カメラにパチリ!この時は往復で捕まったわけですね。

後日、村上市の公民館で、裁判官出張の上、罪状認否だったのでしょう
か?「認めますか?」「ハイ・・・・。」とか何とか、3部屋ぐらいで
トコロテン式に多数の違反者が処理され、メデタク罰金の刑。


いや、軽く考えておりましたが、あれ罰金の刑だったんですね。

よって、こちら凶状持ち。オタオタ・・・、「前科者」だったこと、
この本で初めて知ったような次第です。とほほ。



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☆★☆そのほか読んだ本
■山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』幻冬舎新書
■宮本延春『オール1の落ちこぼれ、教師になる』角川書店

今日の散歩は、<負荷を懸ける>を学んだ直後でしたから、急ぎ足で。
汗ボタボタかきまして、記録は32分。コレを短縮する戦いを始めます。

オール1の中学時代、中卒で大工見習い、両親の死で天蓋孤独に。
当時、漢字が書けるのは自分の名前だけ、九九は2の段まで、
英語はたったひとつBookだけしか判らなかったそうで・・・。
やがて、定時制高校に通い血の滲む努力を重ね、見事名古屋大学理学部。
大学院を含め9年間の学生生活。そして母校の数学教師に。
いやはや、波乱万丈の感動ドラマの自叙伝。
涙ポロポロでしたけれど、読後の清涼感は格別、オススメです。

あるメーリングリストに、岩手の行政書士さんからメールが返送され
ておりましたが、やはり、昨日の地震、もの凄い揺れだったようです。

女性の書士さんですが、娘さんと抱き合って揺れが収まるのを待った
と、その恐怖を語っておりました。



さて、ウチの秋田の娘、昨日は臨時バイトをしたと書きましたが、
こちらも、当方が睨んだとおり、全国植樹祭関係者の弁当づくりだった
ようです。

その数、実に7000食、とか。

衛生管理上から、帽子、マスク、衛生手袋、ユニフォームの完全装備。
勤務の7時間立ち詰め。音楽が懸かっているなど無し。私語禁止。

「わたし、あんなとこ、耐えられない・・・」が印象だったらしい
ですが、事故があったら一大事。
そんなの、当ったり前です!!

出来たら、こんな食品工場への潜入、ワタシが変ってやりたい位で
したよ・・・・。



昔、近くのコンビニ弁当製造工場で募集があったもので、ワタシ、
応募したことがありました。
いわゆる、食品工場の現場を直に経験したかったもので・・・。


そうしましたら、受付の女の子、何やら話し方の違う「変なオジサン」
から応募があったということで、製造部長へ緊急連絡をしたみたい
なのね。

ワタシが行きましたら、製造部長が出てきて、鄭重にお断りされた
ことがありました。

コンビニ用惣菜やらお弁当がどう作られているのか、つぶさに実習し
ようと思ったのでしたが、残念!!デシタ。
そんなこともありましたね。


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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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