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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日は久々に、行政書士会の研修会に出て来た。


受付で「あらま?珍しい・・・・」なんて言われたりして。
ついこの間までなんて、研修の皆勤賞ものだったんですが、トホホ。



今日の研修は『成年後見』について。来年2月まであと4回の講座が
続く。

きめ細かい研修で、なかなか刺激的な勉強の機会にはなった。


日本行政書士会連合会作成の、オリジナルテキストを使用しての研修
となったが、中で気になったのが【障がい】の言葉。

普通、社会福祉・介護の用語としては、当たり前に【障害】と使われ
どの本でだってそう出て来る。

知的障害、精神障害のように。

ところが、今日のテキストではこれが「知的障がい」「精神障がい」
と書いてあり、読み難いってない。


書き手が横着してこう書いているのか?
だとしたら、なんと杜撰な書き方ではないか。

で、最後に質問をしてみた。
<なにか、意図はあるのか>と。



そうしたら、へえー、ちゃんと意図があったみたい。

広辞苑を引くと【障害】:「①さわり。さまたげ。じゃま。」とある。
そうすると、【障害者】とは、妨げになる人。「じゃま者」っすか?


テキストを編むにあたって、障害者ご本人たち、及びご家族の方々の
声を真摯に受け止め、【障害】でなく【障がい】【障害者】でなく
【障がい者】としたのだと・・・・。

ご本人たち、ご家族たち、何が頭に来るって「障害者」と呼ばれ
<害ある人>「じゃま者」と社会から弾かれている響きに切実に
アッタマに来るそうだ。


確かにね。


こんなお声に反応した結果、「障害」でなく「障がい」という書き方
になったのだと。

イイじゃないの、日本行政書士会連合会のスタンス!!


こんなディテールにもこだわり、無神経さを改善して行くことから
本当のバリアフリー、ノーマライゼーションが定着するのでしょう。

そんな真っ当な社会への「萌芽」が、行政書士会の中から生まれたこ
とが嬉しくもあり、誇りでもありますね。



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 先日「交通事故調査結果報告書」をまとめたのですが、
 後で見返したら、<傷害による損害>を<障害による損害>と
 書いてしまった箇所が何ヶ所も。

 バカれすね、社会福祉・高齢者介護がらみの事案に首を突っ込む
 あまり、お目々が「ショウガイ」とは「障害」と書くものと慣れっこ
 になっとりました。
 職務上、刑法的な視点が薄いと言えばそれまでなのですが、
 <アタシとしたことが・・・>

 
 急遽、改訂版として書き直して【傷害】に訂正。

 言葉にもっともっとこだわり、吟味が必要なのを反省した次第。
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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