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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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突然ですが、NHKの朝ドラ 観てますか?


秋から始まった『まんぷく』が、今日は第36話目でした。



観ていないという方の為に、以下、今日のお話を書いてみまし
ょうか?

今週は、兵隊にも行けなかった萬平さんが、終戦直後すぐ始めた
「塩」の製造設備づくりの1週間なのでしたが、今日の土曜日は
その最終日。



ついに塩を大量生産するための設備が完成し、雇い入れた14人
の若者たちと『りんごの唄』など歌いながら、汗水垂らして奮闘
してみれば、出来た塩は思ったより、まるでわずかな量でした。

労働量に比べ出来上がった"果実"の少なさに、商売として成り立つ
のか? 居合わせたみんなが固唾を飲みました。


その時、主人公の福子が言いました。やりたくない人は去って貰っ
て構わない・・・・。

しかし、14人の若者の誰もが「去る」とは言わず、出来上がった
初生産の塩を、塩不足で味がイマイチだったラーメン屋・清香軒に
持ち込むことになりました。

店主夫婦の喜びようといったらなかった!!


ドラマはフィクションだし、当然に挿話の後付だから何とでも言える
とは分かっていても・・・。

萬平・福子夫婦、若者たちは、およばれすることになり、以前に食べた
時とは大違いの塩加減バッチリのラーメンをすすりながら、『人の役に
立つ仕事をする喜び』を噛み締めた回となりました。

メデタシ、メデタシ。


朝ドラなのに、今日はぐぐぐぐっと涙が込み上げた回となりました。



今更ですが、このドラマはインスタントラーメンを発明し、チキンラー
メンからカップヌードルまで進化させ、世界に冠たる「ラーメン王」
になった安藤百福をモデルにしたドラマですよね。


自叙伝はじめいろいろ安藤さんの本はでていますが、ネットにご紹介す
るのに、日清食品グループのHPから『安藤百福クロニクル』を引いて
みますので、ご覧になってみて下さい。

●安藤百福クロニクル (日清食品グループのHPから)

(当方は知らなかったのですが、「クロニクル」という言葉を調べてみ
ると、「記録」とか「年代史」という意味だそう。安藤さんの人生履歴
が短くまとめられていて参考にになります。)



さて、「朝ドラにフツー泣いたりする・・・????」なんて声が聴こえて
来そうですが、安藤百福さんのドラマだから、かな?

インスタントラーメンやらカップヌードルという「食品」だからかな?


当方は学校を卒業してからの職業人生では、その大半を食品流通の世界
に身を置いて来ました。

人間はどんな人間であろうと、食品を摂取して生きています。
どんなにカッコ付けても、モノを喰って生命を維持してるんですね。


そんなことで、「食の世界」で鉄人を目指した料理研究家などではなく、
フツーの食品を当たり前に消費し、明日の元気を得る・・・そんな生き方
の方が好きだ。
そんなこともあって、安藤さんのドラマに余計に思い入れが入るのかも知
れない。




さてさて、JR常磐線に乗り、藤代駅そばを走る頃の車窓から(上り列車なら
進行方向右側に)日清食品・関東工場が見えます。

建物はそれほど高くないから見落としそうになりますが、大きなカップヌー
ドルが宙に浮き、その大きな容器から白い湯気が立ち上るのを見れば日清
の工場だとすぐに判ります。

その茶目っ気が昔から好きでしたけれど、工場のボイラーの湯気を排出す
る煙突なのですね。


●『カップヌードル煙突』蒸気の下は・・・関東工場の遊び心、日清に聞く
(2017年06月20日 withnews編集部)



実は当方、6,7年前だったかこの関東工場を見学させて貰う機会があって、
カップヌードルの製造工程をつぶさに見させていただいたことがありました。


食品工場の内部はあちこち見学の機会があったもので、ひととおり見ては、
特段の感慨があったわけでもなかったのでしたが、一番印象に残っている
のは、包装・パッキングを終えて出荷ブースまで行くと、配送直前に製造
を終えた製品がうず高く積まれプールされている場所があったこと。

見学コースの案内者によれば、数量は忘れてしまいましたがカップヌードル
の箱が備蓄され、カップ換算・数十万個レベルで貯蔵され、翌日以降新規製
造品と取り換えられながら、常に同数在庫されているとの話だった。


首都直下型地震等の大災害発災時の食糧として、政府委託により備蓄されて
いるということだった。

避難所でカップヌードル攻めは、なるべくは望むところではないが、まさか
の時の「数日」を生き抜くための備えとして、カップヌードルの大き役目に
感動を憶えたものだった。



今日の朝ドラの一コマでの『人の役に立つ仕事をする喜び』というセリフ、
もう6,7年前に日清食品・関東工場の現場で、確かに見た景色だったのだ。




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よろしくお願い致します。

最近、何で見たのか忘れたが、こんなエピソードを知ったことがあった。

今年は大きな災害が多発した年だったが、ある避難所でのこと。

非常に利己的なおじさんの避難者がいたそうで・・・。


収容されている避難者は、不自由な毎日の中、菓子パンやおにぎりやら
カップ麺など、皆同じものを分け合い平等に毎日をやり過ごしていたと。

ところが、あるおじさん。

自宅から携帯ガスコンロを持ち込み、わずかばかりの配給される食品など
には目もくれず、避難所の隅っこで背中で隠すようにして、どうしてか、
My潤沢な食糧を1人喰いしていたのだそうだ。


しかしねェーーー。
何かしら隠れ喰いするものの、「イイ匂い」ばかりは隠せない!!


ついに、避難者大勢の総スカンを喰らい、全員の総意でもって
避難所から出て行かされたのだという。


緊急時には、何よりも平等、公平が原則。


今日、安藤百福さんのクロニクルで、連合赤軍・あさま山荘事件
の時に殉職者2名も出した過酷な極寒の現場で、機動隊員がカップ
ヌードルを立食していたのを初めて知った。

警察庁の現場責任者佐々敦行氏が書いたものを読んだことがあった
が、おにぎりさえ完全凍結してしまう現場で、カップヌードルがど
れほど機動隊員を慰め、その体を温めたことか。


(本日のブログは、特定の会社からの供与を受ける目的などがないこと
をお断りしておきます。)
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行政書士
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ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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