この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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12日の昨日は、「宮城県復興ボランティアバス」に参加して
宮城県石巻市、同東松島市まで行って来た。
日帰りでの企画だったから、なかなかに忙しく、朝は午前4時
45分集合。
バス1台満席の参加者だったのだが、さすがにこういう企画へ
の参加者だから意識も高いのか、遅刻者などゼロだ。
こちらも朝3時半ごろに起きて支度し、それでも時間厳守という
4時45分ギリギリの集合になったのだが、バスを遠目に見ても
バスの周りには運転手さんと添乗員さんだけで、参加者はもうバ
スに全員着席済みだった。
同じ頃受付したご夫婦が最後で、うむむ、コチラもケツから2番
目。
当方らの係る会議などでは、必ず遅刻して来る御仁がいてイライ
ラさせられるのが毎回なのだが、ボラバスの場合、その<遅いヤ
ツ>になってしまった・・・・・。
さてそんなことで、朝5時出発予定のバスは、4時58分に発車。
凄いよね。予定より遅れて発車じゃなくて、早く発車だもの。
「時間厳守」は、<予定通りに>だと思うのだが、早くなる!?
一事が万事一貫していて、道中高速道のパーキングでのトイレ休憩
などでも、添乗員が「10分休憩します」とか「15分停まります」
とかアナウンスするのだが、守られたことはなく、15分の場合実際
は10分に。なしてこうも皆んな真面目なんだっ!?
当方が関係する会議などの場合は「10分休憩」がヘマすると、
20分休憩になっていたりすることがあるのだが、ボラバス参加者
の意識の高さにはビックリだ。
15分休憩と思って時計を見乍らズルズルしていたら、完全に遅刻
常習の<お荷物さん>だもんな・・・・。
行程4時間の高速道の後、バスは石巻女川ICで高速道を降り、一般道
を通り、ドライブイン「上品(じょうぼん)の郷」で目的地直前の休憩。
この日のボランティア活動のメインは、被災地での草刈り、雑草取りだ
ったのだが、その場所が、あの大川小学校だった。
北上川を遡上した津波により、全校児童108人のうち74人が死亡、
教職員11人のうち10人が亡くなった津波の悲劇の現場だった。
「上品の郷」で、添乗員より細かい注意事項があり、気持ちが引き締ま
った。当初の天気予報では曇りであったが、石巻は夏を思わせるような
晴れ間が広がり、木々の緑が眩しかった。
現地は何もない場所だから、熱中症予防のためペットボトルの買い増しの
注意。
それからトイレもドライブインで済ませるようにと。かつて<催した男性>
が、学校裏の山際で排尿に及び、犠牲者の遺族など地元の人たちの顰蹙を買
ったと。
墓石が建っているのだが、撮影は不可とも。また、時折バスを見かけると
近づいて話し掛けて来るお年寄りがいたりするので、その時は「手を休めて、
話を聞くように・・・・」との注意もあった。
現地に行ってまず気づいたのは、北上川の大河ぶりだ。
海から4キロ上流の地点というが、この川の水が<引いた>というのだから、
その反動の津波の大きさが想像出来た。
大川小学校は、息を呑むような廃墟となって静まり返っていた。
津波が学校を襲い、すぐ後ろの山に跳ね返って瀟洒な学校の建物を飲み込み、
建物に遮られて逆流し渦を巻いたという。
高さ10mの大津波が襲い、校舎の2階を超えた規模のため校庭で避難待機
中の児童たちは津波に飲み込まれ、そして、津波の渦に翻弄され、亡くなった
もの達は校舎に遮られ、中庭に折り重なった遺体となって発見されたという。
かがんで雑草を抜きながら、その時を想った。
立ってではなく、地面の雑草に目を凝らす姿勢での現場踏査は、やはり考える
ものがあったな。
●大川小学校を襲った津波の悲劇・石巻
(ネット記事:2011 MEMORY EVER-DAISINSAI より)
そのあと、東松島市へ。
JR仙石線・野蒜駅からほどなく、津波に飲み込まれた上り列車の残骸がテ
レビ画面を通して記憶された、あの場所を車窓から確認。
そして、遠く松島の島々が望める野蒜海岸に、新たに津波対策として構築
中の高さ7mの防潮堤に上がってみた。
浜風は強かったが、空はあくまでも青く、海も青く広々と平和そのものだっ
た。
3・11のあの未曾有の大災害が、まるで本当だったのか?そう思ってしまう
ようなのどかな風景だったが、野蒜海岸にはクレーン車が林立しダンプが整然
と並んで停まっていた。
日本にとって宿命のような自然災害を、常々忘れてはならない、そう思い返した
昨日だった。
●東松島市を襲った大津波の証言
(ネット記事:2011 MEMORY EVER-DAISINSAI より)
●人気ブログランキング へ
よろしくお願い致します。
ちょうど出掛けの前日、6月11日(土)に見た記事。
●<旅行業法>ボランティアバスは違反 観光庁が是正通知
(毎日新聞 6月11日(土)15時0分配信)
茨城県内の小さなバス会社、石塚観光が頑張っている。
災害ボランティアバスを運行して、被災地輸送になんと24000人という実績。
常総市の水害被災の際にもボラバスを出していたとは知らなかった。
●石塚観光 HP (災害ボランティアバスのページから)
昨年9月の関東・東北豪雨の際、常総市等の被災地支援に当っては、茨城県
行政書士会も県西支部の会員を中心に、対面形式での無料相談会を実施した。
また、被災地の県西地区以外でも県内全支部が一丸となって、無料電話相談
会を合わせて実施してきたところだ。
今後ともいつ何時地震等自然災害の発災があるとも限らない中、会ではさら
なる相互の相談技術スキルアップのため、今年災害支援相談のための研修会
が始まる。その1回目は来月7月から・・・。
これだって、普段の備えが肝心だからな、行政書士もチャレンジし続けてい
ます。
宮城県石巻市、同東松島市まで行って来た。
日帰りでの企画だったから、なかなかに忙しく、朝は午前4時
45分集合。
バス1台満席の参加者だったのだが、さすがにこういう企画へ
の参加者だから意識も高いのか、遅刻者などゼロだ。
こちらも朝3時半ごろに起きて支度し、それでも時間厳守という
4時45分ギリギリの集合になったのだが、バスを遠目に見ても
バスの周りには運転手さんと添乗員さんだけで、参加者はもうバ
スに全員着席済みだった。
同じ頃受付したご夫婦が最後で、うむむ、コチラもケツから2番
目。
当方らの係る会議などでは、必ず遅刻して来る御仁がいてイライ
ラさせられるのが毎回なのだが、ボラバスの場合、その<遅いヤ
ツ>になってしまった・・・・・。
さてそんなことで、朝5時出発予定のバスは、4時58分に発車。
凄いよね。予定より遅れて発車じゃなくて、早く発車だもの。
「時間厳守」は、<予定通りに>だと思うのだが、早くなる!?
一事が万事一貫していて、道中高速道のパーキングでのトイレ休憩
などでも、添乗員が「10分休憩します」とか「15分停まります」
とかアナウンスするのだが、守られたことはなく、15分の場合実際
は10分に。なしてこうも皆んな真面目なんだっ!?
当方が関係する会議などの場合は「10分休憩」がヘマすると、
20分休憩になっていたりすることがあるのだが、ボラバス参加者
の意識の高さにはビックリだ。
15分休憩と思って時計を見乍らズルズルしていたら、完全に遅刻
常習の<お荷物さん>だもんな・・・・。
行程4時間の高速道の後、バスは石巻女川ICで高速道を降り、一般道
を通り、ドライブイン「上品(じょうぼん)の郷」で目的地直前の休憩。
この日のボランティア活動のメインは、被災地での草刈り、雑草取りだ
ったのだが、その場所が、あの大川小学校だった。
北上川を遡上した津波により、全校児童108人のうち74人が死亡、
教職員11人のうち10人が亡くなった津波の悲劇の現場だった。
「上品の郷」で、添乗員より細かい注意事項があり、気持ちが引き締ま
った。当初の天気予報では曇りであったが、石巻は夏を思わせるような
晴れ間が広がり、木々の緑が眩しかった。
現地は何もない場所だから、熱中症予防のためペットボトルの買い増しの
注意。
それからトイレもドライブインで済ませるようにと。かつて<催した男性>
が、学校裏の山際で排尿に及び、犠牲者の遺族など地元の人たちの顰蹙を買
ったと。
墓石が建っているのだが、撮影は不可とも。また、時折バスを見かけると
近づいて話し掛けて来るお年寄りがいたりするので、その時は「手を休めて、
話を聞くように・・・・」との注意もあった。
現地に行ってまず気づいたのは、北上川の大河ぶりだ。
海から4キロ上流の地点というが、この川の水が<引いた>というのだから、
その反動の津波の大きさが想像出来た。
大川小学校は、息を呑むような廃墟となって静まり返っていた。
津波が学校を襲い、すぐ後ろの山に跳ね返って瀟洒な学校の建物を飲み込み、
建物に遮られて逆流し渦を巻いたという。
高さ10mの大津波が襲い、校舎の2階を超えた規模のため校庭で避難待機
中の児童たちは津波に飲み込まれ、そして、津波の渦に翻弄され、亡くなった
もの達は校舎に遮られ、中庭に折り重なった遺体となって発見されたという。
かがんで雑草を抜きながら、その時を想った。
立ってではなく、地面の雑草に目を凝らす姿勢での現場踏査は、やはり考える
ものがあったな。
●大川小学校を襲った津波の悲劇・石巻
(ネット記事:2011 MEMORY EVER-DAISINSAI より)
そのあと、東松島市へ。
JR仙石線・野蒜駅からほどなく、津波に飲み込まれた上り列車の残骸がテ
レビ画面を通して記憶された、あの場所を車窓から確認。
そして、遠く松島の島々が望める野蒜海岸に、新たに津波対策として構築
中の高さ7mの防潮堤に上がってみた。
浜風は強かったが、空はあくまでも青く、海も青く広々と平和そのものだっ
た。
3・11のあの未曾有の大災害が、まるで本当だったのか?そう思ってしまう
ようなのどかな風景だったが、野蒜海岸にはクレーン車が林立しダンプが整然
と並んで停まっていた。
日本にとって宿命のような自然災害を、常々忘れてはならない、そう思い返した
昨日だった。
●東松島市を襲った大津波の証言
(ネット記事:2011 MEMORY EVER-DAISINSAI より)
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ちょうど出掛けの前日、6月11日(土)に見た記事。
●<旅行業法>ボランティアバスは違反 観光庁が是正通知
(毎日新聞 6月11日(土)15時0分配信)
茨城県内の小さなバス会社、石塚観光が頑張っている。
災害ボランティアバスを運行して、被災地輸送になんと24000人という実績。
常総市の水害被災の際にもボラバスを出していたとは知らなかった。
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昨年9月の関東・東北豪雨の際、常総市等の被災地支援に当っては、茨城県
行政書士会も県西支部の会員を中心に、対面形式での無料相談会を実施した。
また、被災地の県西地区以外でも県内全支部が一丸となって、無料電話相談
会を合わせて実施してきたところだ。
今後ともいつ何時地震等自然災害の発災があるとも限らない中、会ではさら
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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