この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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「人を殺したかった・・・。」
●恐ろしいほど酷似・・・名大女子学生と佐世保少女Aの”共通点”
(2015年1月30日(金)9時26分配信 日刊ゲンダイ)
イヤなニュースが続く。
イスラム国による衝撃的な斬首映像は、現在日本のWEB上では
見られなくなっているそうだが、ネットを丹念に繰ると、アラブ
の現在を映す処刑シーンのショッキングな映像に出くわすことも
ある。
当方が出会ったのは、イラク兵によるイスラム国戦闘員処刑のシ
ーンであったが、それを見ると、イスラム国であろうと、イラク
政府軍であろうと、アラブ世界の果てし無い、殺し合いの連鎖の
寂寥であった。
先に処刑されたと思われる男たちの遺体が、10体ほど折り重な
ってボロ雑巾のように横たわる中、二人の男たちが引き出され、
跪づかされる。
映像は周りを取り囲むイラク兵らの、興奮した嬌声で物凄く喧しい!
尋問なのか、蔑みの罵声なのか分からないが。捉えられた男も何や
ら答えているようだが、結論は明白だ。
と、突然銃声が響いて、至近距離からの銃弾が右の男の身体を打ち
抜き、男は声も無く倒れ、そこに新たな銃弾が数発。
その時にも、左に座らせられた男は、視線を正面上に据え何やら
言っている。自分の左横の倒れた男の方など一顧だにしなかった。
こういう時は、映画の場面のように仲間など構っていられないのだ
ろう。
やがて、躊躇の瞬間のヒトカケラもないように、次の銃声!!
この男は、甲高い呻き声を発して斃れたが、次のトドメの数発が身
体に当る時には、もう、単なる物体の反応だった・・・・。
数秒前まで生きていた人間が、単なるモノに変わる「死」の瞬間を
見させられた。
今、戦場カメラマン渡部陽一さんの『戦場取材の掟』がネット上で
話題になっているという。
氏の掟は「ゲリラが蔓延する地域には近づかない」など8か条から
なり、その7.に「捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格」と、
厳しいが的を射た掟だと支持する声が多い。
ま、中には「・・・近づかない」のだから、そもそもが渡部氏は戦
場カメラマンではなくて、『戦場外カメラマンだ』とつっこむ見方
もあるとは言うが。
さて、こういう折も折、NHK-BS1の世界ドキュメント枠で現在
放送されているのが、ナチスによるユダヤ人虐殺を扱う記録映像だ。
昨夜観たのが、1月26日(月)放送の『実録アイヒマン裁判』
当方が小学生時代に、このアイヒマン裁判の新聞記事を見た覚えがある。
防弾ガラスに覆われた被告席に座るアイヒマンの報道写真であり、そう
いう意味で、まだ子供であったからホロコーストのことなどまるで知ら
なかったとは言え、自分にとっても同じリアルタイムを共有した事件で
あったと言える。
「ユダヤ人問題の最終的解決」に深く関与し、数百万のユダヤ人を強制
収容所へ移送するのに指揮的役割を担った(ウイキペディアより)アイ
ヒマン。
死刑に処される直前まで「無罪」を主張したと言うが、彼が公判時に残
したという言葉が有名だ。『一人の死は悲劇だが、集団の死は統計上の
数字に過ぎない』(ウイキペディア)
数百万の人々をガス室送りにする列車運行の責任者だった男は、公判時、
最後まで自分の命を惜しみ、無表情・無機質に抗弁した。
かつて効率的で事務的な「死」の追求に躍起となった人間が、己の「生」
への凄まじい執着・・・・・。
古今東西、人類が生んで来た夥しい数の殺戮の歴史は、今なお止まること
を知らず、今日も悲しく積み重なり続けている。
そして現実に戻れば、日本もその脅威の前に、深刻なリアルに直面させられ
ている。
●中東・イスラーム学の風姿花伝
(池内 恵/東京大学准教授 のブログ)
イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ
(2015/01/20 20:55)
●人気ブログランキング へ
よろしくお願い致します。
上記池内 恵氏の『イスラーム国の衝撃』(文春新書)は、大学教員の
著作ゆえアラブ世界に不案内の読者には、やや難解だ。
同種の本の黒井文太郎著『イスラム国の正体』(ベスト新書)は、元週
刊誌編集者の本だけあって、なかなかに読みやすく、ルポ的手法もあって
理解の助けとなる。
シリア人女性と結婚しているだけあって、現地踏査経験豊富なこと、広い
情報源の人脈など中東世界に明るい著者の裏打ちから、この地域とイスラ
ム国理解のためには、こちらの本から入ることをお勧めしますね。
●恐ろしいほど酷似・・・名大女子学生と佐世保少女Aの”共通点”
(2015年1月30日(金)9時26分配信 日刊ゲンダイ)
イヤなニュースが続く。
イスラム国による衝撃的な斬首映像は、現在日本のWEB上では
見られなくなっているそうだが、ネットを丹念に繰ると、アラブ
の現在を映す処刑シーンのショッキングな映像に出くわすことも
ある。
当方が出会ったのは、イラク兵によるイスラム国戦闘員処刑のシ
ーンであったが、それを見ると、イスラム国であろうと、イラク
政府軍であろうと、アラブ世界の果てし無い、殺し合いの連鎖の
寂寥であった。
先に処刑されたと思われる男たちの遺体が、10体ほど折り重な
ってボロ雑巾のように横たわる中、二人の男たちが引き出され、
跪づかされる。
映像は周りを取り囲むイラク兵らの、興奮した嬌声で物凄く喧しい!
尋問なのか、蔑みの罵声なのか分からないが。捉えられた男も何や
ら答えているようだが、結論は明白だ。
と、突然銃声が響いて、至近距離からの銃弾が右の男の身体を打ち
抜き、男は声も無く倒れ、そこに新たな銃弾が数発。
その時にも、左に座らせられた男は、視線を正面上に据え何やら
言っている。自分の左横の倒れた男の方など一顧だにしなかった。
こういう時は、映画の場面のように仲間など構っていられないのだ
ろう。
やがて、躊躇の瞬間のヒトカケラもないように、次の銃声!!
この男は、甲高い呻き声を発して斃れたが、次のトドメの数発が身
体に当る時には、もう、単なる物体の反応だった・・・・。
数秒前まで生きていた人間が、単なるモノに変わる「死」の瞬間を
見させられた。
今、戦場カメラマン渡部陽一さんの『戦場取材の掟』がネット上で
話題になっているという。
氏の掟は「ゲリラが蔓延する地域には近づかない」など8か条から
なり、その7.に「捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格」と、
厳しいが的を射た掟だと支持する声が多い。
ま、中には「・・・近づかない」のだから、そもそもが渡部氏は戦
場カメラマンではなくて、『戦場外カメラマンだ』とつっこむ見方
もあるとは言うが。
さて、こういう折も折、NHK-BS1の世界ドキュメント枠で現在
放送されているのが、ナチスによるユダヤ人虐殺を扱う記録映像だ。
昨夜観たのが、1月26日(月)放送の『実録アイヒマン裁判』
当方が小学生時代に、このアイヒマン裁判の新聞記事を見た覚えがある。
防弾ガラスに覆われた被告席に座るアイヒマンの報道写真であり、そう
いう意味で、まだ子供であったからホロコーストのことなどまるで知ら
なかったとは言え、自分にとっても同じリアルタイムを共有した事件で
あったと言える。
「ユダヤ人問題の最終的解決」に深く関与し、数百万のユダヤ人を強制
収容所へ移送するのに指揮的役割を担った(ウイキペディアより)アイ
ヒマン。
死刑に処される直前まで「無罪」を主張したと言うが、彼が公判時に残
したという言葉が有名だ。『一人の死は悲劇だが、集団の死は統計上の
数字に過ぎない』(ウイキペディア)
数百万の人々をガス室送りにする列車運行の責任者だった男は、公判時、
最後まで自分の命を惜しみ、無表情・無機質に抗弁した。
かつて効率的で事務的な「死」の追求に躍起となった人間が、己の「生」
への凄まじい執着・・・・・。
古今東西、人類が生んで来た夥しい数の殺戮の歴史は、今なお止まること
を知らず、今日も悲しく積み重なり続けている。
そして現実に戻れば、日本もその脅威の前に、深刻なリアルに直面させられ
ている。
●中東・イスラーム学の風姿花伝
(池内 恵/東京大学准教授 のブログ)
イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ
(2015/01/20 20:55)
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上記池内 恵氏の『イスラーム国の衝撃』(文春新書)は、大学教員の
著作ゆえアラブ世界に不案内の読者には、やや難解だ。
同種の本の黒井文太郎著『イスラム国の正体』(ベスト新書)は、元週
刊誌編集者の本だけあって、なかなかに読みやすく、ルポ的手法もあって
理解の助けとなる。
シリア人女性と結婚しているだけあって、現地踏査経験豊富なこと、広い
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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