この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日の午前は、ネット経由の相談業務でご返事書き。午後にはある
会社をお訪ねし、ある許認可関係の打ち合わせ。
うむ、ネット経由の相談は大概ボランティアになってしまいますから
考えモノですね・・・・。
相談者さんは、疑問点をパソコンに打ち込むと、回答が<自動で>
却ってくると錯覚しているフシがあるものね。
とは言え、無視するワケにもいかないしねェ・・・・。
困ったものだ!?
仕事の話は、この程度にして。
さて、昨日の読売新聞文化欄の記事が面白かった。
記事によると、中央公論新社の中公新書が創刊以来、2000点を
超えたそう。記念の冊子『中公新書の森』を全国の主な書店で無料
で配布したところ、初刷4万部がすぐ掃けてしまったのだとか。
知りませんでした・・・。
田舎におるものでね、この記事がなければ永久に知りませんでした。
この冊子、2000点の全巻リストに加え、作家や研究者のエッセー
や対談、それから識者179人が回答したという「思い出の中公新書」
のアンケートを掲載していると言います。
で、一番得票数の多かったのが、会田雄次『アーロン収容所』だった
という。
うむ、そんなに中公新書を読んでる訳でもない当方ですが、この本
は読んでました。
記事では、「ビルマ(現ミャンマー)
の英軍収容所で送った厳しい強制労働の日々をつづった」
一冊とありましたが、今思い返しても、何故だか、それほど「厳し
い強制労働の日々」の印象を受けなかった記憶があります。
会田雄次氏が、タレント教授のハシリのようにテレビに出まくって
いて、ソフトな印象を受けていたこともありますが、それよりか、
西洋史家としての確かな目で捉えた、稀有の文明論としての完成度が
高い著作であったことも、関係していたのかも知れません。
記事の中でも、高い評価の声が再録されています。「西洋、とくに
イギリスに対する見方を変える役割を果たした」(川北稔氏)
「稀有の戦記であり、文明批判の書でもある」(半藤一利氏)
当方の記憶でも、川の中州に取り残された日本軍、周囲を完全にイギ
リス軍は包囲したのに攻めて来ない。川岸からは丸見えの中洲で、
食糧不足の上に何するにも煮炊きさえ出来ない。イギリス軍は、こちら
の様子を完全包囲した中で、双眼鏡で見ているばかり。
食糧欠乏の中、判ってはいるのだが、中洲を這うカニを生で食べる兵
が続出。そしてアメーバ赤痢でバタバタと命を落として行った日本兵。
会田氏は、イギリス流の残酷さを思い知ったと書いています。
また、捕虜になってからは、イギリス士官の部屋を掃除に行く使役
もあった。イギリス軍には女性士官もおり、彼女達の部屋を掃除に
行く使役は日本兵の人気抜群・応募者多数でエライ騒ぎ。
若いイギリス女性なのに、日本兵(男)が部屋にいても、着替えなど
全然平気。
いやはや何年ぶりか、いや人によっては、生まれて初めて若い女性の
裸が拝めるとあっては、倍率が高くなるのは、私も肯けます・・・。
ウッシィーシー!とばかり、この夢見ごこちなお仕事にありついた
日本兵は、大層目の保養をしたそうな。(この項、確か会田先生は
こんなオゲレツな文章ではなかったデス。あくまでも、クロダの意訳)
である時、そこにイギリス軍の将校がやって来た時があったのだとか。
<そこに>とは、イギリス軍女性将校がまさに今、お着替えをしている
<そこに>なんであります。
日本兵には、胸が見えようが、真っ白いお尻が見えようが平気の平左。
ところが、イギリス軍の男子将校が突然入って来た時には、なんと、
「きゃあーー!!」と声を上げたそう。
うーーむ、日本兵達は考えた・・・・・!?
イギリス軍将校は「男」、ところが日本兵の男は男と認識されていない
のではないか???いや、マチガイなく、日本兵は男とは認識されて
いない。黄色人種は「人間」でなく、「モンキー」という理解なんだと。
それからというもの、日本男児をナメるんじゃネエーー!!
イギリス軍女性将校の部屋掃除の使役希望は途絶えたそう。
あと記憶に残っているのが、日本の教育レベルに関するエピソード。
物資をトラックから下ろす使役でのこと。
例えば、タテに12列、ヨコに5列、高さに5段の段ボールがあった
とします。日本人なら12×5×5の総個数は、300個って暗算する
じゃないですか?
会田さんがコレしたら、ウデに何やら刺青しているイギリス兵の
アンチャンが、会田さんの顔をマジマジと見つめて「オマエ、ダイガク
デテイルノカ???スゴーーーィ!!」と言ったのだとか。
この会田雄次著『アーロン収容所』は、1962年中公新書創刊時の
一冊だったといいます。
今回のアンケートで最も多くの票を集めたのも判ります。
上記の黒田の書いたポイントも、手元に本が無い中で記憶で書きましたが、
インドを長きにわたり植民地化したイギリス気質、西洋人の東洋人
を見る眼差し、西洋社会の階層の乖離度が見て取れて、非常に啓蒙的
啓発の書になっていたのでした。
最後に、この『中公新書の森』増刷され、全国の主な書店で無料配布
というので、近くの書店に頼みましたら、やはり、営業ツールでした
ね。<フェア>をやる書店だけだそうで・・・・。
水戸だと、川又県庁前店のようなところでしょう。
笠間市の三洋堂書店は、当方事務所までFAXをくれまして、
中央公論新社に直接連絡すればいいでしょうと、その電話番号を
教えてくれました。
☆一番安い方法
中央公論新社へ180円分切手と、送り先を書いたメモ同封で
申し込む。(黒田はこの方法で、今日送付済み)
〒104-8320
東京都中央区京橋2-8-7
中央公論新社 営業局販売部 中央公論新書記念冊子送付係宛
(TEL:03-3563-1431)
(上記へ電話し、宅急便送料・着払いで申し込む方法もあり。)
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『アーロン収容所』の内容を書いて見ましたが、手元にない中で
書いておりますから、原本とはまるで文章が違っているはずです。
それと、著者との教養の差が雲泥ですから、お下品さが強調されて
いるのは、このブログの記者の気質によるところが大です。
悪しからずご承知下さい。
でもイイ本ですから、是非原本にあたって下さいませ。
会社をお訪ねし、ある許認可関係の打ち合わせ。
うむ、ネット経由の相談は大概ボランティアになってしまいますから
考えモノですね・・・・。
相談者さんは、疑問点をパソコンに打ち込むと、回答が<自動で>
却ってくると錯覚しているフシがあるものね。
とは言え、無視するワケにもいかないしねェ・・・・。
困ったものだ!?
仕事の話は、この程度にして。
さて、昨日の読売新聞文化欄の記事が面白かった。
記事によると、中央公論新社の中公新書が創刊以来、2000点を
超えたそう。記念の冊子『中公新書の森』を全国の主な書店で無料
で配布したところ、初刷4万部がすぐ掃けてしまったのだとか。
知りませんでした・・・。
田舎におるものでね、この記事がなければ永久に知りませんでした。
この冊子、2000点の全巻リストに加え、作家や研究者のエッセー
や対談、それから識者179人が回答したという「思い出の中公新書」
のアンケートを掲載していると言います。
で、一番得票数の多かったのが、会田雄次『アーロン収容所』だった
という。
うむ、そんなに中公新書を読んでる訳でもない当方ですが、この本
は読んでました。
記事では、「ビルマ(現ミャンマー)
の英軍収容所で送った厳しい強制労働の日々をつづった」
一冊とありましたが、今思い返しても、何故だか、それほど「厳し
い強制労働の日々」の印象を受けなかった記憶があります。
会田雄次氏が、タレント教授のハシリのようにテレビに出まくって
いて、ソフトな印象を受けていたこともありますが、それよりか、
西洋史家としての確かな目で捉えた、稀有の文明論としての完成度が
高い著作であったことも、関係していたのかも知れません。
記事の中でも、高い評価の声が再録されています。「西洋、とくに
イギリスに対する見方を変える役割を果たした」(川北稔氏)
「稀有の戦記であり、文明批判の書でもある」(半藤一利氏)
当方の記憶でも、川の中州に取り残された日本軍、周囲を完全にイギ
リス軍は包囲したのに攻めて来ない。川岸からは丸見えの中洲で、
食糧不足の上に何するにも煮炊きさえ出来ない。イギリス軍は、こちら
の様子を完全包囲した中で、双眼鏡で見ているばかり。
食糧欠乏の中、判ってはいるのだが、中洲を這うカニを生で食べる兵
が続出。そしてアメーバ赤痢でバタバタと命を落として行った日本兵。
会田氏は、イギリス流の残酷さを思い知ったと書いています。
また、捕虜になってからは、イギリス士官の部屋を掃除に行く使役
もあった。イギリス軍には女性士官もおり、彼女達の部屋を掃除に
行く使役は日本兵の人気抜群・応募者多数でエライ騒ぎ。
若いイギリス女性なのに、日本兵(男)が部屋にいても、着替えなど
全然平気。
いやはや何年ぶりか、いや人によっては、生まれて初めて若い女性の
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日本兵は、大層目の保養をしたそうな。(この項、確か会田先生は
こんなオゲレツな文章ではなかったデス。あくまでも、クロダの意訳)
である時、そこにイギリス軍の将校がやって来た時があったのだとか。
<そこに>とは、イギリス軍女性将校がまさに今、お着替えをしている
<そこに>なんであります。
日本兵には、胸が見えようが、真っ白いお尻が見えようが平気の平左。
ところが、イギリス軍の男子将校が突然入って来た時には、なんと、
「きゃあーー!!」と声を上げたそう。
うーーむ、日本兵達は考えた・・・・・!?
イギリス軍将校は「男」、ところが日本兵の男は男と認識されていない
のではないか???いや、マチガイなく、日本兵は男とは認識されて
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イギリス軍女性将校の部屋掃除の使役希望は途絶えたそう。
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アンチャンが、会田さんの顔をマジマジと見つめて「オマエ、ダイガク
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この会田雄次著『アーロン収容所』は、1962年中公新書創刊時の
一冊だったといいます。
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インドを長きにわたり植民地化したイギリス気質、西洋人の東洋人
を見る眼差し、西洋社会の階層の乖離度が見て取れて、非常に啓蒙的
啓発の書になっていたのでした。
最後に、この『中公新書の森』増刷され、全国の主な書店で無料配布
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水戸だと、川又県庁前店のようなところでしょう。
笠間市の三洋堂書店は、当方事務所までFAXをくれまして、
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教えてくれました。
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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