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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●読売新聞編集手帳(2009年5月28日付)

当方の5月13日ブログにて、作曲家三木たかしさんご逝去の記事を
書きましたが、今度は作詞家の泰斗・石本美由起さんがお亡くなりに
なった記事を書くことになってしまいました。


上記読売編集手帳記事が、氏の歩みがそのまま日本戦後史の歩みを
物語り、偉大な業績を残したことを余すところなく伝えています。
本当に残念の一語。


数ある昭和の大衆史を彩る、石本氏の足跡のうちで、
特に自分に取って、印象深い歌について、以下書いて置きましょう。


それは、ま、古い歌なのですが、「柿の木坂の家」なのです。

もちろん、この歌が実際にヒットした頃のことは、この私でも知りま
せん。
つまり、この歌を知ったのは、流行った頃よりかは、ずっと後年の
ことなのであります。


まずは、歌を引いてみましょうか?

♪「柿の木坂の家」青木光一  (YOUTUBEより)



当方が百貨店勤めをしていた頃、同僚・・・、といっても大分先輩に
あたる方がおりました。
会社の宴会の後の、二次会だか三次会の頃、そのO氏はよくこの歌を
選びました。

イイ人でね・・・・・・・。


大昔、中学生の時代には陸上選手で、NHK放送陸上の大会では、
福島県の100mでの中学新記録を作ったほどの人だったといいます。

当方が出会った頃は、売場の中年の課長さんでしたから、
もう昔の陸上選手の面影など全然なくて、ちょうど歌手のフランク永井
そのものという感じでした。

その方が、故郷を思い出しながらか歌う「柿の木坂の家」

なかなかイイ味を出していましてねェー・・・・・・。



次の機会に味をしめて、今度はこちらから早手回しに「柿の木坂の家」
をリクエストしてやると、
「(またかよ) バアーカ!!」とか言いながらも、満更でもない様子
で、熱唱したものです。



やがて、地元百貨店の経営危機で、それぞれその当時の社員達は
グループ内の全国の、量販店の店舗にチリジリになりました・・・。

このO氏も千葉県成田の百貨店にだったか異動。こちらも岐阜市内
の量販店に・・・・・。

ま、その後、月日は流れ流れて・・・・・



今からかれこれ、10年近くになる時だったでしょうか?

寒い頃でした。

1月か2月の深夜だったでしょう。


これを書きながら思い当たりましたが、上の成田時代に接点があった
のです。
やはり、社内の飲み会をした後、二次会もあったのかな?

最後に家も近い成田時代の役員さんと、部長になっていたO氏が、
もう自宅近所で、最後の飲み直しをしたそう。

ま、もうヤメれば良かったのですが、
大してもう飲めなかったでしょうに、飲み直し。



そして、凍て付く自宅近くの路上で眠り込んでしまった。

午前0時どころでなく、2時3時の頃だったんでしょう。


幹線から奥まった道路を、深夜勤務帰りの看護師さんが通りかかり
ました。
イイ人って、長生きしないんですよね。


彼氏のアパートへと急いだ看護師さんの車が、真冬の奥道に横たわる
人間を轢いてしまいました。
丸太か何かに乗り上げたくらいのつもりで、彼女はまったく気づかず
に朝を迎えたのでした。

警察がアパートのドアをノックするまでは!!


水戸の厳寒期の寒さ、空高く満点の星の夜など半端でない寒さです。

ですから、轢かれなくても凍死するような状況ではあったでしょうが、
後では裁判にまでなったようですから、轢死。

血痕が車を伝って、アパートの駐車場まで続いていたのでしょうね?


そのように、O氏は真冬の水戸の夜、不慮の死を遂げました。


私は、後日新潟でだったか、この事実を知ったのでした。
このO氏と「柿の木坂の家」、福島・・・・・・。
何故か今でも、この人のキャラと歌の風景が重なって、しみじみと
してしまうのです。



O氏、そして石本美由起氏のご冥福をお祈り致します。



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 今日、茨城県行政書士会定時総会が終わりました。
 オリのように、イヤな気分を脳天に残しながら。


 人が集えば「政治性」が産まれる?

 スポーツ、特にラグビーでの<ノーサイド>の精神、
 突き詰めたその純度の高い精神、それを今思いますね。


 本来はもっともっと、昇華してゆくと、なにも無い
 ただ、生きるもの同士の共感、だけのハズなのですが。
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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