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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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先日終えた、ある交通事故関連の講座での講師の弁護
士さんも言っていたのだが、
「交通事故の示談は、損保任せではいけない!」


こちら、交通事故業務を齧る身としては、なぜか、合点が
行かないまま帰って来た・・・・・。

そして、昨日のネット記事で、やっと<何のことか>判りま
したヨ。
 
交通事故の示談はなぜ、損保会社任せにしてはいけないか
(PRESIDENT Online  2012年12月27日(木)配信)


典型的な損保会社の悪行がミエミエに、白日の下にさらされ
人ごとながら、メラメラと怒りが込み上げて来る記事だ。

ライターは柳原三佳さん。交通事故損害賠償関連の本を何
冊も出していて、被害者サイドに立ったイイ仕事をしている方
です。
テレビに出る時もあるのですが、テレビは<向き、不向き>
がありますね。文章でのパッションは立派なのですが、テレビ
だと彼女の良さが伝わらず、当方など、陰ながら残念に思う
時があります。


さて、話を戻して、柳原さんの記事によると、被害者は「センター
ラインをオーバーした対向車に正面衝突され、頚椎損傷、脳挫
傷の重傷を負わされ」「一命は取り留めたものの」「話すことも
出来ず」「人工呼吸器をつけて寝たきり」状態。

加害者は、任意保険で対人賠償<無制限>に加入していたに
も係わらず、加害者の保険は「示談交渉付き」ゆえに、実際の
被害者との交渉には、すべて損保会社が対応した。
 

ここからが凄い。
損保会社の悪行の数々は、『それでも人間かっ!?』
と怒鳴りたくなる人非人のような行為。
 
こういうコトしていて、家に帰れば平気でメシ喰って暮らしてる
んだから、これまた凄いよね・・・・・・。
 

過失ゼロなのに、植物人間状態にしておいて、(被害者の)「個室
入院」「人工呼吸器」まで、過剰医療だと。
いわゆる、その分の医療費は<払わない!>と言ったんですね。
(「人工呼吸器」を外せば、即死亡になるはず。「死ねっ!」と暗に
言ってると同じなのだ。)


さらに、交通事故損害賠償では、「事故がなかったら、あと何年
生きられるか」を性別毎の平均寿命も元に算出するのが常識な
のだが、この事例では、(被害者側がそれを知らないことをいい
ことに)<寝たきり者は長く生きられない。余命は4.4年>と
臆面もなく主張したそうだ。
 
無過失の被害者を植物人間状態にしてしまったのに、この言いぐさ。
もう、『人間』では出来ない仕事だ。


やがて、被害者の旦那さんは、裁判所の判断に期待を掛けて、
いわゆる<出るトコへ出た!!>



結果など、詳しくは上記柳原さんの記事を読んでいただきたいが、
「交通事故の示談は、損保会社任せではいけない!」は、当方など
仕事柄常識になっていた。
加害者側になってしまった場合は、「示談交渉付き」に一義的には
お任せしなければならないとしても、被害者側に運悪くなってしまっ
た場合には、「(相手側から来る)損保会社任せには、絶対にしない
つもり」なのだが、世の中の大多数は「(相手側の)損保会社任せ」
になっていることがほとんど、なのでしょうね。


それが理解出来なかったのだが、よくよく考えてみれば、被害者になって
しまった人が「損保会社任せ」にしていなければ、弁護士はもちろん、もっと
市民の近くにいる行政書士だってもっと忙しくなるハズだし、そうなっていない
ことを考えれば、実際はたいてい「損保会社任せ」になってるんだろうね。


「損保会社」と言って、被害者となった場合、自分の加入している損保
会社は係わってくれませんから、(会社同士で<不可侵>になってる。)
損保会社とは、加害者側のそれということを忘れてはなりません。

「その後、お身体のお加減はいかがですか?」
損保会社からそう言われても「なんて親切で、やさしい方なんだろう。」なんて
感激してはいけません・・・・・・・。

ヤセ我慢までして、損保会社のイケメン社員の期待に応えるべく退院を
早めたりしてはいけないのです。


しっかり自分で治ったと思えるまで治療は続けるべきだし、示談にも納得いく
までトコトン粘ること、それから、幸運なんて天から降りてくることなどなくて、
自分で勝ち得るものなのだ。損保会社のプロを相手にするのですから、自分
なりに理論武装することだって絶対に必要なのです。

また、どうしても困った時、相手のイイナリにならず、自分の傍にも弁護士なり
行政書士などのプロの伴走者を付けることも、とても大事なことです。




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 先日庭に作ったエサ場。以外となかなか小鳥が寄って
 来なかったのが、昨日あたりから、ヤマガラがいよいよ
 やって来ました。麻の実を一個啄ばむと離れ、四方を
 キョロキョロ。それからまたエサ場で、また一個。

 この用心深さがないと、野生では生き残れないんでしょうね。

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5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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