この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●「なぜか問題にされない、菅政権の原発事故の初期対応
〔2チャンネルまとめ〕」(YouTubeより)
●「ただちに問題はない枝野官房長官の会見」(YouTubeより)
まぐまぐ経由のメルマガに『1分間書評 一日一冊:人生の知恵』という
のがある。
へェーえ、とか言いながら読み流しているのだが、新しい本に限らず、古い
本も紹介してくれたりしていて、結構面白い。
10日だったか、紹介されていたのが、藤原てい「流れる星は生きている」
という本で、戦後すぐの大ベストセラーになった本という。
ここまで書いて<戦後?>といって、いったいいつ頃?と思いネット検索
を懸けてみた。うむ、1949年の大ベストセラーか・・・。
いや古い本を持って来たねェ、と正直思いました、その時は。
●書評『流れる星は生きている』藤原てい著 (あるブログから)
おとといは、東京の大学病院まで叔父の見舞いに行ったもので、この文庫
本だけを携行して出かけ、現実には列車内では読みきれず、夜帰ってから
一気に読み始めた。「もう少し・・・、もう少し・・・。」と読むうち、
結局家人が起きて来た7時過ぎにクライマックスを迎え、その頃、一気に
涙がポロポロ。
メルマガの筆者がこう書いている。
「まず引き揚げたのは関東軍関係者、政府関係者ということ。
政府関係者であっても、事前の情報は少なかったようです。
移動が遅れた民間人は、さらに悲惨だったのでしょう。
福島の原子力事故で、原子力保安院職員が3月15日には
福島県庁に退避していたのが頭に浮かびました。」
(メルマガ【一日一冊】2012年3月10日 送信より)
なるほど、古い本でしたが、<2回目の終戦>とも言われる今回の
大震災被害。無能な政府、目隠しされて人生を翻弄された国民。
歴史が繰り返されている現実を、ヒシヒシと知らされた本でした。
五木寛之『下山の思想』の中の「大震災のあとで」という小文にも
彼の悲惨な原体験が書かれている。
「私が少年のころ、北朝鮮で敗戦を迎えたときのラジオのニュース
を思いだす。
<治安は確保されます>
と、ラジオはくり返し放送していた。
<市民は動揺せずに現地にとどまれ>というメッセージである。
私たちはその放送を信じて、おとなしく平壌市内にとどまって
いた。だが、すでに敗戦の前から、関係者やその家族たちは、
続々と駅から列車で南下し脱出しつつあったのだ。
それを知らなかったというのは、愚かだったとしか言いようがない。」
(『下山の思想』五木寛之著 幻冬舎新書)
「震災を忘れぬこと」「被災者の苦難を忘れぬこと」これは大切なこと
だ。大新聞や全国放送で連日のように続く「復興」「絆」「がんばろう」
のキャンペーン。
ただ、現地被災地住民の声は「復興」や「絆」の声にも疲れて来たという
意見もある。
大新聞の記事も、美談や小さなエピソードの羅列にばかり走っていないか?
先日岩手県の14箇所の高台移転計画も、5つだか6つのプラン以外は
復興庁によって却下されたという。
半数の職員が殉職し、人員不足の中で奮闘する町職員達の汗と涙の計画
案が「詰めが甘い」とかの理由で査定の結果却下。
復興庁の命名が泣く。被災地では復興庁でなく「査定庁にしたら・・・」
の憤懣が湧いていると・・・・。
「公というものは、そういうものである。」(五木寛之『下山の思想』)
私たち民は、アンテナを高く掲げ、目を見張って生きねば、と思う。
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へェーえ、とか言いながら読み流しているのだが、新しい本に限らず、古い
本も紹介してくれたりしていて、結構面白い。
10日だったか、紹介されていたのが、藤原てい「流れる星は生きている」
という本で、戦後すぐの大ベストセラーになった本という。
ここまで書いて<戦後?>といって、いったいいつ頃?と思いネット検索
を懸けてみた。うむ、1949年の大ベストセラーか・・・。
いや古い本を持って来たねェ、と正直思いました、その時は。
●書評『流れる星は生きている』藤原てい著 (あるブログから)
おとといは、東京の大学病院まで叔父の見舞いに行ったもので、この文庫
本だけを携行して出かけ、現実には列車内では読みきれず、夜帰ってから
一気に読み始めた。「もう少し・・・、もう少し・・・。」と読むうち、
結局家人が起きて来た7時過ぎにクライマックスを迎え、その頃、一気に
涙がポロポロ。
メルマガの筆者がこう書いている。
「まず引き揚げたのは関東軍関係者、政府関係者ということ。
政府関係者であっても、事前の情報は少なかったようです。
移動が遅れた民間人は、さらに悲惨だったのでしょう。
福島の原子力事故で、原子力保安院職員が3月15日には
福島県庁に退避していたのが頭に浮かびました。」
(メルマガ【一日一冊】2012年3月10日 送信より)
なるほど、古い本でしたが、<2回目の終戦>とも言われる今回の
大震災被害。無能な政府、目隠しされて人生を翻弄された国民。
歴史が繰り返されている現実を、ヒシヒシと知らされた本でした。
五木寛之『下山の思想』の中の「大震災のあとで」という小文にも
彼の悲惨な原体験が書かれている。
「私が少年のころ、北朝鮮で敗戦を迎えたときのラジオのニュース
を思いだす。
<治安は確保されます>
と、ラジオはくり返し放送していた。
<市民は動揺せずに現地にとどまれ>というメッセージである。
私たちはその放送を信じて、おとなしく平壌市内にとどまって
いた。だが、すでに敗戦の前から、関係者やその家族たちは、
続々と駅から列車で南下し脱出しつつあったのだ。
それを知らなかったというのは、愚かだったとしか言いようがない。」
(『下山の思想』五木寛之著 幻冬舎新書)
「震災を忘れぬこと」「被災者の苦難を忘れぬこと」これは大切なこと
だ。大新聞や全国放送で連日のように続く「復興」「絆」「がんばろう」
のキャンペーン。
ただ、現地被災地住民の声は「復興」や「絆」の声にも疲れて来たという
意見もある。
大新聞の記事も、美談や小さなエピソードの羅列にばかり走っていないか?
先日岩手県の14箇所の高台移転計画も、5つだか6つのプラン以外は
復興庁によって却下されたという。
半数の職員が殉職し、人員不足の中で奮闘する町職員達の汗と涙の計画
案が「詰めが甘い」とかの理由で査定の結果却下。
復興庁の命名が泣く。被災地では復興庁でなく「査定庁にしたら・・・」
の憤懣が湧いていると・・・・。
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プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
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茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
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上記もろもろ、兼 おっさん。
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