この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日のテレビ『噂の!東京マガジン』(TBS 13時から)で 取り
上げていた「住民まっ青! 家の隣に遺体安置所が開業」も、そ
の深刻さゆえに凄かったが、以下の記事も深刻。
●「保育園の子どもの声がうるさい」近所に住む男性が提訴 神戸
(The Huffington Post 2014年09月06日 15時18分更新)
いずれにしても、「自分大事社会」の昂進の結果で、なんとも
住み難い社会になったものだ。
記事中で、前田正子甲南大教授(社会保障論)が述べている「保育園
は必要な防音対策をとらなければならないし、住民も自らの生活の
快適さを最優先させすぎないこと。(略) 『お互い様』の意識が必
要だ」(朝日新聞記事より抜粋、一部黒田が略した部分あり。)
この意見が、大方の落としどころだろうとは思う。
さて、上記のリンク記事には、下段の方に<議論>というコメント欄
があり、多数の意見が寄せられている。
まず事実として、先に住んでいたのは今回提訴した70代の男性な
のであり、その居宅のわずか10mのところに、後から保育園が
出来たということを理解しなければならない。
であるから、子供らの声や太鼓の音などの騒音で、工場の規制基準
である60デシベルを超える70デシベル以上の騒音が発生していた
事実があり、防音壁などの騒音対策を求めてきたところ、保育園側
に対策を講じる等の動きがないため、裁判提訴に至ったらしいのだ。
新聞記事しか見ていないから、判断は慎重にしなければならないが、
長らく住んで来た居宅のわずか10mの距離に、後から保育園が来て
正当に土地を確保し、手続き的にも問題なく保育園を運営していると
言っても、やはり、折れなければならないのは、保育園の方なのでは
ないかな、と思うのね。
前田教授の言う「お互い様」の精神は、この場合には到底当てはまら
ないと思えるのだ。
日常生活の中心の居宅が、休日を除いてほぼ毎日騒音に侵される苦痛
は並大抵ではないはず。
それから今の保育実態など知らないのだが、昔と異なり、「保育」そ
のものが、単なる<預かり>から<幼児教育>の一環という<教育>
の側にシフトしているはずだから、音楽をはじめ、やはり煩くなる
場面は増えているのではないか?
そういうわけで、上記リンク先のコメント欄を読むと、裁判を提訴し
たご老人に同情的意見を寄せる方もいて、前田教授の一般論からは
踏み込んでいる意見に安心もする。
一方で、若い人の「必要なのは防音壁ではなく爺さんの措置入院のよ
うな気がするぞ」といった、近頃のヘイトスピーチに類似の短絡的で
狭量無思考な書き込みにはゾッとした。
最後に、記事の趣旨は違うのだろうが、背景には、夏の夜のたった
一晩だけの「盆踊り」さえ我慢出来ずに文句を垂れる御仁がいるから
なのだろう『無音の盆踊り』の記事。
これには、当方ビックラこえたのだった。
盆踊りの一晩くらいも許せない・・・・・・というその神経にだ。
まったく、やな渡世だ、とシミジミ思う。
●踊っているけど音は無し・・・「無音盆踊り」の孤独と連帯感
(2014年9月7日(日)11時30分配信 dot(ドット)
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上げていた「住民まっ青! 家の隣に遺体安置所が開業」も、そ
の深刻さゆえに凄かったが、以下の記事も深刻。
●「保育園の子どもの声がうるさい」近所に住む男性が提訴 神戸
(The Huffington Post 2014年09月06日 15時18分更新)
いずれにしても、「自分大事社会」の昂進の結果で、なんとも
住み難い社会になったものだ。
記事中で、前田正子甲南大教授(社会保障論)が述べている「保育園
は必要な防音対策をとらなければならないし、住民も自らの生活の
快適さを最優先させすぎないこと。(略) 『お互い様』の意識が必
要だ」(朝日新聞記事より抜粋、一部黒田が略した部分あり。)
この意見が、大方の落としどころだろうとは思う。
さて、上記のリンク記事には、下段の方に<議論>というコメント欄
があり、多数の意見が寄せられている。
まず事実として、先に住んでいたのは今回提訴した70代の男性な
のであり、その居宅のわずか10mのところに、後から保育園が
出来たということを理解しなければならない。
であるから、子供らの声や太鼓の音などの騒音で、工場の規制基準
である60デシベルを超える70デシベル以上の騒音が発生していた
事実があり、防音壁などの騒音対策を求めてきたところ、保育園側
に対策を講じる等の動きがないため、裁判提訴に至ったらしいのだ。
新聞記事しか見ていないから、判断は慎重にしなければならないが、
長らく住んで来た居宅のわずか10mの距離に、後から保育園が来て
正当に土地を確保し、手続き的にも問題なく保育園を運営していると
言っても、やはり、折れなければならないのは、保育園の方なのでは
ないかな、と思うのね。
前田教授の言う「お互い様」の精神は、この場合には到底当てはまら
ないと思えるのだ。
日常生活の中心の居宅が、休日を除いてほぼ毎日騒音に侵される苦痛
は並大抵ではないはず。
それから今の保育実態など知らないのだが、昔と異なり、「保育」そ
のものが、単なる<預かり>から<幼児教育>の一環という<教育>
の側にシフトしているはずだから、音楽をはじめ、やはり煩くなる
場面は増えているのではないか?
そういうわけで、上記リンク先のコメント欄を読むと、裁判を提訴し
たご老人に同情的意見を寄せる方もいて、前田教授の一般論からは
踏み込んでいる意見に安心もする。
一方で、若い人の「必要なのは防音壁ではなく爺さんの措置入院のよ
うな気がするぞ」といった、近頃のヘイトスピーチに類似の短絡的で
狭量無思考な書き込みにはゾッとした。
最後に、記事の趣旨は違うのだろうが、背景には、夏の夜のたった
一晩だけの「盆踊り」さえ我慢出来ずに文句を垂れる御仁がいるから
なのだろう『無音の盆踊り』の記事。
これには、当方ビックラこえたのだった。
盆踊りの一晩くらいも許せない・・・・・・というその神経にだ。
まったく、やな渡世だ、とシミジミ思う。
●踊っているけど音は無し・・・「無音盆踊り」の孤独と連帯感
(2014年9月7日(日)11時30分配信 dot(ドット)
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
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茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
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