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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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 ●野田内閣の顔ぶれ 
  (2011年9月2日 毎日新聞)


ドジョウでもうなぎでもいいんだけれど、とにかく、復興、原発対応
を最優先に、真剣に頼みますヨ!というのが国民の偽らざる心境で
しょう。



ま、今朝の新聞を見れば、かつての自民党時代の「派閥均衡内閣」を
思わせる「党内融和」最優先の布陣で、<適材適所>の能書きには
白けるばかりですが、これも菅政権末期の民主党内紛を考えれば致し方
ないところなのでしょうか。




しかし新聞によれば、財務大臣に就任した安住淳大臣が、就任祝いの
電話を掛けた他党国対委員長に「素人のようなものですから」と答えて、
「『ような』じゃなくて素人だろ。」とたしなめられたそう。(2011年9月3日
付茨城・記事)

防衛相に就任した一川保夫参院議員は、記者団に「安全保障に関して
は素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」
と述べた(2011年9月3日付毎日・記事)そうで。


おいおい、勘弁シテヨ・・・・・・・・。
まったく、内閣は<幼稚園じゃない>んだ、つーの!!


同記事は、これを受けて元防衛相の石破茂自民党政調会長のコメント
を載せている。曰く「そのひと言だけで解任に値する。任命した野田
佳彦首相の見識も問われる」過激に吠えています!ホント同感。

米軍普天間飛行場問題という民主政権最大の懸案を抱える中、こんな
お方で大丈夫?なの。

土台、国会議員ならば「国家防衛」の見識は、一家言もっているべき
と思うのだが、よくこういう人が指名された時点で固辞もしないで
のうのうと着任するものだと思うな。


いづれにしても、野田首相なかなかの慎重居士で、渋い船出となって
いるが、3月もしてまた化けの皮が剥がれることのないことを祈るばかり。




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 滅多政治のことなど書いたことはないのだが、もう「頼ミマスヨ!?」
 の祈るような気持ちです。
 もう、ニッポン崖っぷちじゃないですか・・・・。

 いくらサムライブルーが勝ったって、<なでしこ>が勝ち進んだと
 したって、野田民主が頑張んないことには「日本沈没」だもんな。



 (付)国民としても、「防衛」は常日頃から考えておくべきとも思
    うのですね。

  ■防衛白書
  ■加藤ジェームズ『日本人が知らない日本の安全保障』マイコミ新書

   尖閣諸島、竹島など<緊迫化する日本の周辺>から書き起こし
   て、領空、領海の基礎知識から最後は<これからの安全保障と
   日本外交>まで、コンパクトながら基礎編としては学べる本。

  ■井上和彦『シリーズ◎こんなに強い自衛隊 北朝鮮と戦わば』
                            双葉社

   タイトルが安直な興味本位のタイトルで損をしているが、中身
   は至極真面目な、朝鮮半島と日本を考える本となっている。

   日本の有事の際の法体系の不備の指摘やら、冷徹な世界情勢
   の中、防諜体制の不備が際立つ日本への警鐘やら、紙幅を
   割いている<朝鮮戦争>の歴史俯瞰やら、かなり有意義な本
   となっている。
   再度書くが、タイトルで損をしているが、<買い>の本。

  ■清谷信一『防衛破綻 「ガラパゴス化」する自衛隊装備』
                        中公新書ラクレ
   
   武器禁輸の法的縛りで、日本の国産兵器の高コストが指摘
   されている。はては、実戦経験がないことから、「本当に
   強い武器」なのかがわからない。改良も進まない・・・・。
   生産量が少ないから自ずと一品あたりの単価がベラボウに
   高いものになる。
   まあ、東日本大震災では大活躍の自衛隊ではあったが、いざ
   防衛の実戦では、ボロ兵器のために「自衛隊の戦死率は極めて
   高」くなる可能性が大きいのだそうだ。
   あの健気に被災民援助に奮闘してくれた隊員たちが、はらわた
   が四散し、首がもぎれ、あたり一面に死体の山となってしま
   うかも知れないのだ・・・・。

   予算の削減の中、防衛産業も風前の灯、撤退する企業が続出の
   現状という。
   当方もある業務があって、近くの自衛隊部署に寄らせていた
   だいたことがあったが、その駐留場所でのカーキ色のセーター、
   ビックリしたことに隊員が身銭を切って自前で買っていること
   をこの本で知った。
   訓練で下級指揮官が陣地から発信する戦闘訓練の連絡電話、
   これまた自分の私物の携帯を使う・・・・・と聴いたひにゃ、
   <そんで、闘えんの?>飛び上がったのでした!?

  ■江畑謙介『日本の防衛戦略 自衛隊の新たな任務と装備』
                          ダイヤモンド社
   400ページを超える装備の解説本だが、武器おたく的本かな。
   装備は勝敗に関わる冷厳な事実のカタログだから、これでも
   いいのか。
   イラク戦争時などNHKニュースに出られて、解説をされて
   いた方でしたが、惜しくも亡くなられてしまいました。

  ■江畑謙介『軍事とロジスティクス』日刊BP社
   これまた500ページ近い大部の労作だが、氏のエッセンスは
   この本の帯に象徴的に書かれている。
   曰く『ロジスティクスは「後方」ではない!』
   旧日本軍以来、未だに疎かにしてきているのがこの日本。


  短く終えるつもりが、エラク長いブログに。
  最後まで読んで頂いた方には感謝です。
  では・・・・・。


 

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男性
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ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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