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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●障害児出産「減らせればいい」
(2015年11月19日(木)17時22分配信 共同通信)


上記のニュースは、さきに読売新聞19日付朝刊で読み、びっくり。


いやはや、いやはや。

上記にリンクした通信社記事では、最低限のボリュームでしか
伝えていないから、少しピンと来ないというか、衝撃度が弱まる
結果になっていて残念だ。

実際はもの凄い発言だと思うが、ご本人は言ったことの「もの凄さ」
さえ分かっていないのだろう。

こういう人間を県教育委員にした茨城県というものの、洞察力の甘さ
にも衝撃を受ける。



当方は、先日に再放送もあったハートネットTV(NHK Eテレ)
の「シリーズ・戦後70年」枠での、「障害者と戦争」をテーマとした
番組「ナチスから迫害された障害者たち」を観ていたもので、もの凄く
びっくりして<のけ反った!!>のだ。

茨城県教育委員の長谷川智恵子氏の発言は、まさに、かつてナチスが
優生学思想に基づいて行った安楽死政策に先祖返りするような、恐ろし
い発想であるといえる。

深い洞察に基づいた発言ではなく、反射的と言ってもいいような短絡的
言質であったものとは思うが、公式の席で不用意に発言したものであった
としても、立場上決して許されるべきレベルのものではなかったと思う。

つまりは、資質としての想像力の欠如は如何ともし難い。


19日付読売新聞県版は、専門家の意見をとり掲載しているのでそれを
引いて今日の項を〆たい。

『玉井邦夫・大正大教授(障害児心理学)は「障害を持つ子どもや親だけ
でなく妊婦にも圧力になりかねない。障害イコール負担という、想像力を
欠いた発言だと思う」と指摘している。』(2015年11月19日付読
売新聞朝刊)



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よろしくお願い致します。

本日の項の参考記事

●シリーズ戦後70年 障害者と戦争
「ナチスから迫害された障害者たち(1)20万人の大虐殺はなぜ起こった
のか(「NHK 福祉ポータル ハートネット」のページから)


●語られてこなかった障害者の戦争体験 日本や独ナチスでも抑圧の歴史
(THE PAGE 2015年08月23日 14:00)


●T4作戦 (ウイキペディアより)
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日本自然保護協会・自然観察指導員
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福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
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