それにしてもねェーー

後から後から新しく来ることに首を突っ込み過ぎて、
前から懸案となっている業務がつい後回し・・・・・。

シビレを切らしたお客さんから「その後、どうなってるでしょうか？」
の問い合わせが昨日・・・・。

スミマセン。猛ダッシュしますので・・・。

そんな訳で、明日から猛ダッシュするために、今日は韋駄天走りで
外回りの一日でした。


アーーーヅガレダァーーーーーッ。

高速ぶっ飛ばして、県北、水戸、時計チラチラチェックしながら
１６０ｋｍは走ったかな。


まあ、そんな訳で普段と違う道を走り回りますと、
＜それにしてもねェーー＞としみじみ感じられますね。


ついこの間のバブル期ならば（といっても、失われた１０年とか
いいますから、もう大分経つのかな）、高速道路もピカピカ、法面の
土手の芝だって美しかった・・・・。

今日の社会保険事務所の窓口も、なんかうらぶれてヨレヨレな感じ。
（いやこれは表向きで、マスコミを賑わせたように裏にはビシッと、
室内トレーニングジムとか、ピッカピッカのバトミントンセット（？）
や椋の立派な将棋盤（？）なんか完備なのかも知れないが。）


最近出来て間もないＭ医療センター（独立行政法人国立病院機構）も
まだ生え揃わない芝のソコココに、ぺんぺん草が目立ちます。
バブル期だったら、まるで在り得ない光景です。


今日歩いてみただけでも、日の沈みゆく国家の現実がひしひしと
実感出来るように思います。



ある町の市街を歩いてみても、シャッターが降りたままの店舗跡が
バラバラ目に付きますものね。
この間の六本木ヒルズの景気の良い夢物語は、庶民にとっては
その時だってまったく別世界であったはずなのに、一緒になって
有頂天になったりしたものでした・・・・。

で、シャボン玉が弾けてみたら、身の回りのほとんどが「地盤沈下」
著しいことに愕然とさせられます。


一方で際立っていたのが、チリひとつないまさにピカピカの銀行大型
支店だけでした。
今となっては、そこだけが異次元空間のようでしたね。



一億総中流と幻想出来たあの頃とは何だったのでしょうか？


アジア、アフリカ、中南米などかつて＜いわれなく見下していた＞
国々の生活に、多少なりとも共感できるモノサシを日本人が持つ事に
なりそうな予感が致します。



あちこちに散見されだした、ぺんぺん草を見てそんなことを思った
今日でした・・・・。



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　それにしても・・・・、先日見たテレビで、おばあさんの一人所帯
　の実態が映し出されました。生活保護を唯一の頼りに生きていると
　のことでしたが、今年から＜高齢者上乗せ分＞が外され、月にたった
　６万８千円の手当てという。
　これで憲法にも保障されている「健康で文化的な最低限度の生活を
　営む権利」（第２５条）が保障されるというのだろうか？

　近所づきあいを避け、親戚との慶弔づきあいを絶ち、息を潜めるよう
　に３食同じ一品のおかずの食事（同じおかずを３回もたせる。）


　＜まだ、息しているもので・・・・＞朝が来てしまった・・・・。
　こんな暮らしを「自己責任」と片付けるこれからとは、凄い未来。


　政治だけの責任ではないのでしょうけれど・・・・。