うーむ、デフレ・・・・・・・・。

●誌上対論エコノミスト・浜矩子×作家・林望
　　　　　　ユニクロ悪玉論とデフレの「真犯人」
（ＡＥＲＡ２０１０年１月４～１１日号掲載）
　　　　　　　　２０１０年１月８日（金）配信　ｎｉｆｔｙニュース

余計なことですが、年の初めに上記の記事は大変勉強になります。
７ページもあって多少ページ送りが面倒ですが、デフレの実体を
掴むのには、なかなかコンパクトながら重宝です。



浜さんの「文藝春秋」２００９年１０月号記事が投げ掛けた問題意識
は、かなり波紋を呼んだようで、同誌本年１月号でも「『ユニクロ型
デフレ』で日本は沈む　激安合戦が自分のクビを絞める」を載せて
いる。経済評論家萩原博子さんとの対談ですが、ヘラヘラ安売りに
喜んでばかりはいられない・・・と反省させられます。


２００９年１０月号は、遅まきながら地元図書館に昨日行きましたら
行方不明。今日別な図書館にも行ったのですが、コチラでも１０月号
だけありませんでした。きっと、＜盗難＞ですね。ヤナ時代。



１２月に入って、近くのスーパーで３週間ばかりアルバイトをした
のですが、いやはや、安売りの実体はスゴイですね。

毎日が特売の連続・・・・・。
家人の友人で、食品レジでパートをしている方も言ってたらしいが
「こんな値段で売ってイイの？？？」の連続。

だもので、ワタシが流通業界に身を置いた時代と違って、現場は
消耗戦の真っ只中・・・。徹底的に荒んでましたナ。

帰って来たら、タバコぶかぶか、酒はがばがば。
疲れるのよねェ～。


で、３週間でシツレイ致しましたが、昔あった＜食生活の提案＞
やら＜ライフスタイルの追求＞なんてぶっ飛んでおりまして、
ただただ『値下げ』だけだったもんねェーーー。

「生き残り」を賭けて・・・・、とか何とか。


１月８日に発表の、その会社の第３四半期決算経常利益が４３億
９２百万。売上げが１６５０億円だったかな。
経常利益率で７．２４％　業種平均がマイナス１．００％というの
に頑張った数字ですが、メーカー、問屋筋の首を絞めての数字でしょ。

何にしても、この業界２６年の目から見ますと、荒んでいたしボコボコ
の自転車操業に見えました。



千葉県には、デフレ不況下にコストを極限まで押さえて、価格還元して
いるというスーパーがテレビで紹介されましたが、人件費基準は
「中国」を基準にしているというのですから、なーに考えてんだか？

そんなトコで働く人も働く人だよね。


冒頭の記事中の「自動車を組み立てている人が車を買えない。家を
建てている人がマイホームを持てない。・・・・」の話には笑えませ
んね。

でも、この記事の結論で「カネより時間の節約を」って、ニャンとも
判らん結論で、今考え込んでます～～。




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