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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日の読売新聞一面に「解剖予算100万未満25府県 新型肺炎など
感染症対策に課題」と大きな見出しが出ました。読売新聞による全国調査の結果といいます。
34面には<解説>記事も付され、読んでみればなるほど・・・、と考えさせられましたが、さて果たして読者のどれほどに伝わったものでしょうか?


そして、同じく今日の読売記事では、山形県酒田市で鳥インフルエンザを警戒する市側が、白鳥に餌付けをしているボランティア団体に対して、観光客に餌付けさせないよう要請、この団体が反論しているというニュースを伝えています。


ここまで書いて、ブログ読者の皆様もはて?というところだと思いますので、少しく書き加えてみましょう。

<白鳥>の方からご説明致しますと、酒田市にある「最上川スワンパーク」はハクチョウの飛来数が日本一とかで、今年1月には約9500羽が飛来したとか。ボランティア団体では、寄付してくれた観光客に餌付けをさせているらしいのですが、酒田市ではこれに待った!をかけたのだという。「鳥インフルエンザの危険性から、鳥類との接触には従来以上に注意する必要がある。」ボランティア団体は反論の構えだが、『大槻公一京都産業大鳥インフルエンザ研究センター長は「(ハクチョウなどから)人間に感染する確率は極めて低い」とする一方、「ウイルス変異の恐れはあり、鳥がひしめく狭い場所での積極的な餌付けは勧められない」と話している。』(読売新聞 7月9日記事)


また頭書の方は、犯罪捜査が目的の「司法解剖」に比し、変死者の死因究明のための解剖「行政・承諾解剖」が山口県がゼロなど100万円未満の府県が25にも上るという読売新聞の独自調査結果の発表です。
(7月8日付読売新聞)

同紙の解説記事を以下引いてみましょう。
『法医学者は「自治体の予算不足が、公衆衛生面の解剖が少ない一因」と指摘する。解剖が少ないと死因が特定されずに感染症などが見逃される危険がある。国は統一基準を示した上で資金面で自治体を支援し、自治体も積極的に予算措置などする必要がある。
世界の状況を見ると、新型感染症は地方で発生することが多い。国内でも地方都市と海外との交流が増えており、地域格差を放置していると感染症発生時に対応が遅れるなど、手痛いしっぺ返しを受けかねない。』(読売新聞地方部 小川翼記者)



「パンデミック・フルー」とは、「世界的に大流行するインフルエンザ」のことといいます。そしてそれは、今発生が危惧されている「新型インフルエンザ」を意味します。(岡田晴恵氏)同氏の本によりますと、国連はこれによる死亡者数を、最大1億5000万人と予想しているといいま
す。
そしてまた、忌まわしいことに「その発生は、もはや秒読み段階」にあると。

世界各地に蔓延する超毒性のH5N1型鳥インフルエンザが、今の鳥間鳥での感染から、鳥から人へ。やがてそれの変異体が生じ人から人へと爆発的に感染する事態が目前のようなのです。


日本での推定死者数は、厚生労働省の試算では64万人と推定したようですが、研究者間では、およそその3倍、210万人という数字が推定されています。

この地球規模で小さくなった現代の世界、交通網、貿易網などの著しい発達のなか、全世界があっという間に同時爆発的に地獄図状態に陥る恐れさえ予測されているのです。


読んでいただいているあなた、ご自分は大丈夫と思っていませんか?

政府中枢の要人、自治体の幹部クラス、警察、自衛隊、救急隊の隊員、
医療関係者(医師、看護士)等で無い限り、ワクチンが回って来ませんから、これ以外の一般人の方でしたら、まず患者側になるでしょう。
運悪ければ、かなりの確率で「死者」の一人、になるかもしれません。

病院は満杯、救急車なんか来ない、埋葬するのに火葬など手が回らない、
茨城や宮崎で、鳥インフルで放り込まれた鶏のように、穴の中に放り込まれる惨めな忌み嫌われる死体に。

ライフラインの維持がなされるか?
社会機能はズタズタになり、路傍に死者が累々と重なり・・・・。


こんな事態が予想されるのです、残念ながら。

読売の記事は、目立ちませんでしたけれど、結構スクープ記事である気が
します。
(1920年のスペインかぜの襲来の折には、「この恐ろしき死亡率を見よ流感の恐怖時代来襲す 咳一つでも外出するな」<1920年1月11日 東京朝日新聞>など多くの見出しが残されているといいますが、やがて社内にも罹患が相次ぎ、本日は二面のみというように紙面の縮小が生じたといいます。)(岡田晴恵著から)


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  ☆ご参考にお奨めの本
■岡田晴恵著『感染症は世界史を動かす』ちくま新書
■岡田晴恵著『パンデミック・フルー 
        新型インフルエンザ Xデー ハンドブック』講談社
■村上陽一郎著『ペスト大流行 -ヨーロッパ中世の崩壊ー』岩波新書
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