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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●国内初の自動車保険ペット補償特約
(2013年2月14日(木)12時5分配信 ORICON STYLE)


共栄火災海上保険が、国内初の車の保険にペット補償特約を付けた
ニュースだ。

うむ、確かに自動車保険には「日常生活賠償特約」といって、車に積
んでいた<財産的価値を有する有体物の滅失、破損または汚損>を
補償する特約はあった。

例えば助手席に積んでいた設計図書が交通事故により汚損した場合な
どは、これにより補償されたりしたのだが、民法上の「物」に規定された
ペットの場合では、同じく「物」なのに、この補償の埒外だったらしい。
 

日本では統計によれば、4世帯に1世帯以上が犬または猫を飼っている
と言われていて、今じゃ<家族>であるから、出かける場合だって、車に
同乗している可能性も高くなっている。
 

とは言え、<家族>と言っても、可愛がっているペットが重篤な病に罹り、
手術代が50万円だの100万円だの懸かるという時に、<家族>だから、
金に糸目を付けず、何とか命だけは助けて・・・・!?とはなら無い場合が
多いのも日本の現実だ。
 
<家族>なんだもの、お金では買えないのだから、とならず、重篤な事態
になってしまうと「安楽死」を求める飼い主が実は多いのだとか。
 

さて、「ペット補償特約」は、ペットのためだけのオールリスク補償をカバー
する重装備の保険には手が出ない、それこそ、大多数の普通の飼い主
向けには、非常に朗報と言ってもいい特約だと思う。
(特約の年間保険料は800円)


共栄火災海上保険の自動車保険「KAPくるまる(総合自動車保険)」に加
入し、特約として「くるまるペットくん」を付保すれば、被保険自動車同乗中
のペットが、被保険者と同時に死傷し、被保険者が人身傷害保険の支払い
対象となる場合に、ペットの治療費用(実費5万円限度)、葬祭費用(実費
10万円限度)が支払われるという。
 
上記記事にはここまでが書かれているが、さらに共栄火災海上のHPを見て
みると、葬祭費用が支払われる場合に、さらに追加して、ペットの墓石代、
墓地代等の臨時費用保険金3万円も支払われるそう。(人身障害保険の
ペット搭乗中補償特約)

さらに飼い主に嬉しいことに、被保険者が人身障害保険金の支払対象と
なる事故により受傷し、入院した場合に、ペット取扱業者にペットの世話を
委託することにより負担する費用(実費10万円限度)が支払われるという
のだ。(入院時ペット諸費用補償特約)
 
以上は、共栄火災海上保険から2013年4月1日始期より発売という。


今ではごく普通になった「弁護士費用特約」(行政書士費用を含む)も、東
京海上が口火を切ったものだが、どこの保険会社でも扱ってるのが現状だ。
その伝で行くと、この「ペット補償特約」も今年中にほとんどの損保会社が
追随するのではないか?と思われる。
 

それから蛇足ながら、法の世界ではいまだに犬・猫が「物」という理解のま
まであるのが実体であるが、一般社会の常識がまた一段「いのち」への思
いを保険分野ながら押し出した結果と言える。
 
だが一方、交通事故補償の領域では、一層これから複雑さを増して行く予
感もある。例えば、交通事故被害者の入院加療が長引き、飼っていたペット
の世話を専門業者に委託していた場合など、保険では実費10万円までしか
補償されないが、入院が6か月以上などの場合、差額はどうする?とか悩ま
しい現実を想像してしまうのだ・・・。



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 いつもはおとなしく路肩を縦列で散歩していた大型の愛犬と主婦。
 ある日、どういうことがあったのか?突然その犬が車道側に走り
 出し、その犬に引きずられた主婦もろとも車に跳ねられ、犬・主婦
 とも即死。

 ある夕方、当方の前方車が、路肩を散歩中の大型犬を跳ね、犬は
 飛び上がったかと思った直後、地面にバタリ。
 バタリと倒れて、四肢ひとつ動かさない即死。

 生き物の交通事故死を初めて見た瞬間でした。 

 運転者が、車を降り、飼い主目がけて走り寄りました・・・・。
 当方は、後続車としてすぐ追い越しましたから、委細は不明。
 

 800円で「ペット補償特約」が付き、安いですから今後かなり付
 保率も上がるでしょう。保険は車に同乗中のペットに限定されますが、
 付保率のアップで、同乗中以外のペットに対する金銭補償への関心
 や意識も高まるものと思われます。

 運転時に今まで以上の注意が要求されて来るでしょう。

  それから、「ペット」と言いますが、今段階では、犬・猫に限定され
 ますのでご注意下さい。
 おれは、ヘビ飼ってるとか、サルを飼ってるとか言われても対象
 外ですからね。
  また、牛、馬、豚、ニワトリは産業用動物という別範疇ですから、
 別の損害保険があると思われます。うちで飼ってるピーコは、ニワトリ
 だけどもペットだっ!と言っても、この特約ではアウトっす。

 最後に、このブログの内容だけで、「ペット補償特約」を付ける判断
 はしないで下さい。補償内容を精査して書いているわけではありま
 せん。
 保険にご興味の向きは、必ず共栄火災海上保険にお問合わせの
 上ご判断下さい。  
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趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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