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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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22日の金曜日、ある会合があって出かけて来た。
 

その会合には、集客の意味もあって毎年講演会が付いているのだが、
今年は、長らく週刊誌のトップ屋稼業をした後、作家となった大下英治
氏が講師になっていた。

朝のワイドショーで、政治がらみの話題の時にビデオ出演などもこなし
ている人で、顔は知っていた。
 しかし、長髪の風体と相まって、何かしら胡散臭い印象が拭えない闇を
感じさせ、しっくりとした印象が持てない人物であった。
 

週刊誌周辺の人物というと、大抵そういう方が多いようだが、今では「週
刊文春」編集長を経て、月刊「WiLL」編集長にある花田紀凱氏のように、
不快を感じさせない人物もいる。
 
テレビのコメンテーター・勝谷誠彦氏なども憎めない。
この勝谷氏は、「週刊文春」では、花田氏の部下という関係だったらしい。
 

当方が好きなエピソードは、「週刊文春」記者時代の勝谷が、「女子高生
コンクリート詰め殺人事件」の加害者少年らの実名報道をして議論を呼
んだのだが、その時の勝谷の言いぐさが<獣に人権は無い>


マッタクだ!
真っ当な人間に大人も子どもも、ない。
これでもかという残忍な仕打ちをしておいて、「少年の人権保護」を隠れ蓑
にいい目を見ようといっても、トンデモナイ!!


<獣に人権は無い>
 
勝谷記者の正義の鉄鎚に、同意し、責任を被ったのは誰あろう、当時同誌
編集長の花田紀凱なのであった。
勝谷の事前申し出を了承し、掲載の決断をしたのは花田だ。
 

さてその花田氏。
昨年の「WiLL」11月号の<編集長から>という後記に書いている。

『「ハナダ、お前は右翼か」 すぐに返事。
「イエ、左から見ると真ん中も右に見えるんです』

前にも書いたかも知れないが、小癪に書きますね。
これも感動ものだ!!


昨夜のテレビで、映画『突入せよ!あさま山荘事件』をやっていたが、
当時はともかく、もはや、右だの左だの言う時代じゃないような気がする。
 
佐々淳行氏の原作本であったが、尖閣が風雲急を告げる今、内輪
で右左言っている場合じゃない。


さてさて、話が大下英治氏からかなりぶっ飛んでしまったブログだが、
ゼンゼン関係がない話でもなくて、大下氏は「週刊文春」の<派遣>
記者のような時代が13年もあり、先の花田氏とは同僚の関係であった。


1月6日付毎日新聞の読書欄に、大下氏の最近の著書『増補・新装版
 トップ屋魂』(イースト・プレス・1680円)の紹介記事が載った。
その記事を以下引いてみる。

『長髪の不敵な面ざし、黒々としたタイトル文字が目に飛び込む
 大下英治著『増補・新装版 トップ屋魂』(イースト・プレス)。 
週刊誌の巻頭をスクープで飾る"トップ屋"として活躍し、独立後は田中
角栄や美空ひばり、孫正義ら時代の人を貪欲に追い続ける著者が、
半生を振り返る。』


あまり宝くじだの、クイズ・福引・抽選、年賀状の当り番号にさえ縁の
ない当方が、22日の会合で、この大下氏の本20名に進呈という抽
選で、この本をいただくハメに。

およよ、コレだもんナァ。

今年は、工事現場の真上だの、交通事故には気をつけよう!?
油断してると、当ってしまうことがあるんだモノ。
 

ま、冗談はともかく、その夜、酒が入っていたこともあり、他にやることも
ないから、この本をパラパラと捲り、拾い読みしてみた。

ここで、また、引用。
 
●mm(ミリメートル) フリーライター前原政之の感想日記
(本・映画・音楽・マンガetc)と日常雑記
大下英治『トップ屋魂』



リンクした前原さんの記事は、先に挙げた増補版の本とは一部異なるの
だが、大筋、大下氏の著書をご理解いただくためにリンクしてみた。
 
同じくライターをしている前原さんのブログでは、大下氏の著書に「いくつ
か難」がある、と書いていて、その<難の1>に「どうでもよい話」(前原さん)
として、<大下の少年時代からに思い出>を綴った箇所を挙げている。

増補版の第9章「魂の履歴書」を指していると思われるが、前原さんは、
<熱狂的ファン>以外には意味が無いと言っているが、当方、<熱狂的フ
ァン>などでは到底ないが、興味深く読んだ。

ま、大下氏の価値といえば、政界もの、芸能界の大立者、時代の寵児もの
を書くことにあるのだと思うが、コチラの方は全然興味がわかない。

 
世に出ようともがく青春の葛藤、無名時代のあれこれにこそ親近感が湧い
たものだ。作家を夢にみて、織田作之助、坂口安吾など無頼派にあこが
れ、のたうち回った青春を知り、原爆により父親を失っての苦学の時代を
知り、少しながら親近感を覚えた読後であった。
 
ブログで、前原さんも最後に引いているのだが、大下の言葉。
 

  『あとに続く若いライター志望の人達に強く言いたい。どんなに苦しくても、
 人間を、社会の現実を描き迫ることほど生きている実感を感じることは
 ないよ。その充実は、金銭には換えがたい。』
 



■■■
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 大下氏の増補版の解説を、例の花田紀凱氏が書いている。若かりし
 頃の札幌ススキノの風俗最前線、2人で3日間取材したエピソードが
 出てくる。で、二人とも「毛ジラミ」被害にも見舞われ、連日深夜までの
 取材の苦労話が。
 フーゾク最前線は、大変なんすね。
 
 北の新地、ススキノ、新宿歌舞伎町、姫路、宮崎、新潟、岐阜、水戸
 の大工町、お勉強、いろいろしたのに風俗営業申請のシゴトはなか
 なか来とりまヘンな。 


 
♪好きですサッポロ  (YouTube より)

サッポロのスナックに入ると、誰からともなく、この歌のリクエスト。
そしてやがて、大合唱・・・・。
茨城のおらあも、好きですサッポロを歌いまくり、札幌の夜は更け
てゆくのでした・・・・。
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男性
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ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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