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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日はいやはや、えらいドシャブリの雨が降った。

今の時間には「雨あがる」の状態にはなったが、地盤の弱い地域
には、土砂崩れの恐れもあり注意が必要だ。


今日は降る雨をダダ流れにするのも勿体ないもので、ウチにある
バケツを総動員。
また、生ごみ収納用の大型ポリバケツを思い出して、バケツに
小1時間ほどで溜まった水を、このポリバケツに何度も移し替
え・・・・。


ヒャホーー!!
庭の植物用の水をイッパイ確保したけれど、でも、この1週間ほ
どは、雨模様の予報だったかな!?



さてさて、今日の話題だ。

ここで、「くちなしの花」「落花生の花」やら「ヒヨドリの産卵」な
ど長閑な話ばかり書くほど"ご隠居さん”でもないもので、そんな話を。

なにせ空気吸って生きているもので、花や鳥だけという訳にも行かな
いのでね。


ただ、グダグダ論争するほどにヒマでもないもので、サラッとお読み
頂きたいのだが、先日に「テロ準備罪法成立」の翌日だったかに、関
連のことを書いたら、2日経った頃に英文のコメントが。

まあ回りくどいことに、何も「書けるからって」英文で寄越さなくても
イイものを、面倒臭いったらない。

ったく。結局、英和辞典持ち出してしまったナ。

今日は、そんなの来ないことを願います。



●読売新聞"加計問題"報道で意見2000件
(2017年06月21日16時00分 文春オンライン)


いま読売新聞読者センターに「加計問題」での同紙の対応ぶりへの批判
的な意見が殺到している、というニュース。

読売新聞の集金人に「購読を止めたい」の声も多いそうだ。


実はウチも購読紙は読売なのだが、昨日だか、年間契約の更新のために
販売店の方がやって来た。
そう言えば毎年6月だったよな、と思い出したのだが、昨日は「どうす
るか、保留にしたい・・・」と言ったところ、「ハイ、判りました。」と
アッサリ引き下がった。

その前に「実はね・・・・」と言い出す矢先、相手さんの顔がこわばって、
アチコチでそう言われている反応だったナ。


上にリンクした記事、やはり、全国的にそういう反応が出ていることが実際
手元の経験からも裏付けられる印象だ。




●池上彰氏が指摘する読売新聞と共産党の「共通点」
池上さんに聞いてみた。
(文春オンライン 2017年06月19日)

この記事で池上さんは、『読売新聞は、編集方針を決める最高責任者である
主筆が、毎週のように幹部を集めて「方針」を伝達します。すると、次に幹部
たちが部下たちを集めて「方針」を伝達するのです。
 この方式は、常に党員の思想を統一しておこうという共産党の手法とそっくり
です。・・・・(略)・・・・』(上記 文春オンライン記事から)


まあ、長らく日本の保守政治の中枢と太いパイプを持つ、フィクサーという存在
の主筆の弊害は、これまた長らく、数多の指摘があるところだから、想像を絶する
締め付けがあるのかどうか、その点は素人目には不明だ。
池上彰さんがそう指摘するなら、そうなのかも知れないが、「編集方針」やら「編
集会議」はどこでもやっていることではないのか、と言う気もするけれど。



話が飛んで恐縮だが、アメリカ・ウォーターゲート事件の真実を暴いたのは
ワシントン・ポスト紙の若手記者。映画『大統領の陰謀』で、社の方針に逆らっ
て取材を続ける若手、最初は難色を示した編集会議が何度も登場した。
また、日航123便墜落事故を題材にした映画『クライマーズ・ハイ』の中で
も、北関東の地方紙の編集会議の風景が何度も出て来る。

社の方針はどこにもあるわけで、独裁的なトップダウン一辺倒かどうかがカギな
んだろうな。

社のカラーが合わないとなれば、読者はスイッチイングひとつなんだろうと思う。



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今日は、昨日までとは打って変わって、真夏のような"カンカン
照り"。

散歩に出掛け、途中で『遭難』でもしたらシャレにならないか
ら、自重して、出掛けたのは17時過ぎになった。



一昨日と昨日には行かなかったもので、3日ぶりの散歩となっ
たのだが、土曜日の17日にはチラホラと咲き始めだった花が
今日には満開じゃないの!?

まったく、自然の為せるワザとは測りがたいな。


その花は、散歩の通り道にある、高さ1mほどの丸く刈り込ま
れた植栽なのだが、去年そこの持ち主に訊いたら『クチナシ』
と教わった。


5月のうたごえ広場で歌わせてもらった『白い花の咲く頃』は、
季節的にもこの5月がピッタリの歌で、木本類の『白い花』と
いうのは、今の季節にはあらかた終わっているようだ。



この散歩途中の家の矢車草にも、だいぶん楽しませて貰ったが、
この花は最盛期が長く、まだまだ咲いている。

それに引き換え、ふっと咲き始めたクチナシは、今日には満開に
なって、見頃はあと1週間もないはずだ。


舟木一夫さんの古い歌に『くちなしのバラード』というのがある。

作詞・作曲万里村ゆき子さんの作品なのだが、1番2番3番とも
詞の結びは『見つめていようよ 白いくちなしの花』で締めてい
る歌だ。


だが、あらかたの木本類の花が終わってしまった今だから、「ふと、
見入る花」ではあるが、『見つめていようよ 白いくちなしの花』と
言うほど見詰める花でもないように思うんだナ・・・。
ボ、ボクとしてはだナ・・・・。


ま、舟木一夫さんが歌うような<切ない恋愛の瞬間>が皆無!のオッ
サンだからかも知れないけれど。


「あ!咲いてる・・・。」だけで通り過ぎた無粋な神経を打ち明けて
置きましょう・・・・。



●『くちなしのバラード』舟木一夫さん (YouTubeより)




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今日は暑くもなく寒くもなく、雨も降らず平穏に過ぎた日だっ
た。


ところが、額に脂汗を滴らせて生涯初めての経験!!として必死
こいて立ち向かった人もいたのだろう。

●売り注文殺到でストップ安
(2017年06月19日12時47分 TBS)




6月16日(金)に、マスコミにより「タカタ 民事再生法適用
申請か」の報道が流れた途端、週末明けの今日にはこの騒ぎだ。

●タカタ、再生法申請へ=米子会社もー負債、製造業最大の1兆円
(2017年06月16日20時25分 時事通信)



まあ、「命より大事なカネ」の世界だから、目の色が変わるのも
無理もないと言えば、そうなんだろう。

もう、今日のアシタには、タカタの株など紙クズになってしまう
その、まさに今日だったのだから、エライ騒ぎだったんだろうな。



昔、シゴトの先輩に前職が商品相場の会社に勤めていた人がいて、
飲んだ時だったか、前職時代の話になったことがあった。

「いやあ、参ったヨ~。その客、首吊っちゃったんだモンナ・・。
ヘッ!?」
そんな感じの、いや、軽いノリで、笑いながらハナシましたっけね。

今夜あたりも、人知れずそんなお気の毒な方が出るのかも知れません。



それにしても、欠陥エアバッグのリコール問題で、現在自動車メーカー
に立て替えて貰っているリコール費用が1兆円規模。

織物メーカーとして立ち上げた創業家の、現在3代目会長兼社長が自社
株の6割を所有というのだが、話し合いによる債務の減免してもらう私
的整理に拘って一年。
一方自動車メーカーは、私的整理での解決に応じれば、自社の株主等に
申し開きが立たない。匙を投げられた恰好で、やっとこ、の民事再生法
申請。


まあ、気持ちは判らないでもないが、自分達のことばかりでなく、今後
の、納入業者の連鎖倒産続々の悲劇を想像したことはあったのだろうか。



しかしまあ、タカタのエアバックのシェアは世界2位。同社の売上総額
の4割を占めていたというのだが、エアバッグ単品の価格は1セット数
千円なのだそうだ。
タカタの連結売上高は7180億円。(以上、Wikipediaによる)
わずか数千円の製品で、約3000億円近くの売上高。

世界的自動車産業の隆盛がいかに凄いことなのかを今更ながら知った。
そして、50代の現会長兼社長の親の代ぐらいからの急成長の会社だった
のだ。

「諸行無常」、「盛者必衰」の四字熟語が過ぎる今日だ。




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昨夜は、映画『ブタがいた教室』を観た。


新学期の4月に、新米の担任の先生が教室に子ブタを持ち込み、
みんなで育てて、一年後卒業前に「食べる」ことを提案します。

実話に基づいた"いのちの授業”ということなのだが、全国的にも
大論争になったというお話だ。


●『ブタがいた教室』予告編 (映画.com)



2008年11月劇場公開という古い映画なのだが、公開当時から
のネットの感想ページでも、賛否両論渦巻いていて、なかなかに面
白かった。

●『ブタがいた教室のレビュー・感想・評価』(映画.com)

ご興味の湧いた方には上記を読んでいただくとして、一般的には
"産業動物"と言われる家畜に名前は付けないんですね。

名前を付けてしまうと、情が湧いてしまっていわゆる「ペット」に
なってしまうからだ。小学生の子ども達だけでなく、大人にだって
「食べる」と言う段になれば、心に抵抗が生まれてしまいます。



4月の新学期、屈託なく無邪気に、子ブタにPちゃんという名前を付
けて世話を始める子ども達。
これをして(つまり、最後に食べてあげて完結するという)「いのちの
授業」と言うのは、やはり、残酷だと思うのですね。


「食べる」か「食べないか」真剣に考えさせる・・・・までなら、
「授業」と言ってイイかも知れないが・・・。でも、ハナっからペット
的な飼育をさせてしまっては、マズかったんじゃないかと思いますけど。



最初は"児童映画"と言った理解で舐めて観ていたのですが、学級で
「食べる」「食べない」が、ちょうど二分されたシビアな論争には、結
構真剣に引き込まれましたね。

前田哲監督と言う方、やはり並みの人じゃないようで、スタッフと大人
用の筋書き・セリフの入った脚本と学級の26人の子ども達用の脚本と
2つを用意して撮影したようなのです。

凄い話です。


子ども達用の脚本は中身『真っ白』のものだったそうで。
つまり、出演者の子ども達本人の自由な意見を語らせたようなのですね。

ですから、迫力ある真剣な学級会の論争のシーンになっています。

彼らがPちゃん(飼い始めてすぐ名付けた豚の名前)の命を思って真剣に
意見を言い、真剣な涙を流す・・・。

引き込まれましたね。


この監督マジ変わった人で、生年月日も「月日」しか公表されていませ
ん。学歴も不明。この伏せ具合もナゾの人物。いわゆる、作品そのもの
で評価してくれ・・・ということなのだろうか!?



さてさて、こんな映画を観た今日は、下のような記事に出遭った。

●日報抄 (2017年6月17日付 新潟日報コラム)


2010年に宮崎県で起こった口蹄疫騒ぎの折り、静岡県から派遣され
宮崎に赴いた獣医師さんの歌集の紹介記事だ。
動物のいのちを救うのが仕事のはずが、牛豚を殺すために現地に行き、現
実に黙々と殺す作業をした日の慟哭が歌われている。

この時、牛や豚の<処分>、ハッキリ我々は意識しなければならないと
思うのだが、この<殺された数>・実に30万頭近くに上ったと。


昨夜のような映画を観た後で、その翌日にこのような記事に出遭う不思議。


<頸動脈へ薬物注射するときに耳たぶの縁(へり)蚋(ぶよ)が血を吸う>
  (獣医師・白井健康(たつやす)     ---上記『日報抄』より)


映画『ブタがいた教室』でも、終盤にPちゃんは食肉センターの迎えの車
に載せられます。
嫌がるPちゃんをトラックに載せる時、職員さん3,4人がかりで載せる
のですが、お尻を押す職員さんに混じって、両方の耳を引っ張ってトラック
へ引きずる役目の人もいます。

ブタも耳を引っ張られのは痛いから、やはり、トラック上に向かうほかない。
食肉センターの人にとっては、手慣れた作業方法というかコツなんでしょうね。



やがて、Pちゃんは追い掛けて来る子ども達と最後のお別れのシーン。
カメラは、トラック上のPちゃんを後ろから撮り、車は校庭、そして校門を出て
ズンズンスピードを上げます。
26人の子ども達が、引き離されながらもまだ追い掛けて来ます。

その時、Pちゃんの両耳が写り、先ほど手荒く引っ張られて出来たキズなのか、
両方の耳に真っ赤な血が滲んでいました。


どうせ、あとは殺すだけのいのち、痛かろうが血が出ていようが、買い受けられ
物品になったPちゃんなのでした。



自分も含め、人間ってね・・・・・。
結構重い映画でした。



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読売新聞の生活欄に『こどもの詩』というコーナーがある。

毎日届く一篇の詩の、純真なこどもの眼とそのこころがな
かなか和ませてくれる。


3,4日前の作品には思わず声を出して笑い、切り抜きま
でしてしまった。

以下、それのご紹介だ。


『         かえります
               大田 芙実香

       もう!     わたし  かえります
        (どこへ?)
       おかあさんの  おなかへ

      (千葉県市川市・白菊幼稚園年少)               

 ・・・・・・・・・・・・◇・・・・・・・・・・・・

  お母さんが出産準備で入院中に、お母さんの実家で構っ
 てもらえなかった時の言葉だそうです。  (平田俊子)    』 

    (読売新聞 2017年6月13日(火) 朝刊より) 


平田俊子さんは『こどのも詩』の撰者の先生のようだ。

さて、お母さんの実家で芙実香さんはお留守ばんのようですが、
おじいさん、おばあさんに可愛がられ、きっとワガママ放題な
んですね。
でも、おじいさん、おばあさんだって何かの拍子に構ってやれ
ない瞬間だってあるもの・・・・。

そんな一瞬に突いて出た言葉のようですね・・・・。

「もう!    わたし 帰っちゃうから!!」


笑ってしまいましたね。


さて、ウチのこと。

数日前の朝方・・・・・・。

二間ほど離れた部屋の方から聞き慣れない音が・・・・・??????

ツゥーーピィ、ツゥーーピィ、ツゥーーーーピィ。

何だァ、何の音??????????


ツゥーーーピィ、ツゥーーーーピィ、ツゥーーーーピィ。


行ってみると、ウチの家人と娘が何やら見慣れぬものに空気ポンプ
で空気を送り、膨らましているところだった。


訊けば、赤ちゃんを産湯に入れるそのミニミニプールだと言う。

へェ~~え。


我が子の頃は金タライ、いやプラたらいだったけれど、時代は変わり
あの子供プールのミニミニ版のビニール製だって・・・・。

35,6年も時が経ってるものなァ、変われば変わるモンすな。


それにしても、『もう!    わたし かえります』 と言われるリアルが
スグそこに近づいている、そんな予感に恐ろしくなりますナ・・・・。




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福祉住環境コーディネーター
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茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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