この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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残暑もなく、朝晩の冷え込みはもう本格的か?と思うほど
季節の変化が早すぎる。
午後、もう半袖では寒いかと思ったが、Tシャツ1枚で八反
山散歩に出た。
きっと復路の頃には小汗をかくと思い、最初は我慢、我慢の
体で・・・。
少し歩けば彼岸花が出ていて、その場所だけ燃えるような赤。
うむ、そういえばそういう季節かとひとり納得。
●ヒガンバナ(筑波実験植物園HP 「植物図鑑」より)
散歩コースを左に折れ、すぐに右に曲がると唯一の人家まで
は直線の平らな道が続き、田んぼ脇の電線にハシボソガラス
が一羽。
こちらがズンズン安全距離内に歩を進めると、先のカラスは
さっと飛び立った。こうでなければ、厳しい自然界で生き延
びてはいけない。
刈り取られた田んぼには、機械刈りでも落穂があるのか数羽
のドバト。これも何のうち飛び立った。
夫婦とその息子さんなのか、コンバインで稲刈り中の場所を
通り過ぎたら、周囲の木々が迫り急に視界が狭まる。
もうここから先は、人家もないところでスズメの群れが当方
と反対側に逃げる。
細い道が下る途中、木陰で視界は悪いのだが、コチラからは
少し下側に車1台ほどがやっとの細道が通っていて、コチラ
の道とは合流するY字路となる。
その合流地点のY字路手前に、軽トラックが裏返しで転覆し
ているのに遭遇。
「あらら・・・・・・・っ!?」
一瞬、落ちてから時間が経ったものだと思ったもので、ひとり
つぶやくともなくつぶやいた。
そうしたら、小道の下に落ちている軽トラ脇から、それこそ、
ノソッと、顔が浅黒くガッシリした体格のおじさんが上がって
来た。
声には出さなかったのだが、バツの悪そうな顔でコチラに軽く
会釈をした。
いけねッ! 見られてしまったか・・・・・、みたいな、そんな
顔だった。
そんな顔だったし、「助けてくれ!!」とも言わなかったもので、
コチラはその場を通り過ぎた。
現場を後にして、道をさらに進むと展望が開け見通しが良くなる。
この道の遥か遠く、コチラに向かって韋駄天走りで向かって来る
移動式クレーン車が見えた。
散歩コースの帰り道に、引上げ作業をしている横を通ると、収穫
したばかりの新米のモミの袋が10袋ほどトラック横に下ろされて
いた。
事故原因は何だったのか?
慣れ親しんだ田んぼ道、積荷のモミ袋が固定されていなくて、Y字路
で合流すべく右ハンドルを切った拍子に、積荷が遠心力で左に傾き、
そのために車もろとも小道の左下に落下した?そんな風に想像したが。
今日は普段などそれほど車に出会わない散歩コースなのに、いつも
よりスピードの出ているトラックに何台も出くわした。
やはり、農家の方には忙しい時期なのだろうね。
慣れ親しんだ道、交通量など無いに等しい山道、自宅までだってほん
のひとっ走り・・・・・。そういうところであっても、運搬のイロハ
を怠り横着してしまうと、却って無駄な時間やら、レッカー代など
予定外のコストが懸ってしまう。
帰りに復旧の現場をみたら、近場の別の田んぼで作業をしていたオバ
サンなどもお手伝いしていたな。
誰でもが忙しい時期に、だいぶご迷惑を懸けているようでした。
自分の庭先に運ぶものであっても、運搬するときは「貨物」
貨物は、キチンと「緊結」する、これが基本なのですね。
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季節の変化が早すぎる。
午後、もう半袖では寒いかと思ったが、Tシャツ1枚で八反
山散歩に出た。
きっと復路の頃には小汗をかくと思い、最初は我慢、我慢の
体で・・・。
少し歩けば彼岸花が出ていて、その場所だけ燃えるような赤。
うむ、そういえばそういう季節かとひとり納得。
●ヒガンバナ(筑波実験植物園HP 「植物図鑑」より)
散歩コースを左に折れ、すぐに右に曲がると唯一の人家まで
は直線の平らな道が続き、田んぼ脇の電線にハシボソガラス
が一羽。
こちらがズンズン安全距離内に歩を進めると、先のカラスは
さっと飛び立った。こうでなければ、厳しい自然界で生き延
びてはいけない。
刈り取られた田んぼには、機械刈りでも落穂があるのか数羽
のドバト。これも何のうち飛び立った。
夫婦とその息子さんなのか、コンバインで稲刈り中の場所を
通り過ぎたら、周囲の木々が迫り急に視界が狭まる。
もうここから先は、人家もないところでスズメの群れが当方
と反対側に逃げる。
細い道が下る途中、木陰で視界は悪いのだが、コチラからは
少し下側に車1台ほどがやっとの細道が通っていて、コチラ
の道とは合流するY字路となる。
その合流地点のY字路手前に、軽トラックが裏返しで転覆し
ているのに遭遇。
「あらら・・・・・・・っ!?」
一瞬、落ちてから時間が経ったものだと思ったもので、ひとり
つぶやくともなくつぶやいた。
そうしたら、小道の下に落ちている軽トラ脇から、それこそ、
ノソッと、顔が浅黒くガッシリした体格のおじさんが上がって
来た。
声には出さなかったのだが、バツの悪そうな顔でコチラに軽く
会釈をした。
いけねッ! 見られてしまったか・・・・・、みたいな、そんな
顔だった。
そんな顔だったし、「助けてくれ!!」とも言わなかったもので、
コチラはその場を通り過ぎた。
現場を後にして、道をさらに進むと展望が開け見通しが良くなる。
この道の遥か遠く、コチラに向かって韋駄天走りで向かって来る
移動式クレーン車が見えた。
散歩コースの帰り道に、引上げ作業をしている横を通ると、収穫
したばかりの新米のモミの袋が10袋ほどトラック横に下ろされて
いた。
事故原因は何だったのか?
慣れ親しんだ田んぼ道、積荷のモミ袋が固定されていなくて、Y字路
で合流すべく右ハンドルを切った拍子に、積荷が遠心力で左に傾き、
そのために車もろとも小道の左下に落下した?そんな風に想像したが。
今日は普段などそれほど車に出会わない散歩コースなのに、いつも
よりスピードの出ているトラックに何台も出くわした。
やはり、農家の方には忙しい時期なのだろうね。
慣れ親しんだ道、交通量など無いに等しい山道、自宅までだってほん
のひとっ走り・・・・・。そういうところであっても、運搬のイロハ
を怠り横着してしまうと、却って無駄な時間やら、レッカー代など
予定外のコストが懸ってしまう。
帰りに復旧の現場をみたら、近場の別の田んぼで作業をしていたオバ
サンなどもお手伝いしていたな。
誰でもが忙しい時期に、だいぶご迷惑を懸けているようでした。
自分の庭先に運ぶものであっても、運搬するときは「貨物」
貨物は、キチンと「緊結」する、これが基本なのですね。
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今日のネットニュースを覗くと、スコットランドの住民投票
の開票結果が出ているのと同時に、ニュース とも言えないよ
うな以下の記事。
●立ち食いそば屋の本音「かけそばだけの注文は死活問題」
(SPA!2014年9月18日(木)配信)
こりゃ確かに、立ち食いそば屋さんには、読まないと「死活
問題」になるのかも知れないが、世の中の大多数は立ち食い
そば屋さんじゃないから、どうでもイイ記事だと思うのだが、
日本人はこういう話題が好きなのもたしか。
民放テレビ各社の、夕方のワイドニュースの時間帯なども、
どこのチャンネルも横並びで<うまいもの>やら<おトク>情報
の「今日の特集」のオンパレード。
観ている在日の外国人の皆さんなどはこぞって「(日本の)あ
れは、ニュースじゃないヨ!」と厳しいツッコミを入れるらしい。
うむ、話が逸れたが、どうでもいいニュースが載っていても、
新聞には載っていないニュースもあったりするから、ネット
ニュースもあだや疎かには出来ないのだ。
●豪、日本から潜水艦購入の可能性 現地報道
(2014/9/9 10:53 日本経済新聞)
●NATOに女性自衛官派遣=PKO政策立案へーー防衛省
(2014年9月16日(火)4時54分配信 時事通信)
クラウゼヴィッツの有名な言葉に『政治は武器を使用しない
戦争であり、戦争は武器を使用する政治である』というのが
あるが、終戦からこの方、世界で稀にみる「軍事頭脳」欠落
の民族になってしまった日本人だが、いまようやく、世界の
世間並みレベルになろうという緒についたばかりだ。
数日前に読み終えたのが以下の本。
■西村金一・岩切成夫・末次富美雄著
『自衛隊は尖閣紛争をどう戦うか』祥伝社新書
2014年8月10日初版第1刷
元自衛隊幹部による尖閣対応のシュミレーションだが、双方の
保有戦闘機数は中国が500機、日本が100機。入り乱れて
の空中戦になるのかと思いきや、そうではなくて、70~100
㎞先からの長射程対空ミサイルの発射で帰趨が決まってしまう
らしい・・・。如何に先に敵を見つけるか?これが勝敗の分岐と
いう。
中国軍の危なっかしい不注意から、いつ何時本当の戦争の火ぶた
が切られるか分からない現実。
古い本だが、■長谷川慶太郎著『軍事頭脳を持っているか 日本
人は無防備すぎないか』青春出版社 も引っぱり出したりして
いま、遅まきながら「軍事」も考え始めている。
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の開票結果が出ているのと同時に、ニュース とも言えないよ
うな以下の記事。
●立ち食いそば屋の本音「かけそばだけの注文は死活問題」
(SPA!2014年9月18日(木)配信)
こりゃ確かに、立ち食いそば屋さんには、読まないと「死活
問題」になるのかも知れないが、世の中の大多数は立ち食い
そば屋さんじゃないから、どうでもイイ記事だと思うのだが、
日本人はこういう話題が好きなのもたしか。
民放テレビ各社の、夕方のワイドニュースの時間帯なども、
どこのチャンネルも横並びで<うまいもの>やら<おトク>情報
の「今日の特集」のオンパレード。
観ている在日の外国人の皆さんなどはこぞって「(日本の)あ
れは、ニュースじゃないヨ!」と厳しいツッコミを入れるらしい。
うむ、話が逸れたが、どうでもいいニュースが載っていても、
新聞には載っていないニュースもあったりするから、ネット
ニュースもあだや疎かには出来ないのだ。
●豪、日本から潜水艦購入の可能性 現地報道
(2014/9/9 10:53 日本経済新聞)
●NATOに女性自衛官派遣=PKO政策立案へーー防衛省
(2014年9月16日(火)4時54分配信 時事通信)
クラウゼヴィッツの有名な言葉に『政治は武器を使用しない
戦争であり、戦争は武器を使用する政治である』というのが
あるが、終戦からこの方、世界で稀にみる「軍事頭脳」欠落
の民族になってしまった日本人だが、いまようやく、世界の
世間並みレベルになろうという緒についたばかりだ。
数日前に読み終えたのが以下の本。
■西村金一・岩切成夫・末次富美雄著
『自衛隊は尖閣紛争をどう戦うか』祥伝社新書
2014年8月10日初版第1刷
元自衛隊幹部による尖閣対応のシュミレーションだが、双方の
保有戦闘機数は中国が500機、日本が100機。入り乱れて
の空中戦になるのかと思いきや、そうではなくて、70~100
㎞先からの長射程対空ミサイルの発射で帰趨が決まってしまう
らしい・・・。如何に先に敵を見つけるか?これが勝敗の分岐と
いう。
中国軍の危なっかしい不注意から、いつ何時本当の戦争の火ぶた
が切られるか分からない現実。
古い本だが、■長谷川慶太郎著『軍事頭脳を持っているか 日本
人は無防備すぎないか』青春出版社 も引っぱり出したりして
いま、遅まきながら「軍事」も考え始めている。
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韓国ドラマ『ホジュンーー宮廷医官への道』(BS日テレ)が
やっと昨日で終わった。
全64話。
月曜から金曜までの平日5日間、1時間ものの連続ドラマ。
1999年制作の比較的古いドラマで、かつてBS朝日で放
送されたのが最初で、その後何度も再放送されたらしいか
ら以前に観た人もあるかも知れない。
最近の韓ドラの"画面クッキリ"のと違って、古いカメラのため
どこかくすんだ画面なのだが、そこが歴史を感じさせて独特の
雰囲気を醸し出していたのだが、昼日中からノコノコとドラマ
を観ているわけでもなく、夜に録画でみると、それが余計にイ
イのだ。
家人も寝静まった時間、ポツネンと酒を片手に見入ると、
ホ・ジュンの波乱万丈の生涯に自然と感情移入して、しみじみ
としたものだ。
●韓国ドラマ『ホジュンーー宮廷医官への道』(BS日テレ)
(なんだソレ?という方は、上記リンク先の「番組概要」を
見て下さい。)
ドラマの主人公ホジュンは、実在の人物とはいえ、当時の朝鮮
では、医者は賤民の階層だったらしいから人物の詳細を伝える
資料が残っているはずもなく、ドラマの大方フィクションだろ
うと思う。(ただ、ホジュンは、宮廷医官にまで登りつめ両班に
までなった。)
それであっても、宮廷の壮絶な権力争いやら、貧困と飢餓に苦
しむ民の暮らしぶりなど丹念な描き方をした良質なドラマで、
韓国で放映された当初、視聴率63%とかという絶大な支持を
得た作品となったという。
『韓流時代劇と朝鮮史の真実』などの著者の東洋史学者宮脇淳
子氏によれば、韓流歴史ドラマは「韓国人による妄想のファンタ
ジー」というが、そういう中では、作品のテーストが比較的地に
足の着いた、数少ない部類に入るのではないかと思う。
宮脇氏は著書で、韓国歴史ドラマを、日本で言えば『水戸黄門』
や『暴れん坊将軍』的な完全なフィクションを「韓流時代劇」、
史実に忠実なNHK大河ドラマ的な作品を「韓国歴史ドラマ」と意
識的に分けて論評しようと努めている。
ま、韓国にはまともな歴史書がないから、大概がファンタジーに
なってしまい、大河ドラマ的なものはないとは言うが、韓国人に
はそこが判っていないという。
何で読んだか忘れたが、ある方が立派な在日のお医者さんとレセ
プション会場での雑談になった時、朝鮮古代史ドラマ『朱蒙』を
観ていた印象から「我が国にも、立派な歴史があったのですね、知
りませんでしたヨ。」とこのお医者さんに言われたとか・・・。
「水戸黄門」と「大河ドラマ」の区別もついていない、と呆れ返って
書いていたが、大概の韓国人がこうだ、というのね。
さて、ホジュンが終わり、『根の深い木』(テレビ東京)『奇皇后』(N
HKーBS)『太陽を抱く月』(NHK)などフィクション丸出しの韓国時代
劇一辺倒になってしまった。
もうこの手の『暴れん坊将軍』的な時代劇はとても観る気がしないか
ら、義務に近い日課が減って一安心というところになった。
今はお昼時に『愛は歌に乗って』をリアルタイムで観て、録画では
『輝いてスングム』を観ている。(どちらも、BS日テレ)
『愛は歌に乗って』は、たわいない恋愛ドラマなのだが、日本と違い
それぞれの家族が絡み、なかなかに面倒くさい韓国社会が覗ける。
今年のソチ五輪期間の頃にも、韓国ではこのドラマがブームとなった
とか。
ちょっとした腹立つことがあっても、大声でまくしたてる韓国人気質
がここでも全開。隣国ウオッチングには最適なドラマ。
しかも制作年が新しく、韓国の「今」が仄見える。
もう一本の『輝いてスングム』は、やはり今年制作の新しいドラマな
のだが、ドラマの舞台は、朝鮮戦争直後の韓国社会。
戦争に巻き込まれ孤児となり、クズ拾いでけなげに生きる兄弟や、北
と南に分断された家族や、農村社会に絶大な根を張り、今なお睨みを
効かす地主と、絵に描いたような貧困者たち。
しかし、逞しく明るく日々を生き抜く、名もなき人々の日常と、戦争を
初めとした大きな運命のいたずら。
朝鮮戦争を現実に知らない世代が、当時の状況を想像するのにヨスガ
となる作品だ。
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昨日の『ホジュン』の最終回の最後の場面で、ホジュンの墓を訪れた
医女イェジン(生涯ホジュンを思い続けた女性)の言葉。
「太陽の下で名を誇って生きるのは、さほど難しくはない。
難しいのは、誰にも気づかれず乾いた人の心を潤すことよ。
あの方はそんな方だったわ。
心の底から病人を愛する心医だった・・・・・・。」
日韓関係が険悪な昨今、ヘイトスピーチなど民民レベルでもボルテージ
は上がるばかりだ。向こうがそうだから、売り言葉に買い言葉。手元に
ある本■三橋貴明著『愚韓新論』(飛鳥新社)をパラパラとめくっても
勇ましいばかり。
今日のブログを書くにあたっては、■豊田有恒著『本当は怖い韓国の
歴史』(祥伝社新書)を読んでから書いた。
豊田氏はSF作家と思っていたら、韓国史の専門家でもあったのね。韓国
現地への渡航歴も多いらしい。
いやはや、結構的を射た指摘が多く、韓ドラも相当観ているのを知りまし
たね。島根県立大学名誉教授だそう。
上記の本の第6章渤海国をドラマ「テージョヨン」に沿って解説したり、
第9章で李氏の朝鮮王朝を56ページあまりで手短ながら判り易く解説。
話は縦横無尽に飛び、裏打ちされた朝鮮史・世界史の教養が随所に。
とどのつまり、指摘は厳しいのだが筆致が「平熱」というのか、冷静な
ところが読ませる。
朝鮮史に関心を持たれた方には、お薦めな本ですね。
「日本人て、どうしてギリシャ・ローマだの遠い西洋のことばかり語って、
足元の朝鮮・中国のことになると疎いの?」だそうだから、お互いに勉強
しないと。
やっと昨日で終わった。
全64話。
月曜から金曜までの平日5日間、1時間ものの連続ドラマ。
1999年制作の比較的古いドラマで、かつてBS朝日で放
送されたのが最初で、その後何度も再放送されたらしいか
ら以前に観た人もあるかも知れない。
最近の韓ドラの"画面クッキリ"のと違って、古いカメラのため
どこかくすんだ画面なのだが、そこが歴史を感じさせて独特の
雰囲気を醸し出していたのだが、昼日中からノコノコとドラマ
を観ているわけでもなく、夜に録画でみると、それが余計にイ
イのだ。
家人も寝静まった時間、ポツネンと酒を片手に見入ると、
ホ・ジュンの波乱万丈の生涯に自然と感情移入して、しみじみ
としたものだ。
●韓国ドラマ『ホジュンーー宮廷医官への道』(BS日テレ)
(なんだソレ?という方は、上記リンク先の「番組概要」を
見て下さい。)
ドラマの主人公ホジュンは、実在の人物とはいえ、当時の朝鮮
では、医者は賤民の階層だったらしいから人物の詳細を伝える
資料が残っているはずもなく、ドラマの大方フィクションだろ
うと思う。(ただ、ホジュンは、宮廷医官にまで登りつめ両班に
までなった。)
それであっても、宮廷の壮絶な権力争いやら、貧困と飢餓に苦
しむ民の暮らしぶりなど丹念な描き方をした良質なドラマで、
韓国で放映された当初、視聴率63%とかという絶大な支持を
得た作品となったという。
『韓流時代劇と朝鮮史の真実』などの著者の東洋史学者宮脇淳
子氏によれば、韓流歴史ドラマは「韓国人による妄想のファンタ
ジー」というが、そういう中では、作品のテーストが比較的地に
足の着いた、数少ない部類に入るのではないかと思う。
宮脇氏は著書で、韓国歴史ドラマを、日本で言えば『水戸黄門』
や『暴れん坊将軍』的な完全なフィクションを「韓流時代劇」、
史実に忠実なNHK大河ドラマ的な作品を「韓国歴史ドラマ」と意
識的に分けて論評しようと努めている。
ま、韓国にはまともな歴史書がないから、大概がファンタジーに
なってしまい、大河ドラマ的なものはないとは言うが、韓国人に
はそこが判っていないという。
何で読んだか忘れたが、ある方が立派な在日のお医者さんとレセ
プション会場での雑談になった時、朝鮮古代史ドラマ『朱蒙』を
観ていた印象から「我が国にも、立派な歴史があったのですね、知
りませんでしたヨ。」とこのお医者さんに言われたとか・・・。
「水戸黄門」と「大河ドラマ」の区別もついていない、と呆れ返って
書いていたが、大概の韓国人がこうだ、というのね。
さて、ホジュンが終わり、『根の深い木』(テレビ東京)『奇皇后』(N
HKーBS)『太陽を抱く月』(NHK)などフィクション丸出しの韓国時代
劇一辺倒になってしまった。
もうこの手の『暴れん坊将軍』的な時代劇はとても観る気がしないか
ら、義務に近い日課が減って一安心というところになった。
今はお昼時に『愛は歌に乗って』をリアルタイムで観て、録画では
『輝いてスングム』を観ている。(どちらも、BS日テレ)
『愛は歌に乗って』は、たわいない恋愛ドラマなのだが、日本と違い
それぞれの家族が絡み、なかなかに面倒くさい韓国社会が覗ける。
今年のソチ五輪期間の頃にも、韓国ではこのドラマがブームとなった
とか。
ちょっとした腹立つことがあっても、大声でまくしたてる韓国人気質
がここでも全開。隣国ウオッチングには最適なドラマ。
しかも制作年が新しく、韓国の「今」が仄見える。
もう一本の『輝いてスングム』は、やはり今年制作の新しいドラマな
のだが、ドラマの舞台は、朝鮮戦争直後の韓国社会。
戦争に巻き込まれ孤児となり、クズ拾いでけなげに生きる兄弟や、北
と南に分断された家族や、農村社会に絶大な根を張り、今なお睨みを
効かす地主と、絵に描いたような貧困者たち。
しかし、逞しく明るく日々を生き抜く、名もなき人々の日常と、戦争を
初めとした大きな運命のいたずら。
朝鮮戦争を現実に知らない世代が、当時の状況を想像するのにヨスガ
となる作品だ。
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昨日の『ホジュン』の最終回の最後の場面で、ホジュンの墓を訪れた
医女イェジン(生涯ホジュンを思い続けた女性)の言葉。
「太陽の下で名を誇って生きるのは、さほど難しくはない。
難しいのは、誰にも気づかれず乾いた人の心を潤すことよ。
あの方はそんな方だったわ。
心の底から病人を愛する心医だった・・・・・・。」
日韓関係が険悪な昨今、ヘイトスピーチなど民民レベルでもボルテージ
は上がるばかりだ。向こうがそうだから、売り言葉に買い言葉。手元に
ある本■三橋貴明著『愚韓新論』(飛鳥新社)をパラパラとめくっても
勇ましいばかり。
今日のブログを書くにあたっては、■豊田有恒著『本当は怖い韓国の
歴史』(祥伝社新書)を読んでから書いた。
豊田氏はSF作家と思っていたら、韓国史の専門家でもあったのね。韓国
現地への渡航歴も多いらしい。
いやはや、結構的を射た指摘が多く、韓ドラも相当観ているのを知りまし
たね。島根県立大学名誉教授だそう。
上記の本の第6章渤海国をドラマ「テージョヨン」に沿って解説したり、
第9章で李氏の朝鮮王朝を56ページあまりで手短ながら判り易く解説。
話は縦横無尽に飛び、裏打ちされた朝鮮史・世界史の教養が随所に。
とどのつまり、指摘は厳しいのだが筆致が「平熱」というのか、冷静な
ところが読ませる。
朝鮮史に関心を持たれた方には、お薦めな本ですね。
「日本人て、どうしてギリシャ・ローマだの遠い西洋のことばかり語って、
足元の朝鮮・中国のことになると疎いの?」だそうだから、お互いに勉強
しないと。
昨日とはうって変わって、今日は一日ドンヨリとした曇り空。
先行き1週間も、あまりイイ天気ではないようで、このまま
小寒い季節が来てしまうような予報だ。
庭には今日も、数羽のシジュウカラが来たが、これだっていつ
もの年より早い気がする。
さてそんな休日、以下のネット記事に目が留まった。
●朝日新聞の全国普及率は13.2% シェア1位の県は1つも
存在せず
(2014年9月15日(月)7時0分配信 NEWSポストセブン)
総スカンを喰らっている朝日はどうでもよろしいのだが、記事中
冒頭の、全国紙の購読部数の激減ぶりには驚いた。
日本の人口減、高齢社会の進行、若者の活字離れ、テレビ・イン
ターネットなど映像メディアの発達による競合媒体の躍進など複
合的要因から、新聞の地盤沈下が語られて久しいが、それにして
もである・・・・。
早晩、アメリカでのように、日本の新聞もやがて消滅の危機を迎え
るのでは?との杞憂も、現実味を帯びてきているとも思わざるを得
ない。
上記のリンク記事によれば、2014年上期の2005年同期対比
(10年間)で、朝日が79万部減、読売は52万部減、毎日も63
万部減、産経も55万部減と全国紙軒並み購読部数減という。
記事の趣旨は、「全国紙」などいわれのないもので、全国30以上
の道府県でトップシェアを占めているのは地元紙だというものなの
だが、「新聞の地盤沈下」を述べるのなら、その地元紙とて例外で
はないはず。
毎日の手元の新聞を見ていても、読者投稿欄の投稿者年齢は65歳
以上、70代、80代の方の意見が多いのが判る。明らかに新聞購
読層のボリュームゾーンは高齢者層だ。先細りが目に見えている。
どうなってしまうのだろうと、今日の空同様に暗澹とした気持ちに
なる。
*リンク記事の原典データは『新聞発行社レポート 半期』(日本A
BC協会)とある。ネットで検索してみると、会員以外にはデータは
公開されていないのが判る。
*もともと各新聞社の発行部数は、公称発行部数と実購読部数との間
に大きな乖離があり、実のところは不明だ。
業界慣習もあって、「押し紙」といって配達される見込みのない部数
も新聞販売店に送り込まれるともいう。その数、実に必要部数(配達数)
の20%以上も送り込むともいわれる。
これも新聞社によってまちまちで、かつてその悪弊を週刊誌で触れた
事案では裁判沙汰になったこともあったらしい。
*よって、新聞社ごとの発行部数をブログ記事程度で拾い出すことは
出来ないのだが、ネット記事を探すと、平成10年とやや古いながら、
発行部数を記述したものがあったので、以下にご紹介しておく。
もともとが、下駄を履かされた数字だから真に受けられないが、ある程度
の推定数字のベースにはなる。(★リンク2行目追加、資料は古いが。)
●日本の新聞(ウィキペディア)
●日本の新聞社・新聞の販売部数、発行部数ランキング2008年
(MEMORVA)
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首都圏に住んでいると、いわゆる「全国紙」購読が当たり前のようで、
地方紙単独購読は少ない。
全国紙に比べ、紙面構成力等歴然とした力の差があり、地元紙が
何とも心もとない。
岐阜に在住の頃は、最初は岐阜新聞、しかしこれは関東同様ですぐ
購読ストップして中日新聞に。
新潟に住んでいた頃は新潟日報。
この新聞は、地元紙として気を吐き、この一紙単独購読で事足りた。
部数約49.1万部、地元占拠率は圧倒的だったな。
昭和20年8月6日の広島への原爆投下を、同年8月7日の紙面で
『原子爆弾』と書いた全国唯一の新聞だったという。
他の新聞が「新型爆弾」としか書くことが出来なかったその時にだ。
辺鄙な地方にあっても、ジャーナリズムの矜持を持ち続けるその
原点は今も変わらないだろう。茨城に戻っても時折、新潟日報の
HPを覗くことがある。
先行き1週間も、あまりイイ天気ではないようで、このまま
小寒い季節が来てしまうような予報だ。
庭には今日も、数羽のシジュウカラが来たが、これだっていつ
もの年より早い気がする。
さてそんな休日、以下のネット記事に目が留まった。
●朝日新聞の全国普及率は13.2% シェア1位の県は1つも
存在せず
(2014年9月15日(月)7時0分配信 NEWSポストセブン)
総スカンを喰らっている朝日はどうでもよろしいのだが、記事中
冒頭の、全国紙の購読部数の激減ぶりには驚いた。
日本の人口減、高齢社会の進行、若者の活字離れ、テレビ・イン
ターネットなど映像メディアの発達による競合媒体の躍進など複
合的要因から、新聞の地盤沈下が語られて久しいが、それにして
もである・・・・。
早晩、アメリカでのように、日本の新聞もやがて消滅の危機を迎え
るのでは?との杞憂も、現実味を帯びてきているとも思わざるを得
ない。
上記のリンク記事によれば、2014年上期の2005年同期対比
(10年間)で、朝日が79万部減、読売は52万部減、毎日も63
万部減、産経も55万部減と全国紙軒並み購読部数減という。
記事の趣旨は、「全国紙」などいわれのないもので、全国30以上
の道府県でトップシェアを占めているのは地元紙だというものなの
だが、「新聞の地盤沈下」を述べるのなら、その地元紙とて例外で
はないはず。
毎日の手元の新聞を見ていても、読者投稿欄の投稿者年齢は65歳
以上、70代、80代の方の意見が多いのが判る。明らかに新聞購
読層のボリュームゾーンは高齢者層だ。先細りが目に見えている。
どうなってしまうのだろうと、今日の空同様に暗澹とした気持ちに
なる。
*リンク記事の原典データは『新聞発行社レポート 半期』(日本A
BC協会)とある。ネットで検索してみると、会員以外にはデータは
公開されていないのが判る。
*もともと各新聞社の発行部数は、公称発行部数と実購読部数との間
に大きな乖離があり、実のところは不明だ。
業界慣習もあって、「押し紙」といって配達される見込みのない部数
も新聞販売店に送り込まれるともいう。その数、実に必要部数(配達数)
の20%以上も送り込むともいわれる。
これも新聞社によってまちまちで、かつてその悪弊を週刊誌で触れた
事案では裁判沙汰になったこともあったらしい。
*よって、新聞社ごとの発行部数をブログ記事程度で拾い出すことは
出来ないのだが、ネット記事を探すと、平成10年とやや古いながら、
発行部数を記述したものがあったので、以下にご紹介しておく。
もともとが、下駄を履かされた数字だから真に受けられないが、ある程度
の推定数字のベースにはなる。(★リンク2行目追加、資料は古いが。)
●日本の新聞(ウィキペディア)
●日本の新聞社・新聞の販売部数、発行部数ランキング2008年
(MEMORVA)
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首都圏に住んでいると、いわゆる「全国紙」購読が当たり前のようで、
地方紙単独購読は少ない。
全国紙に比べ、紙面構成力等歴然とした力の差があり、地元紙が
何とも心もとない。
岐阜に在住の頃は、最初は岐阜新聞、しかしこれは関東同様ですぐ
購読ストップして中日新聞に。
新潟に住んでいた頃は新潟日報。
この新聞は、地元紙として気を吐き、この一紙単独購読で事足りた。
部数約49.1万部、地元占拠率は圧倒的だったな。
昭和20年8月6日の広島への原爆投下を、同年8月7日の紙面で
『原子爆弾』と書いた全国唯一の新聞だったという。
他の新聞が「新型爆弾」としか書くことが出来なかったその時にだ。
辺鄙な地方にあっても、ジャーナリズムの矜持を持ち続けるその
原点は今も変わらないだろう。茨城に戻っても時折、新潟日報の
HPを覗くことがある。
昨日の毎日新聞『季語刻々今昔』(坪内稔典)欄の句は、 <時間が
止まった絵のような光景>と坪内氏も書いているように、真夏の
それとは違った独特の静謐感が漂い、 印象に残った。
●明治草三日うごかぬ貨車ひとつ
丸山 哲郎
坪内氏の解説によると、「明治草」とはヒメムカシヨモギという
明治初年には早くも渡来した外来種で、鉄道沿線に広がり、道端
や荒れ地に今でも見受けられる2m 近くになる雑草とのこと。
雑草が生えるにまかせ、鉄さびた引き込み線にはぽつんと一両だ
けの貨車が止まったまま。あたりに人ひとりなく、コオロギの
声ぐらいが聴こえる、そんな穏やかな時間・・・・。
今日は朝から気持ちよく晴れあがったもので、例によって八反山
まで歩いてみた。
晴れの日曜日とあって、普段なら人っ子ひとり会わないコースなの
だが、今日は耕作地で働く人もあり「静謐な秋の野辺」とはいかな
かった。
いまどき手刈りでもしたのか、丈の長い稲藁をトンガリ帽子のように
立てているおじさんひとり。傍らで、お孫さんかひとり遊びに興じて
いる。
さらに進むと、それほど大きくない田んぼに、父子ペアでトラクター
による稲刈り中。
また、毎年続けて菊栽培をしている畑の縁で、無心に草刈機を駆動中
のおじさん。いつもなら静かな山の端に、機械の大音響が響く。
こちらを向いていれば、いつものように挨拶を交わしたが、後ろ向き
なもので、そのまま通り過ぎた。
またさらにすすむと、春彼岸、お盆用などの電照菊を栽培している畑
にも、久々人影が。
熱心な老夫婦が、土の見事な畑を耕しているようだったが、ここにも
ひとり、お孫さんが同行していて、何やら一緒に作業を手伝っている。
小さい身体に、イッチョウマエに水色のタオルで鉢巻をしている。
風もない良い日よりだったから、微笑ましい景色があちこちに見られ
たのだろうね。
【今日出会った生き物たち】
アオサギ、シラサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハクセキレイ
ドバト、スズメ(50羽ほどもの群れ)、ヒヨドリ
モズ(縄張りを構築中なのか、田んぼ脇の電線に留まり威嚇の声)モズ
はこの個体のほかにも何羽もの声を聴いた。いよいよ秋本番。
ツバメが3,4羽(まだ渡らずにいたのを知った。南方への渡りがもうすぐ
だろう)
コオロギ(声だけで種類は特定出来ない。子ども時代は出来たんだけど。)
シオカラトンボ 何匹も。(飛ぶ姿は真夏と違い弱弱しい)
★昨年は少なくなったとはいえ結構いたのに、赤トンボには出会わない。
季節がもう少し後なのか。
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12日(金)の散歩の折に、何ヘビだかは知らなかったが、大島紬の
柄のような直径2.5cmほどのヘビの屍骸を踏んづけた。
グニュっという感じで気持ち悪かった。
あ~ァ、これで車に乗るのかヨ!?という感じ。(八反山コースは
途中までは車で行くので。)
ところが・・・・・・・・・・・・、
今日歩いてみると・・・・・・・・、
そのヘビがね・・・・、
見事に、あの魚好きな人が平らげた魚の骨のように、背骨と小骨だけ
になっておりました。
いやはや!!
その綺麗な食べ方は、見事というほかありません。
12日に見て、今日は14日。間はたったの一日ですヨ!?
道の真ん中で、「丸物」のヘビの屍骸は、徐々に腐敗して行くのだ
と思っていたのに、このハヤワザ。
何者の仕業かは判りませんが、自然の営みの無駄のなさに、ひとり
感嘆した今日でした。
止まった絵のような光景>と坪内氏も書いているように、真夏の
それとは違った独特の静謐感が漂い、 印象に残った。
●明治草三日うごかぬ貨車ひとつ
丸山 哲郎
坪内氏の解説によると、「明治草」とはヒメムカシヨモギという
明治初年には早くも渡来した外来種で、鉄道沿線に広がり、道端
や荒れ地に今でも見受けられる2m 近くになる雑草とのこと。
雑草が生えるにまかせ、鉄さびた引き込み線にはぽつんと一両だ
けの貨車が止まったまま。あたりに人ひとりなく、コオロギの
声ぐらいが聴こえる、そんな穏やかな時間・・・・。
今日は朝から気持ちよく晴れあがったもので、例によって八反山
まで歩いてみた。
晴れの日曜日とあって、普段なら人っ子ひとり会わないコースなの
だが、今日は耕作地で働く人もあり「静謐な秋の野辺」とはいかな
かった。
いまどき手刈りでもしたのか、丈の長い稲藁をトンガリ帽子のように
立てているおじさんひとり。傍らで、お孫さんかひとり遊びに興じて
いる。
さらに進むと、それほど大きくない田んぼに、父子ペアでトラクター
による稲刈り中。
また、毎年続けて菊栽培をしている畑の縁で、無心に草刈機を駆動中
のおじさん。いつもなら静かな山の端に、機械の大音響が響く。
こちらを向いていれば、いつものように挨拶を交わしたが、後ろ向き
なもので、そのまま通り過ぎた。
またさらにすすむと、春彼岸、お盆用などの電照菊を栽培している畑
にも、久々人影が。
熱心な老夫婦が、土の見事な畑を耕しているようだったが、ここにも
ひとり、お孫さんが同行していて、何やら一緒に作業を手伝っている。
小さい身体に、イッチョウマエに水色のタオルで鉢巻をしている。
風もない良い日よりだったから、微笑ましい景色があちこちに見られ
たのだろうね。
【今日出会った生き物たち】
アオサギ、シラサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハクセキレイ
ドバト、スズメ(50羽ほどもの群れ)、ヒヨドリ
モズ(縄張りを構築中なのか、田んぼ脇の電線に留まり威嚇の声)モズ
はこの個体のほかにも何羽もの声を聴いた。いよいよ秋本番。
ツバメが3,4羽(まだ渡らずにいたのを知った。南方への渡りがもうすぐ
だろう)
コオロギ(声だけで種類は特定出来ない。子ども時代は出来たんだけど。)
シオカラトンボ 何匹も。(飛ぶ姿は真夏と違い弱弱しい)
★昨年は少なくなったとはいえ結構いたのに、赤トンボには出会わない。
季節がもう少し後なのか。
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柄のような直径2.5cmほどのヘビの屍骸を踏んづけた。
グニュっという感じで気持ち悪かった。
あ~ァ、これで車に乗るのかヨ!?という感じ。(八反山コースは
途中までは車で行くので。)
ところが・・・・・・・・・・・・、
今日歩いてみると・・・・・・・・、
そのヘビがね・・・・、
見事に、あの魚好きな人が平らげた魚の骨のように、背骨と小骨だけ
になっておりました。
いやはや!!
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12日に見て、今日は14日。間はたったの一日ですヨ!?
道の真ん中で、「丸物」のヘビの屍骸は、徐々に腐敗して行くのだ
と思っていたのに、このハヤワザ。
何者の仕業かは判りませんが、自然の営みの無駄のなさに、ひとり
感嘆した今日でした。
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性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
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