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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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ブログのカテゴリーをチェックしていましたら、「産業廃棄物」という
カテゴリーは、な、なんと投稿が<ゼロ>でしたね。

勇んで当方ブログをチェックされる産廃関連事業者さんも多かろうと
思いますが、<何だ、何も書いてネー>とお思いになったかも知れません。

そして、<何だドシロウトじゃねーか!>とも思うのかも知れませんね。


ところがですね、実はそうじゃないんです。

「産業廃棄物」の収集・運搬を中心には、茨城に限らず、東北各県など
結構受注実績がある行政書士なんでございます。

あまりリアルに仕事になっておりますために、返ってブログには
書きづらい面がありましてね、でも、投稿ゼロもマズイと思い直して
今日初めて書いております。


地球温暖化が叫ばれてもう久しいわけですが、今では返って<耳慣れ>
してしまった感があります。
これはやはり危険なわけで、今を生きるひとりひとりが、もう一度
自分の出来るところから、温暖化防止の地道な実践が必要ですよね。

最近読んだ『ハチドリのひとしずく』辻信一監修 光文社、という本
は、この<ひとりひとりが><自分の出来るところから>を再度
気づかせてくれる本になっています。

また本を買わなくても、辻先生(明治学院大学教授)が中心になって
進めている地球環境保護の活動、『ハチドリ計画 ー私にできることー』
をご覧になりますと、メインの<ハチドリの物語>の詩をはじめ、
活動の大筋が理解出来ますので是非覗いて見て下さい。

  http://www.hachidori.jp/story.html

この『ハチドリ計画』では、地球環境保護の取り組みを<ポトリ>と
言う単位で、実行しましょうよと呼び掛けています。
たとえば、待機電力を減らすため、室内の見ていない時のテレビの
コンセントを抜くと、<0.7ポトリ>の効果、という具合に・・・。

(注.黒田の記憶が確かでありませんので、TVのコンセントを抜く
 のが0.7だったかは、不確か。故にあくまで例えば・・・です。)


さて、エライ道草喰ってしまいました。
上記のように、今を生きる全ての人々が<地球環境保護>を意識し、
しかも行動しましょうよ・・・、というお話を書きましたのは、
実は普通の人でもそうなのですから、まして「業」として環境がらみの
仕事をする場合、もっともっと自覚的に、環境を意識した行動が
必要だと思うのです。

昔は<古物屋さん>と言われた商売も、意識的・前向きに取り組んで
来たことにより、今や<都市型鉱山>として産業廃棄物リサイクル業の
大手になっている企業を知っております。

確かに汚れ仕事、キタナイと見られることだって、瞬間的にはあるで
しょう。しかし、資源の再生・リサイクルは社会の極めて大切な機能に
なっているのが現代でありますし、さらに未来ではもっとそうのはず。
キレイな製品の生産が動脈産業とした時、役目が終わった製品の資源
を再生するシゴトを<静脈産業>と呼び、ますますその役目の重要さ
が社会の認識として深まっております。

ただ残念ながらその担い手の皆さんに自覚だとか、使命感などが
まだまだ薄い・・・というのが、お目に掛かった数少ない経験からは
感じてしまうのが実情です。

どうぞそのような現状ですから、意識的になれば周囲の同業の方々を
優に抜き去ることも可能のようにも思いますがいかがでしょうか?

原油価格の高騰が、さらには「高止まり」感の予測さえ立てられる現状
ですし、何より早晩<資源の枯渇>が自明のことであってみれば、代替
エネルギーの開発が必須です。

そのひとつに、BDFも挙げられておりますが、声高にその有意義さが
言われる割に、企業化、システム化など遅遅として進まず、零細事業者
の細々とした<なりわい>に任せるまま、です。

使用後の食用油の回収が、産業廃棄物の収集・運搬に当るか?いや、
5円でも10円でも買ってくれば<有価物>なのだから、当らない!!
と宗教論争のような不毛の論議を脱して、建設的な業として打建てられ
たところが、産業に育って行くような気が致します。

さらに、この収集運搬の許可申請をせず、もっと簡易な「廃棄物再生
事業者登録」というのがあります。
提出書類はわずか4枚ほどの申請書類ですが(図面等添付書類は別途
有り)、先日問い合わせがあったものですから、ちょっと調べました
ら、県の廃棄物対策課、及び該当市町村職員による現場立会いがある
ことが判りました。


そりゃそうですよね、簡易型も安易型もなく、地球環境保護という
絶対的命題のもとでは、業としての取り組みには安易な道はなく、
許可基準などは最低基準であって、あとは高い使命感のもと厳しい
自主基準を敷いて取り組み出来るところだけに、業を行う資格がある、
ということなのです。

当事務所に「いくら?」と聴いて来られる事業者さんは多いのですが、
その後が続きません。
しかし、許可申請手続きに要する費用を捻出出来ないでは、事業を
営むと言う点で、なかなか厳しいように思います。
事業資金の確保、事業計画の精密な検討など、経営としての視点を
保持した産業の担い手たらん・・・という気鋭の方がお見えになるの
をお待ちしたいと思います。

 (当方:ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
     日本自然保護協会自然観察指導員でもあります。)


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【追記】昨夜のTBSTVのドキュメンタリー番組『夢の扉』では
    「沖縄石垣島でサンゴ復活にかける男」として、海水温上昇
    によるサンゴの死滅の事実と復活への実験記録が取り上げら
    れていました。石垣島と西表島の間の海域で2km四方に
    渡って、海水温上昇の影響でサンゴが死滅し、今後対策
    を打たないと10年~20年で沖縄海域で全滅の恐れと
    いいます。
    サンゴは藻の一種を体内に取り込み、それからの栄養素で
    生きている。サンゴは動物でありながら、この藻の光合成
    により、海中に酸素を出しているのだとか。
    よって、サンゴが死滅するということは、そこでの魚類はじめ
    動植物の生物相に大きな影響を及ぼし、サンゴの死はそこを
    死の海と化してしまうのだそう・・・・・。

    あれこれニュースを見聞きするにつけ、ヒタヒタと地球の
    終焉が近づいている恐れを感じます。

    少しでも、ひとりひとりがまず、出来るところから・・・。




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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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