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●首相、「わが軍」使わない
(2015年3月30日(月)12時15分配信 共同通信)
上記の共同通信記事は、今日の首相の衆院予算委員会での答弁を
淡々と伝えているだけだが、同じニュースを伝えた時事通信の記
事は、短いながら『「今後もわが軍と呼ぶのか」と執拗に攻め立
てる野党に反論していた首相も、最後は「言葉尻を取り上げて議
論するのは意味がない。もうやめようではないか」と白旗を揚げ
た。』(3月30日(月)15時44分配信 時事)とあり、
『白旗を揚げた』と首相の心象に切り込み、踏み込んだ表現で伝
えた。
まったく、やることなすこと「オレ様のお通りだい!!」的なあ
からさまな独善的アプローチが目立っていたから、少しは頭を冷
やして欲しいよな。
先日のテレビ朝日「報道ステーション」に最後の出演となった27
日(金)の古賀茂明氏とキャスター古館氏とのバトルは、折悪しく
見逃してしまったのだが、後追いで、文字情報をあれこれ読んでみ
ると、やっぱり、今の日本、何やら暗雲が立ち込めて来ている感が
否めない。
古賀氏降板の裏には、<官邸>の圧力があったとか、なかったとか。
コバエのように煩い古賀氏を表舞台から葬り去って、次に官邸が狙う
のは、やはりゴチャゴチャと「小うるさい」池上彰氏だとも何かで
読んだ。
しかし、27日の放送中に古賀氏が持ち込んだ自作のフリップの、マ
ハトマ・ガンジーの言葉というのが響いた。
そのフリップをそのまま走り書きしたメモを以下記しておこう。
『あなたがすることのほとんどは
無意味であるが
それでもしなくてはならない
そうしたことをするのは
世界を変えるためではなく
世界によって自分が
変えられないようにするためである』
----マハトマ・ガンジー (古賀茂明氏引用)
憲法は、弁護士とともに行政書士の資格試験科目でもあって(その後
になって司法書士の試験科目にもなって来ているが、ここ最近までは
憲法が試験科目の一つだったのは、弁護士と行政書士だった。)憲法
の参考書は従来より持っていたのだが、ここに来て俄然、憲法改正論
議が高まる中、個人的にも関心が高まって来た。
で、ここ数日進歩的と言われる側からウヨ側の論客と言われる著者の
ものまで、まずは手軽な新書版から取り寄せてみた。
■池上彰『池上彰の憲法入門』(ちくまプリマー新書)■伊藤真『憲法
問題』(PHP新書)■八木秀次『日本国憲法とは何か』(PHP新書)
池上彰氏のものからスタートしているが、テレビ番組での解説同様なか
なかに判り易い書きぶりで、好感が持てるがタガは緩んでいなくて、正
論ズバズバという感じだな。
今日には、頼んでいた改訂版第6版となる「芦部憲法」が着いたという
ので書店まで行って来た。■芦部信喜/高橋和之補訂『憲法第6版』(岩
波書店 本体3100円)
いずれにしても、つい口を滑らせた言い間違いではなくて、確信犯的に
「わが軍」発言をして、野党・マスコミ・国民世論の反応を測るリトマス
試験紙とした首相の慢心とは、歴代政権にはなかった「空恐ろしさ」で
あり、忘れてはならないことと肝に銘じなければならないと思う。
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正統な憲法学者ではないが、憲法の伝道師として全国を駆け回っておられる
弁護士の伊藤真さんの講演会が、ここ笠間市で開かれる。
と き:6月14日(日)午後1時30分開演(開場午後1時)
ところ:笠間公民館大ホール
参加費:500円(予定)
行政書士試験を受けられた方ならご存知の受験予備校・伊藤塾の塾長だった
先生。現在、日弁連憲法問題対策本部 副本部長の重責を担っておられます。
著書多数ですが、手元にある『高校生からわかる 日本国憲法の論点』など
は定評のある著書。
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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。