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●介護疲れ:長男絞殺容疑「母の私が死んだら生活できない」
(毎日新聞 19時間前)
今日飛び込んで来たニュースには、なんともやり切れない思いだ。
記事によれば、生まれつき重い知的障害を持つ長男(54)の首
を絞めて殺害したのは、80歳になる母親と。
『疲れた。私が死んだら息子は生活できないので、今のうちに天国
に連れて行ってあげようと思った』と記事にある。
近所の夏祭りを手伝うなど、「真面目で社交的な人だった。」そうで、
「介護の悩みを聞いたことはなかった」とは、ご近所の主婦の話と。
負けず嫌いで、独立心の強い性格だったのでしょうね。
人知れずさり気なく、ご長男の自宅での世話をこなして来ていたので
しょうが、ご自分が加齢による身体の衰えの上に、軽い脳梗塞も患っ
たと言いますから、かつてのように思うような世話が出来なくなって
来て、心がポキッと折れた一瞬の気迷いの結果が最悪の事態を招いた。
当方らが所属する行政書士会でも、認知症高齢者の成年後見制度利用
のためのお手伝いや、知的障がい者・精神障がい者・身体障がい者の
方々の【親なき後の問題】へのお手伝いをすべく、ただ今研修実施中
なのだ。
来週には5回コースの最終回を迎えるのだが、この【親なき後の問題】
にも、今回の研修にて切実な諸問題に触れられた。
しかし、そういう【親なき後の問題】が、現実に悲惨な最悪の事態と
いう結末になったことに、茫然としてしまった今日だった。
先日の読売新聞の読書欄で紹介された、■渡部伸著『障害のある子の家
族が知っておきたい「親なきあと」』(主婦の友社)の渡部さんも障が
いのあるお子さんを持つ行政書士だ。
この本は今品切れ中なのだが、近々重版が出る予定なもので、書店には
予約してある。
で、その渡部さんが言うには『いちばん伝えたいことは「何とかなるさ」
ということです。まじめに思い詰めるだけではいいことは何もありません。
ー(略)-(この本を読んで)少しでも肩の荷を降ろすことができれば』
と書いている。
ひっそりと生真面目に、人に迷惑を掛けたくない・・・・・、この気持ち
はとても尊いことだとは思うけれど、困っていることがあれば、近くの司
法書士、行政書士、社会福祉士の団体に電話をかけてみたり、自治体の福
祉関係の部署に飛び込んでみましょう。
ひとりで思い詰めるのだけは、やめましょうよ。
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昨日は沖縄の現実を捉えたドキュメンタリー映画『標的の村』(製作・琉球
朝日放送)の上映会に行ってきた。観客200名以上という盛況だったのだ
が、若い層は数えるほどしかいなかったのは残念。
●映画『標的の村』
(2013年度キネマ旬報ベストテン・文化映画部門ベストワン)
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日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。