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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今や韓流ブームは去って、日韓のミゾは深まったままの昨今、先日
読んだ本■長谷川慶太郎著『大破局の「反日」アジア、大繁栄の「親
日」アジア そして日本経済が世界を制する』(PHP研究所 2014
年9月1日第1版第1刷)中で、長谷川氏は「沈む反日アジアーー韓
国の取り返しのつかぬ大失敗」と1章を立てて、あるページの見出し
でも<選ぶ相手を決定的に間違えたパククネ>と、反日を唱え中国に
すり寄る韓国に思い切り辛辣な書きぶりで、至極合点がいった。


一方、昨夜読んだのが同じ長谷川氏の著作の『アジアの行方 大激動
の真実を知れ!』(実業の日本社)という本だったのだが、この本は、
頭書の本より約1年半ほども発行が前の2013年4月が初版のもの。

韓国大統領選挙が2012年12月にあり、この選挙でパククネ氏が当選、
大統領に就任したことは周知の通りだが、上記『アジアの行方』の
出版はそのわずか5か月後のことだった。
父親の朴正熙元大統領が親日家であったからだろう、その娘の大統領
就任にあたって、長谷川氏は最大級の期待と賛辞を込めて<清廉潔白な
パククネ大統領に期待>との大見出しに続き、小見出しでも<日韓友好
が中国を牽制する>ときた・・・・。

さてさて、しかしてその現実は、2014年9月発行の頭書の本で長谷川氏
ご本人が見出しを書いた通りの、<選ぶ相手を決定的に間違えたパクク
ネ>となっている。


この本の奥付の著者紹介にある「石油危機の到来、冷戦の終焉、日本
経済のデフレ到来を予見するなど、政治、経済、国際情勢についての
的確な分析」で定評のある長谷川氏でも、見事カラぶりすることも
あるのだと、昨夜はこの旧本の「パククネよいしょ!!」のページを読ん
でいては、なんともコソバユかった。

別に、この著者を批判しているわけではなくて、当方もファンのひとり
であることは確かなのだが、ただ「弘法も筆の誤り」があることもあるか
ら、たとえ幼稚でも、自分は自分なりに常々自分の嗅覚を研ぎ澄ます努力
も必要と思うのだ。




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今は日々の韓国ウオッチングの一環に、テレビの韓ドラを観ている。
BS日テレの『愛は歌に乗って』(平日0:00~)と『輝いてスングム』
(4:00~)の2本。いずれも2014年制作の新しいもので、韓国人
気質を知るのには面白い。
しかし、テレビドラマの製作費がネックとなって、出演者数などの関係
から小じんまりとして、「ありえへん」無理な展開には閉口するのだ
が、ま、お手軽なインスタントコーヒー味と理解して観ている。

先日のテレビで放映された韓国映画『グッバイ,マザー』(2009年)
を録画で観た。よく出来た映画で久々映画を堪能したな。

●韓国シネマ・フェスティバル2010 『グッバイ マザー』

こちらは、さすが本格コーヒーの味というところ。


ギャンギャンとまくし立てる自己主張の応酬。
普段から韓ドラで見慣れた風景にしておくと、気にもならなくなって
来る。
そういう光景を脇に置けば、人間の情には変わるところはなくて、
オッサンのわたくしも、今死にゆく母親と寄り添う娘の情に、つい
ひとすじの涙を流すのですね。


スーパー勤めの頃、ある部門のテナントさんでアルバイトをしていた
中国人の女性2人。
そこの店長さんと「残業する」「しない」で揉め、言い分を聴いて
欲しい・・・・と当方のところへ、その2人が来たことがあった。

「日本人は、自分らが(残業を)したい時にヤラせてくれない!」
「帰りたい時に、(残業を)してくれ!!と言う。」
「まったく、カッテてすヨ!!」


まだ中国が改革開放路線の前だったから、資本主義の原理を理解出来て
いなかった。
彼女たちは、日本の大学に来ている人の奥さん達だったのですが、
この自己主張の凄さといったらなかった・・・。

内心では<もっと、働きたい・・・>の気持ちはあっても、店長の、ヒマな
日は帰って貰い、忙しい時間には「残業」が発生して、無理にでもその
時は働いて貰わねばならないという「店長のコスト管理」の職務を理解
し、グッと心に飲み込んでいるのが日本人のパートさんだ。

日本人と中国人との民族的気質の違い。

その時は、店長と中国人のパートさんとの仲裁に入り、どう裁定?したの
か忘れたが、ま、ワタクシも日本の管理職だったから、日中友好には努め
ながらも、店長さん側に軍配を挙げたと思うな。


また年月が経ち、ある店舗で茨城から新潟へ当方の転勤が決まった時が
あった。

そんなある時。

中国人の中年のパートの女性が、突然事務所の当方のデスクに来たと
思ったら、うつむいたまま、一言もしゃべらずに何やら細長い包みを
置いて、走り去って行きました。

「ええっ!?」


その時のアタクシ、日活映画の浜田光夫のようでした・・・・。

その中国人のうつむいて走り去る後姿は、もう、まるで吉永小百合でした。


当方の異動を知った彼女は、せめてもの餞別にと中国のお酒をくれたの
でした。

やがて、暫く経って・・・・、

その方から、中国製の絵葉書が新潟まで届きました。


よく店舗の作業場を、ガラス越しに覗きに来ていた、いがぐり頭だった
息子さんが「慶応義塾大学に合格した」という近況報告のハガキでした。

日本の子どもさんは、母親の勤めの場所に来たりしません。
よくウロウロと売り場に来ていたのは、如何にも途上国の子どもだと
思っていました。

どういう事情があったのかは知りませんでしたが、中国では学校の先生を
していたという女性が、日本では油にまみれてお惣菜売り場のパートさん
をしていたのでした。

場所が場所なら、(中国でなら先生だったのに・・・・)という思いもあった
かも知れません。


そして、お母さんは頑張って頑張って・・・・・、

息子を日本の大学に入れました。


日本人なら慶応・・・・というところを、
そのお母さんは「慶應義塾大学」と画数のエライ多い難しい漢字で書いて
知らせてきたのでした。

いかに誇らしかったことか?


別に当方は、そのパートさんに特別に言葉掛けをした記憶もないのですが、
どうして、日活歌謡青春映画のような場面に遭遇したのか?

思うに、公平さを職場管理の基本に置いていたこと、だったのかなと思う
時があります。


今まさに、アジア大会開催中。
日本人が立っていない陸上競技の表彰台で、
聴いたことのない国歌が流れる中、その金メダルの選手は
国歌を口ずさみながら、一心に自分の国の国旗を見つめていました。

その景色にも、つい胸に迫るものがありますね、昨夜のこと。






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