この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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15日(金)の夕方16時15分過ぎ、千葉県野田市の廃油精製
工場「エバークリーン千葉リサイクルセンター」で2人が死亡する
爆発火災が発生した。
ウチでは、どういうわけかテレビも点けていなくて全然知らなか
ったのでしたが、21時前の頃に娘からの電話で知った。
千葉県野田市近くに職場がある娘の話では、エライ爆発音ととも
に物凄い振動があったとのこと。
それはそうだ、死者2人、重軽傷者14人も出たような大事故だっ
たのだから。
それに、後でニュースを見たら周辺建物、近隣住宅のガラス破損
の被害状況なども物凄かったから、爆発がよほど激烈だったのだ
と解る。
目下、警察・消防による検分中とのことだが、その後の報道でも
事故原因の追究に具体的事実が判明しつつある。
●野田の工場爆発、事故当日に大量の廃油回収
(2013年11月18日(月)7時50分配信 読売新聞)
ニュースソースは「エバークリーン」への取材でわかったとある。
工場大元の「エバークリーン」のHPを引いてみると日付が11月16
日付けで、「千葉支店・廃油蒸留処理施設における火災爆発事故
について」というコメントが、「地域住民の皆様へ」「(お客様)取引先
へ」「報道関係者の方へ」と三様アップされている。
そして、その後同じ日付で、三様<第2報>というのが、経時による
判明情報を加筆しながらアップされた。
事故後の事後対応としては、なかなか立派な対応ぶりで感心した
のだが、上記記事に戻れば、エンジンオイルの回収が主なはずが、
通常だとエンジンオイルを200~300リットルのオイル回収の取引
先から、14日には7700リットルも回収して工場のタンクに収納した
のだそう。
ここで「揮発性の高い廃油が混入した可能性がある」としているが、
「廃油はタンクローリーの運転手と工場の社員が目視と臭いで確認
した」が記録上は「問題なし」とされた、という。
東京都千代田区丸の内・郵船ビルに本社を置く「エバークリーン」とい
う廃油再生会社は、産廃業者としてはかなりの大手なのだろう。
故に、HP上での事故後の後処理には、なかなかに定石に叶った対応
が見て取れる。
しかし、末端の現場社員レベルでは教育が徹底していなかったのか、
大きな齟齬を生み、死者2人、重軽傷者14人、周辺地域への事故
災害という多大な危害を及ぼしてしまった。
●報道関係者あて『弊社千葉支店・廃油蒸留処理施設における火災
爆発事故について』(社内調査結果追加)
エバークリーン㈱HP より
タンクローリー運転手にしても、工場荷受担当社員にしても危険物
取扱者免状を持っていたと思うが、日常業務への慣れから安易な
取扱いになっていたのか?
当方も危険物取扱者乙種4類の保持者であり、種類はまったく異なる
が、スーパー在職時代は惣菜コーナーから出る食用油廃油の問題
に立ち会って来た。
行政書士になってからも、食品工業分野に係わるために、コンビニ
弁当製造工場で廃油回収の接点にも立ち会って来た経験を持つ。
廃油回収には定期回収ルートがあり、それぞれの回収先は規模拡大
したとかの特別な事情でも無い限り、一定間隔の定期回収であるなら
回収量というのはほぼ一定のはずだ。
それが、通常200~300リットル回収していたのに、14日には7700
リットル、通常の約31倍の量が一度に出ること自体「異常!」のはず。
(通常250リットルとして)
ここで、タンクローリーの運転手は疑問を持たねばならなかった・・・。
今度は、廃油を出した方からみると、自分達の側で出したエンジンオイル
廃油(食用油廃油でも)は、まさしく「廃棄物」いわゆる「ゴミ」でしかない。
川下の廃油業者からは、再生して製品を作るから<有価物>なのだが、
川上の廃油を出す側からは<無価物>=ゴミなのだ。
よって、扱いはゾンザイだし、引き取りに来る業者にも冷たい。
無価物のゴミだから、エンジンオイルが当初の約束であっても、厄介な
その他の石油類(今度の場合、揮発性の高いガソリンの類い)も分別も
なく、一緒くたにして廃油業者が来たのを幸いに出してしまった、と想像
される。
上記にリンクした「エバークリーン」の文書の2頁目に【廃油リサイクル】
としてエバー社の業務工程が簡便にまとめられているが、その中の<受け
入れ体制>の項、「荷降ろし時のサンプリング、性状把握」をルール通りに
していなかったという重大ミスも大きな事故要因としてクローズアップされる
だろう。
大きなダムもアリの一穴から崩壊することを想起し、基本ルールの遵守を
愚鈍にやり続ける重要さを今回の事故は教えているように思う。
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工場「エバークリーン千葉リサイクルセンター」で2人が死亡する
爆発火災が発生した。
ウチでは、どういうわけかテレビも点けていなくて全然知らなか
ったのでしたが、21時前の頃に娘からの電話で知った。
千葉県野田市近くに職場がある娘の話では、エライ爆発音ととも
に物凄い振動があったとのこと。
それはそうだ、死者2人、重軽傷者14人も出たような大事故だっ
たのだから。
それに、後でニュースを見たら周辺建物、近隣住宅のガラス破損
の被害状況なども物凄かったから、爆発がよほど激烈だったのだ
と解る。
目下、警察・消防による検分中とのことだが、その後の報道でも
事故原因の追究に具体的事実が判明しつつある。
●野田の工場爆発、事故当日に大量の廃油回収
(2013年11月18日(月)7時50分配信 読売新聞)
ニュースソースは「エバークリーン」への取材でわかったとある。
工場大元の「エバークリーン」のHPを引いてみると日付が11月16
日付けで、「千葉支店・廃油蒸留処理施設における火災爆発事故
について」というコメントが、「地域住民の皆様へ」「(お客様)取引先
へ」「報道関係者の方へ」と三様アップされている。
そして、その後同じ日付で、三様<第2報>というのが、経時による
判明情報を加筆しながらアップされた。
事故後の事後対応としては、なかなか立派な対応ぶりで感心した
のだが、上記記事に戻れば、エンジンオイルの回収が主なはずが、
通常だとエンジンオイルを200~300リットルのオイル回収の取引
先から、14日には7700リットルも回収して工場のタンクに収納した
のだそう。
ここで「揮発性の高い廃油が混入した可能性がある」としているが、
「廃油はタンクローリーの運転手と工場の社員が目視と臭いで確認
した」が記録上は「問題なし」とされた、という。
東京都千代田区丸の内・郵船ビルに本社を置く「エバークリーン」とい
う廃油再生会社は、産廃業者としてはかなりの大手なのだろう。
故に、HP上での事故後の後処理には、なかなかに定石に叶った対応
が見て取れる。
しかし、末端の現場社員レベルでは教育が徹底していなかったのか、
大きな齟齬を生み、死者2人、重軽傷者14人、周辺地域への事故
災害という多大な危害を及ぼしてしまった。
●報道関係者あて『弊社千葉支店・廃油蒸留処理施設における火災
爆発事故について』(社内調査結果追加)
エバークリーン㈱HP より
タンクローリー運転手にしても、工場荷受担当社員にしても危険物
取扱者免状を持っていたと思うが、日常業務への慣れから安易な
取扱いになっていたのか?
当方も危険物取扱者乙種4類の保持者であり、種類はまったく異なる
が、スーパー在職時代は惣菜コーナーから出る食用油廃油の問題
に立ち会って来た。
行政書士になってからも、食品工業分野に係わるために、コンビニ
弁当製造工場で廃油回収の接点にも立ち会って来た経験を持つ。
廃油回収には定期回収ルートがあり、それぞれの回収先は規模拡大
したとかの特別な事情でも無い限り、一定間隔の定期回収であるなら
回収量というのはほぼ一定のはずだ。
それが、通常200~300リットル回収していたのに、14日には7700
リットル、通常の約31倍の量が一度に出ること自体「異常!」のはず。
(通常250リットルとして)
ここで、タンクローリーの運転手は疑問を持たねばならなかった・・・。
今度は、廃油を出した方からみると、自分達の側で出したエンジンオイル
廃油(食用油廃油でも)は、まさしく「廃棄物」いわゆる「ゴミ」でしかない。
川下の廃油業者からは、再生して製品を作るから<有価物>なのだが、
川上の廃油を出す側からは<無価物>=ゴミなのだ。
よって、扱いはゾンザイだし、引き取りに来る業者にも冷たい。
無価物のゴミだから、エンジンオイルが当初の約束であっても、厄介な
その他の石油類(今度の場合、揮発性の高いガソリンの類い)も分別も
なく、一緒くたにして廃油業者が来たのを幸いに出してしまった、と想像
される。
上記にリンクした「エバークリーン」の文書の2頁目に【廃油リサイクル】
としてエバー社の業務工程が簡便にまとめられているが、その中の<受け
入れ体制>の項、「荷降ろし時のサンプリング、性状把握」をルール通りに
していなかったという重大ミスも大きな事故要因としてクローズアップされる
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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