この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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ちょうど先週の日曜、新聞の読書欄に作家開高健の特集が組まれて
いました。
日本文学史上でも、燦然と輝く作家のひとりでありましょうが、残念
ながら当方、不勉強もあって読んだことがありませんでした。
晩年には、モンゴルにも行って釣り三昧・・・・なんていうのが、
テレビにも映っていましたから、タダの遊び人に見えて、余計に
遠ざけてしまっていたかも知れません。
件の新聞によれば、早いもので没後20年にあたるそうですが、
記事では、エラク評価が高かったのです。そうですか?知らなかった!
作家のC.W.ニコルさんは、大分親しい友人であったらしい。
ニコルさんの談話が記事になっていますが、なかなか悪友関係が
羨ましかったですが、一方で文学的遺産への尊敬と確かな評価の
眼差しに触発されました。
まず、二人の対談集をアマゾンから仕入れてみました。
■開高建/C.W.ニコル『野生の呼び声』集英社文庫
それから先週には、近くの本屋へ行ってみましたが、いやスゴイよね。
「開高建」が文庫本の書棚にないのです。
いつまでだったか?ひと頃は流行作家でしたからビッシリ著作が
並んでたでしょ。
それが、今じゃ、皆無!!
<諸行無常>・・・・・・・・・・・・・・・・か!?
今度は、地元図書館に行きまして、蔵書を館内のパソコンで検索して
みますと、当然に蔵書としては<・・・・ありました!>
しかしながら、開架図書の分類の棚に行ってみますと、それが
忽然と、<・・・・ありません!?>
今では、本屋の文庫本コーナーにまったくなく、図書館の開架図書の
コーナーにも並べられておりません。
いやはや、アタクシの同時代のことであったハズなのに、今じゃ、
<過去>というよりも<昔>という分類にされてしまっているんで
すね。
自分でも知らないうちに、アタクシの年代が「おじいさん」にされて
しまう・・・・、ということが、こんなことなのですね。
もう少しで、当方と同年代の人たちが定年を迎えますが、こうして
社会の片隅に追いやられて行くという実感がヒシヒシと湧きました。
昔突っ張っていた野坂昭如さんなど、今じゃオムツ当てているんで
したっけ。五木寛之氏は今でも新しい本が出ていて、こちらにも
心強いですが、一方で旧聞ながら、当方より若い世代の西条秀樹の
脳梗塞には絶句!でした。
話がだいぶ横道に逸れましたが、今朝の新聞の、夏休みを前にした
新潮文庫の広告、「新潮文庫の100冊」なるものにも、開高建は
一冊たりともありませんでした。
*図書館で借りた本
■開高健『裸の王様』文藝春秋新社
■開高健『夏の闇』 新潮社
■開高健『知的な痴的な教養講座』集英社
『知的な痴的な教養講座』を読み始めていますが、なかなか
ユーモアセンスとともに、深い造詣および観察力の鋭さも
並みじゃない。スッキリした文体もイイ。
C.W.ニコルさんも「どスケベ」を指摘していますが、
いやはやこりゃ、ホントそう思います・・・・。
「いやらしくないから女性ファンも多かった」(ニコル氏)そう
ですが、このブログでは引用しないでおきましょう。
この本で開高氏は「遇客婚」というのを紹介していますが、
人間というものは凄かった・・・。いや生物の子孫を残そう
という本能というのか・・・。
詳しくはこの本で。当方は2,3日前アマゾンに頼んでいたが、
「品切れ」のメールで、先ほど、発注のし直しをしました。
<ユルユル>の本に見えて、なかなか深い洞察力に裏打ちされた
本の気がして、手元に置きたくなりましたもので。
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いました。
日本文学史上でも、燦然と輝く作家のひとりでありましょうが、残念
ながら当方、不勉強もあって読んだことがありませんでした。
晩年には、モンゴルにも行って釣り三昧・・・・なんていうのが、
テレビにも映っていましたから、タダの遊び人に見えて、余計に
遠ざけてしまっていたかも知れません。
件の新聞によれば、早いもので没後20年にあたるそうですが、
記事では、エラク評価が高かったのです。そうですか?知らなかった!
作家のC.W.ニコルさんは、大分親しい友人であったらしい。
ニコルさんの談話が記事になっていますが、なかなか悪友関係が
羨ましかったですが、一方で文学的遺産への尊敬と確かな評価の
眼差しに触発されました。
まず、二人の対談集をアマゾンから仕入れてみました。
■開高建/C.W.ニコル『野生の呼び声』集英社文庫
それから先週には、近くの本屋へ行ってみましたが、いやスゴイよね。
「開高建」が文庫本の書棚にないのです。
いつまでだったか?ひと頃は流行作家でしたからビッシリ著作が
並んでたでしょ。
それが、今じゃ、皆無!!
<諸行無常>・・・・・・・・・・・・・・・・か!?
今度は、地元図書館に行きまして、蔵書を館内のパソコンで検索して
みますと、当然に蔵書としては<・・・・ありました!>
しかしながら、開架図書の分類の棚に行ってみますと、それが
忽然と、<・・・・ありません!?>
今では、本屋の文庫本コーナーにまったくなく、図書館の開架図書の
コーナーにも並べられておりません。
いやはや、アタクシの同時代のことであったハズなのに、今じゃ、
<過去>というよりも<昔>という分類にされてしまっているんで
すね。
自分でも知らないうちに、アタクシの年代が「おじいさん」にされて
しまう・・・・、ということが、こんなことなのですね。
もう少しで、当方と同年代の人たちが定年を迎えますが、こうして
社会の片隅に追いやられて行くという実感がヒシヒシと湧きました。
昔突っ張っていた野坂昭如さんなど、今じゃオムツ当てているんで
したっけ。五木寛之氏は今でも新しい本が出ていて、こちらにも
心強いですが、一方で旧聞ながら、当方より若い世代の西条秀樹の
脳梗塞には絶句!でした。
話がだいぶ横道に逸れましたが、今朝の新聞の、夏休みを前にした
新潮文庫の広告、「新潮文庫の100冊」なるものにも、開高建は
一冊たりともありませんでした。
*図書館で借りた本
■開高健『裸の王様』文藝春秋新社
■開高健『夏の闇』 新潮社
■開高健『知的な痴的な教養講座』集英社
『知的な痴的な教養講座』を読み始めていますが、なかなか
ユーモアセンスとともに、深い造詣および観察力の鋭さも
並みじゃない。スッキリした文体もイイ。
C.W.ニコルさんも「どスケベ」を指摘していますが、
いやはやこりゃ、ホントそう思います・・・・。
「いやらしくないから女性ファンも多かった」(ニコル氏)そう
ですが、このブログでは引用しないでおきましょう。
この本で開高氏は「遇客婚」というのを紹介していますが、
人間というものは凄かった・・・。いや生物の子孫を残そう
という本能というのか・・・。
詳しくはこの本で。当方は2,3日前アマゾンに頼んでいたが、
「品切れ」のメールで、先ほど、発注のし直しをしました。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
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上記もろもろ、兼 おっさん。
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