この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
関東・東北豪雨からもうじき2か月が経とうとしている。
茨城県などの対策本部も大幅縮小したというが、常総市などの
現地では、まだまだボランティァの善意の手を必要としている
ともいう。
そんな中、先日には、トンデもないタイヤ泥が捕まったニュース
も流れた。
●「被災車からタイヤ盗む」 バール所持2容疑者逮捕 常総/茨城
(毎日新聞 2015年10月22日 地方版)
上記記事によれば、パトカーに発見され逃走を始めた場所は、決壊
した鬼怒川から至近の場所だった、とか。
夜中の24時少し前のことだったというが、何を考えてるんだか?
鬼怒川氾濫直後の時期には、住民が避難して無人の住居が多数あった
から、コソ泥事件も多発したと聞いた。
東北の東日本大震災発災の頃にも、住居侵入泥やらもっと大掛かりな
タイヤ泥も多発したのだが、もっと身近な常総市での事件だから、余計
に心が痛む。
話は変わるが、今ある場所で「デジタルアーカイブ」の初歩の講習の機会
があって、それに参加している。
さてこの「デジタルアーカイブ」という言葉、ちと難解だがWikipe
diaにまとめられているものを引くと、美術館などの有形・無形の文化
資材をデジタル化して保存し、後世に伝える取り組みとのことだ。
そこまで大事でなくても、「映像遺産の保全」「地域映像ライブラリー」
「地域産業デジタル映像データベースの作成」などもそれに当るともいう。
講習で齧ったことを書けば、この「デジタルアーカイブ」として残すために
は、メタデータとして、映像とともに<いつ・どこで・誰が・何を>という
明示が大事で、また、著作権の権利処理の詳細も提示しておかねばならない
とも言う(坂井知志常磐大学コミュニティ振興学部教授)。
氏によれば、デジカメやらカメラ付携帯の普及で、東日本大震災を記録した
写真は何10万カットと存在するが、残念なことに、このメタデータの欠落
により「デジタルアーカイブ」として保存される可能性は、極めて薄いという。
さてさて、常総市に戻るが、当方も鬼怒川の堤防決壊から9日目に必要あって
常総市の現地に入った。封鎖されている道路を迂回して、堤防決壊及び越水地点
に近い常総市の北部・旧石下町の地区に入れば、洪水の水こそ引いてはいたが、
県道357号谷和原筑西線を挟む両側の旧市街は、災害直後の様相を呈していた。
有名な造り酒屋さんや伝統ある街並みの板塀が湾曲してうねり傾いていた。
被災写真的には、絶好の被写体と言ってイイ場所が街のあちこちに横たわり、住民
と思しき方が忙しく殺菌剤の白い粉を撒いていた。
報道関係でもない、通りすがりの者が、その光景に無神経にカメラを向けることは
やっぱり出来るものじゃなかったな。
●デジタルアーカイブ (Wikipediaより)
●人気ブログランキング へ
よろしくお願いします。
山歩きを趣味としてしていた。自然の中では、植物をとったり現地の石やら砂を
持ち帰ることを禁じた立て札が立っていたりする。
その看板を読むと『植物をとったり、石などとらないで下さい。とってイイのは
写真だけ!!』
この場合、植物をとるのは<盗る>、石や砂は<採る>、写真は<撮る>だろうが、
『持ち帰っていいのは、思い出だけ!』シャレた文体に汗も引いたことがあった。
だが、人がご苦労している被災地では、写真だって撮れない。
モラルと記録の狭間、どう折り合いをつけるのか。講習の最終回までに訊いてみたい
と思っている。
茨城県などの対策本部も大幅縮小したというが、常総市などの
現地では、まだまだボランティァの善意の手を必要としている
ともいう。
そんな中、先日には、トンデもないタイヤ泥が捕まったニュース
も流れた。
●「被災車からタイヤ盗む」 バール所持2容疑者逮捕 常総/茨城
(毎日新聞 2015年10月22日 地方版)
上記記事によれば、パトカーに発見され逃走を始めた場所は、決壊
した鬼怒川から至近の場所だった、とか。
夜中の24時少し前のことだったというが、何を考えてるんだか?
鬼怒川氾濫直後の時期には、住民が避難して無人の住居が多数あった
から、コソ泥事件も多発したと聞いた。
東北の東日本大震災発災の頃にも、住居侵入泥やらもっと大掛かりな
タイヤ泥も多発したのだが、もっと身近な常総市での事件だから、余計
に心が痛む。
話は変わるが、今ある場所で「デジタルアーカイブ」の初歩の講習の機会
があって、それに参加している。
さてこの「デジタルアーカイブ」という言葉、ちと難解だがWikipe
diaにまとめられているものを引くと、美術館などの有形・無形の文化
資材をデジタル化して保存し、後世に伝える取り組みとのことだ。
そこまで大事でなくても、「映像遺産の保全」「地域映像ライブラリー」
「地域産業デジタル映像データベースの作成」などもそれに当るともいう。
講習で齧ったことを書けば、この「デジタルアーカイブ」として残すために
は、メタデータとして、映像とともに<いつ・どこで・誰が・何を>という
明示が大事で、また、著作権の権利処理の詳細も提示しておかねばならない
とも言う(坂井知志常磐大学コミュニティ振興学部教授)。
氏によれば、デジカメやらカメラ付携帯の普及で、東日本大震災を記録した
写真は何10万カットと存在するが、残念なことに、このメタデータの欠落
により「デジタルアーカイブ」として保存される可能性は、極めて薄いという。
さてさて、常総市に戻るが、当方も鬼怒川の堤防決壊から9日目に必要あって
常総市の現地に入った。封鎖されている道路を迂回して、堤防決壊及び越水地点
に近い常総市の北部・旧石下町の地区に入れば、洪水の水こそ引いてはいたが、
県道357号谷和原筑西線を挟む両側の旧市街は、災害直後の様相を呈していた。
有名な造り酒屋さんや伝統ある街並みの板塀が湾曲してうねり傾いていた。
被災写真的には、絶好の被写体と言ってイイ場所が街のあちこちに横たわり、住民
と思しき方が忙しく殺菌剤の白い粉を撒いていた。
報道関係でもない、通りすがりの者が、その光景に無神経にカメラを向けることは
やっぱり出来るものじゃなかったな。
●デジタルアーカイブ (Wikipediaより)
●人気ブログランキング へ
よろしくお願いします。
山歩きを趣味としてしていた。自然の中では、植物をとったり現地の石やら砂を
持ち帰ることを禁じた立て札が立っていたりする。
その看板を読むと『植物をとったり、石などとらないで下さい。とってイイのは
写真だけ!!』
この場合、植物をとるのは<盗る>、石や砂は<採る>、写真は<撮る>だろうが、
『持ち帰っていいのは、思い出だけ!』シャレた文体に汗も引いたことがあった。
だが、人がご苦労している被災地では、写真だって撮れない。
モラルと記録の狭間、どう折り合いをつけるのか。講習の最終回までに訊いてみたい
と思っている。
PR
ようこそ! くろだのブログへ
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
(04/15)
(04/05)
(03/30)
(03/22)
(03/20)
(03/18)
(03/14)
(12/19)
(12/18)
(12/05)
(11/15)
(11/11)
(10/13)
(10/09)
(09/13)
(09/04)
(09/03)
(08/31)
(08/30)
(08/29)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
最古記事
(04/21)
(04/22)
(04/23)
(04/25)
(04/26)
(04/27)
(04/28)
(04/29)
(04/30)
(05/01)
(05/01)
(05/02)
(05/03)
(05/04)
(05/05)
(05/06)
(05/07)
(05/08)
(05/09)
(05/10)
忍者ブログ、アクセス解析
アクセス解析
カウンター