この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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昨日の晩ごはんに、那珂川の鮭の<いくら>が出て来ました。
家人が、職場の同僚の方に貰ったのだそうで・・・。
その同僚の方も知人からの貰い物だったのだとか。
栃木県那須岳に源流を発する那珂川は、栃木の烏山を経て茨城
御前山から水戸市、そして那珂湊で太平洋へと注ぐ茨城一の河川
です。
鮭が帰巣する川としては、南限とも言われていますが、最近は
さらに南の川でも遡上する川もあるそうですが・・・。
ともあれ、地元産の鮭の卵を食べたのは初めて。
ちょうどお米も、あるお客さんから戴いた水戸産の新米でしたから
水戸の新米の炊きたてと、醤油をちょいと垂らした那珂川産生いくら。
コラ絶品でした・・・・。
当方は単身赴任で、新潟県村上市に住んだこともありましたが、
あそこは、凄かった!!
街を流れる三面川(みおもてがわ)も、鮭の遡上する川として有名
でしたが、その凄さはハンパじゃなかった。
なんせ11月と来たら、市内どこのスーパーでも日曜日ともなると
「鮭まつり」一色!!
店頭にテントが立ち並び、塩引き鮭が入ったトロ箱が山積み。
店内にも、鮭まつりプロジェクトの対面コーナーが出来て、終日
鮭販売で大わらわ。
開店10時と同時のタイムサービスに、ちょうど下着やら靴下の
バーゲンのような販売台いっぱいに、<すじこ>のパックを山積みに
陳列すると、ものの15分ほどで完売になってしまいます。
すじこですからね。1パック千数百円もするんですね・・・・。
それを山積みにした陳列台が空っぽになるのです。
シンジラレナイ・・・・・・・。
でも、コレ本当の話です。
村上藩は、世界で初めて、鮭の稚魚の人工孵化に成功したところ
なのです。
三面川の鮭の水揚げが、藩財政の大きな財源でありましたから、
庶民へは厳しい取締りで、鮭の自由な漁を禁じていました。
そのような藩財政の主要な米びつが「鮭」でありましたから、
産業振興の視点から、鮭の人工孵化事業にまで進化したのでしょう。
この事業に功績のあった藩士、青砥武平次の銅像が、三面川を見下
ろす河畔に立てられ、今も川面を見下ろしています。
当方の住んでいたマンションもこの河畔にあり、近所にイヨボヤ
会館がありました。
この地へ異動する時、イヨボヤ会館?とは、へんてこな名前で
何やら新興宗教の集会場のよう、と思ったものでした。
「イヨ」は魚、(ウオのこと。)「ボヤ」もさかなのことを言い、
イヨボヤで<さかなの中の魚>、つまり、魚の中のさかな、魚の
王様=鮭、を指すんだそうで。
皇太子妃・雅子様の父方の祖父は、この村上高校の校長先生でした。
村上藩の優秀な師弟は、藩の奨学金で江戸遊学を許され、やがて、
藩の有為な人材として育てられたそうですが、この祖父の時代にも
その良き伝統が連綿と繫がり、祖父はその伝統の中、東京高等師範
(のちの東京教育大学、筑波大学)へと進んだ結果だったといいます。
この伝統の流れで育てられた有為の青年たちを、故郷村上は『鮭
っ子』と呼び、大事にして来たのだそうです。
今では、このイヨボヤ会館から入ると、三面川へ通ずる地下道が
掘られ、半地下式のガラス張りで三面川の水面・水中が観察出来る
水族館になっていまして、11月の今頃は遡上して来た鮭がガラス
越しに観察出来る施設になっています。
雅子さんが、皇太子妃になられた時その記念に建設された地元自慢
の施設です。
いやはや、昨晩イクラ食った話から、トンダ脱線をしてしまいまし
た。村上は鮭料理が確か百種類以上、ハンパじゃない鮭オタクの
街ですが、ラーメン屋でラーメンライスを頼んでも、鮭の切身が
チャント付いて来ますんで、スゴイッす、の話デシタ。
那珂川の鮭がらみでは、以下のブログ記事を読んでみて下さい。
■ブログ『水戸「西の谷緑地公園」を美しく!』から<那珂川の鮭>
■ブログ『よっしーの散歩』から<正月の那珂川散策~遡上してきた
サケのその後~>
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三面川の今頃。散歩していますとね、産卵を終えた鮭が死んで
川を流れて行くのに出くわしたこともありました。
あと数キロも流れると、もう日本海。
上記の<遡上してきたサケのその後>のブログにも書かれていますが、
命の営みの神秘さ、諸行無常のあわれさ、ふと深~~ィ感慨に耽る
一瞬もありました、ガラにもなく・・・・・・。
家人が、職場の同僚の方に貰ったのだそうで・・・。
その同僚の方も知人からの貰い物だったのだとか。
栃木県那須岳に源流を発する那珂川は、栃木の烏山を経て茨城
御前山から水戸市、そして那珂湊で太平洋へと注ぐ茨城一の河川
です。
鮭が帰巣する川としては、南限とも言われていますが、最近は
さらに南の川でも遡上する川もあるそうですが・・・。
ともあれ、地元産の鮭の卵を食べたのは初めて。
ちょうどお米も、あるお客さんから戴いた水戸産の新米でしたから
水戸の新米の炊きたてと、醤油をちょいと垂らした那珂川産生いくら。
コラ絶品でした・・・・。
当方は単身赴任で、新潟県村上市に住んだこともありましたが、
あそこは、凄かった!!
街を流れる三面川(みおもてがわ)も、鮭の遡上する川として有名
でしたが、その凄さはハンパじゃなかった。
なんせ11月と来たら、市内どこのスーパーでも日曜日ともなると
「鮭まつり」一色!!
店頭にテントが立ち並び、塩引き鮭が入ったトロ箱が山積み。
店内にも、鮭まつりプロジェクトの対面コーナーが出来て、終日
鮭販売で大わらわ。
開店10時と同時のタイムサービスに、ちょうど下着やら靴下の
バーゲンのような販売台いっぱいに、<すじこ>のパックを山積みに
陳列すると、ものの15分ほどで完売になってしまいます。
すじこですからね。1パック千数百円もするんですね・・・・。
それを山積みにした陳列台が空っぽになるのです。
シンジラレナイ・・・・・・・。
でも、コレ本当の話です。
村上藩は、世界で初めて、鮭の稚魚の人工孵化に成功したところ
なのです。
三面川の鮭の水揚げが、藩財政の大きな財源でありましたから、
庶民へは厳しい取締りで、鮭の自由な漁を禁じていました。
そのような藩財政の主要な米びつが「鮭」でありましたから、
産業振興の視点から、鮭の人工孵化事業にまで進化したのでしょう。
この事業に功績のあった藩士、青砥武平次の銅像が、三面川を見下
ろす河畔に立てられ、今も川面を見下ろしています。
当方の住んでいたマンションもこの河畔にあり、近所にイヨボヤ
会館がありました。
この地へ異動する時、イヨボヤ会館?とは、へんてこな名前で
何やら新興宗教の集会場のよう、と思ったものでした。
「イヨ」は魚、(ウオのこと。)「ボヤ」もさかなのことを言い、
イヨボヤで<さかなの中の魚>、つまり、魚の中のさかな、魚の
王様=鮭、を指すんだそうで。
皇太子妃・雅子様の父方の祖父は、この村上高校の校長先生でした。
村上藩の優秀な師弟は、藩の奨学金で江戸遊学を許され、やがて、
藩の有為な人材として育てられたそうですが、この祖父の時代にも
その良き伝統が連綿と繫がり、祖父はその伝統の中、東京高等師範
(のちの東京教育大学、筑波大学)へと進んだ結果だったといいます。
この伝統の流れで育てられた有為の青年たちを、故郷村上は『鮭
っ子』と呼び、大事にして来たのだそうです。
今では、このイヨボヤ会館から入ると、三面川へ通ずる地下道が
掘られ、半地下式のガラス張りで三面川の水面・水中が観察出来る
水族館になっていまして、11月の今頃は遡上して来た鮭がガラス
越しに観察出来る施設になっています。
雅子さんが、皇太子妃になられた時その記念に建設された地元自慢
の施設です。
いやはや、昨晩イクラ食った話から、トンダ脱線をしてしまいまし
た。村上は鮭料理が確か百種類以上、ハンパじゃない鮭オタクの
街ですが、ラーメン屋でラーメンライスを頼んでも、鮭の切身が
チャント付いて来ますんで、スゴイッす、の話デシタ。
那珂川の鮭がらみでは、以下のブログ記事を読んでみて下さい。
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川を流れて行くのに出くわしたこともありました。
あと数キロも流れると、もう日本海。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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