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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日8月6日は、広島原爆の日でした。
今年で63回目。被災者の方々は年々お年を召され、今年の平均年齢
は72歳だとか。

一瞬にして奪われた命が20万人以上。その後毎年後遺症などで亡く
なられた方々を含め、今年の累計では犠牲者25万8千人を超えます。



今日、ほんの偶然に気づいたのですが、普段何気にジャラジャラ持ち
歩いています家のカギやら事務所のカギを一緒くたにした我がキーホル
ダー、これが昔広島で買ったものでした。

昔、旅先の記念にキーホルダーを集めるのが好きでしてね、使って
いるウチに先っぽの金属部分を無くしちまって、カギを綴じておく
輪っかだけになってしまったことが何度もあります。

で、何処へ行った時の記念のものか不明になってしまうことも。

それから使わないものが数十個、薄汚れた塊になって、本箱の棚に
載ってたりします。


そんな状況なのに、何故か毎日、それこそホント毎日ジャラジャラ
肌身離さず持ち歩いていたのが、広島のだったとは。

それに、今日気が付くなんてね、何んだろ?


黄色い真鍮製の、長さ8センチほどの楕円形。
表にNO-MORE HIROSHIMA PEACE
裏には、タテづかいで細長い原爆ドームのレリーフ。

別にポリシーがあって、そうしていたのではなく、手に持った感覚、
重さ、からだけ・・・・・なのですが、それにしてもそれに気づいた
のが今日、というのも面白い。



10年ほども前だったでしょうか、リーマン時代販売促進という部署
で、「ネパールに学校を贈ろう」という募金キャンペーンを張った
ことがありました。(個人的には、今でも引き続いてネパールに木を
植える活動をされている団体に、牛乳パックを支援する活動として
続けている。)
その時、途上国のご多分に漏れず、ネパールでも「お金は氷と同じ」と
いうわけで、間に仲介者が立てば立つほど、手数料を取られ、結局
折角の募金だって胡散霧消してしまう・・・・、という話を耳にした
もので、募金を目減りさせないでネパールに届けるために、広島経済
大学・ルンビニ支援愛好会にご協力を戴いたのです。

同大の松田先生が中心となって、ネパールへの援助活動をされていた
のに乗らせて戴いて、茨城県ひたちなか市周辺の顧客の皆様の篤志を
目減りさせることなくネパールへ届けることが出来た訳です。


当時、打ち合わせやら、更には募金そのものを持って広島へ三度ば
かり訪問させていただきました。
その時、一瞬にして一つの都市の20万人が亡くなるとはどういうこ
とか?ひしひしとその悲劇の大きさを思い知ることが出来ました。


タクシーに乗れば、運転手さんのご家族を亡くされた話が出ます。
夜広島焼きを食べに寄った屋台でも、お母さんとご兄弟を亡くした
話を聴きます。ほんと町のあちこちで、出会う人出会う人ごとに
どなたかご家族を亡くされているのです。
朝8時15分過ぎでしたか、広島市上空で炸裂した原子爆弾は、
その空の下に生きる人々に等しく犠牲を強いたのですから。


広島に行かれた時には、原爆資料館にも是非お立ち寄りになって
見て下さい。
グニャグニャになったガラス瓶、めちゃくちゃな幼児用三輪車。

誰もが忘れてはならないこと、これを噛み締める機会になる筈です。

原爆ドームと道路一本隔てたところに広島市民球場があります。
静かな廃墟の建物と、今の息づかいそのもののスポーツの熱気という
対照。好ましい佇まいと感じたその時でしたね。


私の広島のキーホルダー、この訪問の折原爆資料館で買ったものだ
ったように思います。今となってははっきりとは思い出せないので
すが、毎日手元で肌身離さず使ってることだけは確か。
大事にしたいな、と再認識した今日でしたね。



☆★☆先日ご紹介した『渡部昇一のマンガ昭和史』から

  「そして、7月にはポツダム宣言が発表される。受諾すれば降
 伏、しないなら戦闘続行ーーー。ソ連やスイスを通じて講和の道
 を探っていた日本が受諾するのは時間の問題だった。しかし、ア
 メリカは原子爆弾を二発投下する。一発目は広島、二発目は長崎。
  ここで重要なのは長崎に落とされた原爆が、広島に落とされた
 ものとは違う原料で作られた「より強力な原爆」だったという事
 実である。「戦争を早期終結させるため」という大義名分は、
 この事実の前では単なる美辞麗句にすぎない。・・・・・・


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 *読んだ本
■斉藤守彦『宮崎アニメは、なぜ当たる  スピルバーグを越えた理由』
                 朝日新書 2008.8.第1刷
■別冊宝島編集部編『世界の特殊部隊』宝島文庫2008.7。第1刷
■ブライアン・トレイシー『ブライアン・トレイシーの話し方入門』
                 日本実業出版社2008.7初版
■柴田理恵『晴太郎 3本足の天使』ソニーマガジンズ
                      2008.7初版
・昨夜のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル<宮崎駿の
すべて>」は、なかなか丁寧に人間・宮崎駿を捉えていて勉強になった。
・北京オリンピックがいよいよ開幕です。テロのない安全な開催となり
 ますように。抑止力としての特殊部隊をきちんと理解しておくことも
 現代人の教養のように思います。
・「ブライアン・トレイシーの話し方入門」書評ブログなどでも話題に
 なり始めていますが、なかなかイイ本でした。専門職なら話せて
 ナンボ・・・・と常に精進が必要です。
・タレントの柴田理恵さんとその愛犬との出会いの本。生まれながら
 に後足に奇形があった捨て犬を飼う事になった柴田さん。
 その奮闘ぶりがステキです。
 もともとあの飾らない人柄から大好きな方でしたが、テレビ東京の
 「ペット大集合!ポチたま」これからもっとリキ入れて見んぞー。
 何かの番組で、工事用ヘルメットを被った男が好き!!と披露し、
 休みの時なぞ、近くの工事現場で日がな、作業見学だってしてた
 そうな。現場のオジサンから「ネーチャン、現場好きなんか?」と
 聴かれ「ハイッ!好きっす!!」なんて答えたそうで・・・。
 ガテン系行政書士としては、こんな柴田さん、たまんねェーーの。
 でも、人の奥さんッスけど・・・。

 今日は長く書きすぎかも。最後まで読んでくれたアナタっ!!
 アリガト。
 最近は鼠先輩も注目シテマス、では。

  


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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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