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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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●大卒者内定率過去最低水準続く・・・・・・
(Garbagenews.com 2011年01月19日06:46)



なんとも大変な時代ですよね。

出口の見えないデフレ不況といいますが、中国の台頭に代表される、
世界経済構造の大変化の荒波が、そのバックボーンになっている
ことも周知の通り。


●ますます超氷河期に ソニー新卒採用は「外国人」増
(産経 zakzak 経済マネーニュース 2011.01.20.)



企業が生き残りを賭けて、海外へ生産拠点だけではなくて、販売の
軸足をシフトしようとする時、あらかじめ自前で育てた海外に母国
を持つ人間を使ったほうが、販売に有利なことは自明なこと。

かつてなら、採用計画の中で新卒全体の何%かを外国人と決めていた
のが、大概の企業の採用戦略であった。しかしここに来て、日本人
、外国人の別なく応募枠は一からげ、と聞く。

プロ野球じゃないが、外国人枠何名でなく、応募は全部一緒。
それをシャッフルして、優秀な人材、今後の戦略にあった人材を
冷徹に選別してゆく。

外国人は通常、母国語と英語など最低でも2ヶ国語の会話が出来る
のは常識。それに、国の将来を担う・・・・という使命感、家族を
含めあるいは自己の上昇志向からモチベーションが、甘ちゃんの
日本人とは格段に違うとも言う・・・。

かつてなら、海外進出企業が現地採用でその国の従業員を雇用したが、
これからは、企業が採用するのに、日本人も外国人もないから、
立ち寄ったローソンの店舗で、レジを打つのが外国人!といったこと
が、多々出てくるのかも知れない。

ある小売業では、内定者の40.8%,58人が中国人だったというの
だが、応募は5000人。超一流大学出身も多かったという。
高校時代は暗記メインの受験勉強、3年生から会社訪問に明け暮れ、
英会話どころか日本語も覚束ない日本人大学生には、地獄のような
就職戦争が続く。


ここまでの項、少し古いが個人ブログで詳しく書いてくれている方
があったので、ご参考にリンクしておきます。

●日本企業の新卒採用様変わりーーー外国人の採用枠を増やす企業が
 相次ぐーーー益々就職難に拍車がかかる
(ブログ『旭川からの発信です』2010.6.20(日))




昨年年末の頃、NHK「クローズアップ現代」で<頭脳流出>のテーマで
放送されたのは、苦境の国内家電メーカーをリストラされた技術者が
中国メーカーに再就職を目指す日常の話題。中国家電メーカーも
力をつけていて、今では大学院卒、国内メーカーでの経験を、白物家電
なら特定の白物で20年以上のキャリアを要求。冷蔵庫で5年、洗濯機
で3年などという中途半端では採用基準を満たさないところまで来ている、
という。

年明けては、同じ番組で中国国内を拠点に、中国国土でビジネスチャ
ンスを目指し、着々と地歩を固めるエネルギッシュな日本人を追った
ドキュメントが放送された。世界に根を張る中国人パワーの「華僑」
の向こうを張って、名づけて「倭僑」。
したたかな若い日本人パワーを知った機会となった。

昨年のNHKスペシャル「灼熱アジア」の中では、<貸し金は悪>とい
うイスラムの教えが定着しているイスラム世界・インドネシアで、バイ
クの割賦販売網を築く伊藤忠社員の奮闘を地道に報じていた。

また、日経の1月1日付新聞では、「跳べニッポン人ーー国を売り込め」
という特集記事を組んでいたが、<海外最前線で奮闘>するひとりとして
ヤクルト本社インドネシア駐在員・上村恵加さん(28)を紹介して
いた。まあ、その頑張りぶりには、元日朝から涙したものだ。

「トイレに紙はない。昼食は街の食堂で100円ほどのぶっかけ飯。
・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・
今では知名度抜群の商品に育ち、毎日170万本以上を売る。
・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・
現地社員やレディーと毎日汗だくになって住宅街を歩き、現地社員
の指導で不足する部分を補う。
・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・
ジャカルタ駐在は2年を超え、インドネシア語の会話はポルトガル語
より得意になった。
・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・
「アジアの消費力を取り込んで伸びる企業の最前線に立っているとい
う自負はある。」きりっとした表情で話した。
 (同紙 ジャカルタ=野沢康二 記者)




広告収入激減で逼迫のテレビ業界のはずなのに、今年の正月も、
相も変わらず延々とお笑い番組を流し続けた。
元日に読売、茨城新聞のほか、日経、朝日、産経の5紙を読んだが、
今日書いているようなことに触れていたのは、日経1紙だけであった。

日経の一面トップの見出しが、『三度の奇跡』「先例なき時代に立つ」
記事に言うには、日本の奇跡とは、明治維新、第2次世界大戦の敗戦
からの復興、そして今、衰退の先頭を走る日本は、今に安住するだけ
では、「三度目」の奇跡はない、と指摘する。

しかもそれは、モデルも目標もない「先例なき時代にたつ」ことなの
だと。


冒頭、新卒者の就職内定率の低迷から書き出したが、今日の結論としては、
単に若者だけに担わせる問題ではないことを指摘したかった。

今何か食を食む職業を持ち、目先は安住し就職戦争を傍観していられ
ても、おなじ日本丸に乗船している限り、やがては我が身に降り懸かる
ことは間違いない。

そう、日本人として、「刻々と変化する大潮流の中で、立ち尽くさない
ために」考え、行動し、解決してゆかねばならいことが、それぞれにある、
と思うのだ。



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 私ども士業は、言ってみれば「静脈産業」。
 国民の<おこぼれ>にあづかる職業だ。

 トラブル解決業、あるいは、<面倒臭い>の代行業。

 市井の国民が喰えなくなっては、私どもも生きては行けない・・・。


 よって、目を皿のようにして「生きる道」探しをシコシコ考えて
 いなければなりません。

 今朝の新聞の書籍広告に
 ●『週刊エコノミスト 臨時増刊12/20号』<特集・エリート資格
  者 弁護士 会計士たちの憂鬱>が載っていた。

  去年の暮れに出た"雑誌"ですよーーーー。

  それが、今朝の広告に。「好評発売中 3刷」という。

  こんなの異例じゃないかな。

  わたしは暮れに買いましたが、中身は別にどうということもない
  "雑誌"でしたが、3刷とは・・・・。

  やはり、エリート集団なりに模索しているということなので
  しょうか。


  当方が関わるある会社で。

  入って一日働いたら、翌日プッツン。
  総務担当者が電話してみたら「ワタシに合いません・・・!」と。

  結論早すぎでしょ!?

合う、合わないには「石の上にも1ヶ月」ぐらいは必要じゃ
  ないのかな?
  一日で「合わない」結論ということは、入る前のリサーチやら
  事前の研究さえしていなかった、ということ????
  
  入れるのにも、会社はすでに金がかかってるなんてことは
  想像も出来ないのでしょうね。


  日本人の若者のひ弱さを真近に見た経験でした。


  昨夜も2名の新人の受け入れをしましたが、何とも頼りない
  日本の若者を実感しましたね。

  どうなるんだろ?日本。


  書籍やらマスコミだけでなく、身体をいじめて実業の最前線で
  の「定点観測」が、無駄ではないことを実感する体験でした。
    




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男性
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行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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