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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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またしても、悲しい労働災害での死亡者のニュース。

●死亡・重体:アセトン運搬用のタンク内、2人倒れるーー聖籠/新潟
(毎日新聞 2011年2月10日 地方版)


●タンク内で作業員2人倒れるーー聖籠
 1人死亡、1人意識戻る
(新潟日報 2011年2月9日)


タンクローリーの運転手が、何らかの原因でタンク内に墜ち、それを
助けようと、所長も消防への通報後タンク内に入り、2人とも酸欠に
陥ったと見られる。

何とも痛ましい労災事故だ。


タンクはアセトン運搬用だったから、当然に所長、運転手とも危険物
取扱者の資格は持っていただろう。
運転手は多分<丙種>の資格だったろうが、所長は一番ランクの上の
<甲種>資格者だったかも知れない。

日頃扱う物の危険性は重々承知していたはずで、それでも、部下の命
が懸かる緊急時、必死で救助に向かってしまったのだろう。

やはり、管理者としては<部下の死>など、自分の管理下にあっては
絶対あってはならない・・・・、という重圧が先に立つ。



当方もスーパーの店長時代、豪雨の中、地下倉庫の商品在庫の退避
作業中に、ギリギリの決断をしたことがある。

地元消防本部の救援が断わられた後にも、濁流の水かさは増すばかり。
必死の退避作業をしていたが、受電用キュービクルもその半分以上が
冠水しだした!!
従業員たちはずぶぬれ、腰まで水に浸かりながらの撤去作業で
あったが、もはや<水中>状態であったから、思うようにはかどらない。

もう、キュービクルの冠水から「感電」の危険が迫っていた。

わたしは、なにより、部下の事故死を恐れた。



いま、関東に珍しい雪注意報通り、音もなく雪が降り続いている。

新潟聖籠町では、今晩に通夜が営まれるのだろうか。

新潟でのお通夜列席の経験もあるが、辺り一面うっすらと雪明りが
占める夜、ご当家の入口に立つぼおっとほの紅い行灯が非日常を
もの語る・・・・。
ご自宅内で、しめやかに執り行なわれるため、外にはひっそりと
無音の世界が広がる。

雪国の葬儀は、もの静かで悲しみが一層深い。
しかも、別れの支度もなにも無かった別れであってみれば、いっそう
だろう。



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 ●第4類危険物:アセトン (ウィキペディアより)


「思えば遠くへ来たもんだ・・・・。」新潟聖籠町、東港、タンク
 車が運んだ胎内市・・・・、この辺、車で何回も走って全然知ら
 ない街ではないのだもの・・・。
 
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職業:
行政書士
趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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