この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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8月中旬過ぎから、バタバタと追われて来た会務がやっと一段落。
まだ<行政書士広報月間>の月内とは言うものの、個人的な役目の
大半を終え、一呼吸が、やっとこ入れられた昨日だった。
かかっているテレビを横目で見ると、いつの頃からだろうね、民放
テレビときたら後から後からCMの連続攻撃には、ゲロ吐きそうな
ぐらい辟易する。
これまた何かのCMだったと思うが、マンガ家の蛭子さんが<CM
の景気漬けには、やっぱ、踊らないと・・・・>とか何とかいうのが
あったが、考えてみりゃ、ホント、CMといえば、あれこれ何でもが
踊っているというのか、ダンスしてるというのか、そんなのが多い。
で、余計に喧しさが倍増するんだよね・・・・。
今を時めくAKB48が世の中を掻き回しているようにも思えるが、
社会のマインドが不安を抱える風潮ゆえのこともあるんだろう。
ちょうど、江戸末期の「ええじゃないか」の再来のような気もして
ならない。
●「ええじゃないか」(ウィキペディアより)
さて、21日の新聞だったか?原子力安全委員会事務局が、原発事故
に備えて、重点的な防災対策対象地域半径8~10キロ圏(EPZ)
を、半径30キロ圏に拡大することを提示した報道が流れた。
あわわ、当方が住む笠間市も茨城・東海第2原発から約30キロ圏に
入り、凄いことになってきました。
原発がホント、リアルな自分の人生に影を落とすことになりましたよ。
ふっと、会務から解放された昨日、大洗町からの帰り、近所の書店に
寄って買った本を読み終えました。
■佐高信『電力と国家』 集英社新書 2011年10月
いや、イイ本でした。今や死語にもなって、現存する最後の<サヨク>
佐高氏のタイムリーであり、しかも渾身の意欲作の評伝・・・・。
国家総動員の戦時体制に向かう直近、軍部とともに革新官僚が強行し
ようとした「電力の国家管理」。(これは、ナチスドイツの「動力経済
法」を模倣したものという。)それに、身を挺し全身全霊で抗った
日本の電力の鬼・松永安左ェ門。福沢諭吉の弟子を自認する稀有の
独立自尊の民間経営者、この熱き精神と火の出るような行動力を持った
人がいたことを知らされた。
戦後の9電力分割民営のレールを敷き、木川田一隆へ東京電力の経営
を委ねたのだが、<企業の社会的責任を果たす>魂はいつの頃から、
変節し、官僚、実業界、学会を網羅する”原子力ムラ”が形成されて
行ったのか?
戦前から、GHQに統治された終戦後、やがて空前の高度経済成長を
遂げる戦後ではなくなる時代までの歴史を背景に、社会基盤の土台・
電力が国家と民間の軋轢の中どう発展して来たのか?さらには、次の
世紀の「希望の火」と見られた原子力開発の主導権争いなど息詰まる
先達達の戦いが披瀝されている。
そして、東京電力の、経済産業省の民を顧みない無責任体制の現実
まで連綿とした歴史を手に取るように教えられた。
そんな折、偶然の妙だが、今朝の毎日新聞にこの松永翁の自伝の書籍
広告が出た。
●松永安左ェ門『電力の鬼 松永安左ェ門自伝』1575円 毎日ワンズ
早速書店へTEL発注。
先の「EPZ」を提示した原子力安全委員会の記事に、委員長名が
斑目春樹とあった。あの3・11で知った委員長名だ。
史上最低の宰相と言われたあのお方は四国お遍路の旅に出ていて、未だ
SPが3人も付く経費ムダ使いに驚いたばかりだが、しっかし、この
斑目氏があんな事故を規制出来なかった恥をカケラも感じずに、今だ
「委員長現職」にもビックリこいたものでした。
『電力と国家』の中で、佐高氏が「マダラメ」でなく「デタラメ」と
皮肉っているが。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加中。クリックよろしくお願い致します。
「ええじゃないか」などと、踊っている場合じゃない・・・・を
国民は噛み締めなければならないのですがね・・・・。
まだ<行政書士広報月間>の月内とは言うものの、個人的な役目の
大半を終え、一呼吸が、やっとこ入れられた昨日だった。
かかっているテレビを横目で見ると、いつの頃からだろうね、民放
テレビときたら後から後からCMの連続攻撃には、ゲロ吐きそうな
ぐらい辟易する。
これまた何かのCMだったと思うが、マンガ家の蛭子さんが<CM
の景気漬けには、やっぱ、踊らないと・・・・>とか何とかいうのが
あったが、考えてみりゃ、ホント、CMといえば、あれこれ何でもが
踊っているというのか、ダンスしてるというのか、そんなのが多い。
で、余計に喧しさが倍増するんだよね・・・・。
今を時めくAKB48が世の中を掻き回しているようにも思えるが、
社会のマインドが不安を抱える風潮ゆえのこともあるんだろう。
ちょうど、江戸末期の「ええじゃないか」の再来のような気もして
ならない。
●「ええじゃないか」(ウィキペディアより)
さて、21日の新聞だったか?原子力安全委員会事務局が、原発事故
に備えて、重点的な防災対策対象地域半径8~10キロ圏(EPZ)
を、半径30キロ圏に拡大することを提示した報道が流れた。
あわわ、当方が住む笠間市も茨城・東海第2原発から約30キロ圏に
入り、凄いことになってきました。
原発がホント、リアルな自分の人生に影を落とすことになりましたよ。
ふっと、会務から解放された昨日、大洗町からの帰り、近所の書店に
寄って買った本を読み終えました。
■佐高信『電力と国家』 集英社新書 2011年10月
いや、イイ本でした。今や死語にもなって、現存する最後の<サヨク>
佐高氏のタイムリーであり、しかも渾身の意欲作の評伝・・・・。
国家総動員の戦時体制に向かう直近、軍部とともに革新官僚が強行し
ようとした「電力の国家管理」。(これは、ナチスドイツの「動力経済
法」を模倣したものという。)それに、身を挺し全身全霊で抗った
日本の電力の鬼・松永安左ェ門。福沢諭吉の弟子を自認する稀有の
独立自尊の民間経営者、この熱き精神と火の出るような行動力を持った
人がいたことを知らされた。
戦後の9電力分割民営のレールを敷き、木川田一隆へ東京電力の経営
を委ねたのだが、<企業の社会的責任を果たす>魂はいつの頃から、
変節し、官僚、実業界、学会を網羅する”原子力ムラ”が形成されて
行ったのか?
戦前から、GHQに統治された終戦後、やがて空前の高度経済成長を
遂げる戦後ではなくなる時代までの歴史を背景に、社会基盤の土台・
電力が国家と民間の軋轢の中どう発展して来たのか?さらには、次の
世紀の「希望の火」と見られた原子力開発の主導権争いなど息詰まる
先達達の戦いが披瀝されている。
そして、東京電力の、経済産業省の民を顧みない無責任体制の現実
まで連綿とした歴史を手に取るように教えられた。
そんな折、偶然の妙だが、今朝の毎日新聞にこの松永翁の自伝の書籍
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早速書店へTEL発注。
先の「EPZ」を提示した原子力安全委員会の記事に、委員長名が
斑目春樹とあった。あの3・11で知った委員長名だ。
史上最低の宰相と言われたあのお方は四国お遍路の旅に出ていて、未だ
SPが3人も付く経費ムダ使いに驚いたばかりだが、しっかし、この
斑目氏があんな事故を規制出来なかった恥をカケラも感じずに、今だ
「委員長現職」にもビックリこいたものでした。
『電力と国家』の中で、佐高氏が「マダラメ」でなく「デタラメ」と
皮肉っているが。
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国民は噛み締めなければならないのですがね・・・・。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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