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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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 ●茨城新聞コラム いばらき春秋(2010年8月28日(土)付)


今日あたりも猛暑日に近かったろう。明日からは9月だというのに。

昼間立ち寄った100円ショップにも、明日出す夏休みの宿題の
最後の追い込みなのか、いや、新学期の準備なのか、お姉さんは
小学校中学年、弟さんは1年坊主ぐらいの姉弟とお母さんが買い物に
見えていた。

それにしても半端なく猛暑の夏だった(明日からもまだまだ続くが。)



アブラゼミが梅雨明けすぐに鳴いたし、ミンミンゼミだって例年に
比べたらかなり早く鳴いた。多分昔より2.3週間早まっているだ
ろう。一方で、例年お盆明けの頃から鳴き出すツクツクボウシが
目だって鳴いたのはつい最近。こちらは約2週間ほど遅い感じ。


明らかに、温暖化という環境変化が際立って来た結果だろう。

埼玉県では、半信半疑で植えたバナナの苗が育ち、今年あたりは
立派なバナナが喰えたそうだし・・・・。

刻一刻、日本の亜熱帯化が進んでいるのだろうか。



さてさて、そうは言っても、昨日今日あたりからからか、コオロギ
などの秋の虫たちの鳴き声も大きくなってきた。

冒頭に引いたのは新聞のコラム記事だが、限界集落といえば、
北海道やら東北・北陸、はては四国や九州の山国、僻地でのことだ
が、高度成長期に誕生した都下のマンモス団地が今や高齢者団地へ
と変貌していて「限界団地」というあらたな社会問題化が浮き彫りに
なっている。それが、茨城県北の日立でも・・・、という地元紙
らしい指摘であった。


当方なども日立に生まれ、長じて日立に勤務地を持ったこともあり、
この<山を切り崩し、いくつもの団地ができた>そのいくつかには、
スーパーのクレーム処理などで、上り下りしたものだ。

言ってみれば山の上の団地、当然に景色が良くて市内は箱庭のよう
に一望に見下ろせるし、その向うには青い太平洋が遥かアメリカまで
だって見通せそうでした。

昔はバス路線だってそれなりに通っていましたが、今じゃそれも
寂びれ、子どもが独立したあとでは、高齢者ばかりが寄り添うよ
うに暮らしているのだろう。


当方が勤務していた店舗にも、こういった団地の奥さんがパートで
働きに来ていた。
冬場になると、街中の平地にある店舗では雨の日でしかないのに、
よくパートさんから電話が。
「雪が降っていて、出られないので休みます・・・・。」
ええっ、何でもない「雨」じゃないの!?


こういう団地であるから、瀟洒な佇まいの風景ではあったが、高齢者
になってみれば、不便極まりない場所になってしまっているのだろう。

翻ってみれば、我が居所だって同じようなもの。

コオロギが鳴き出して、ふと内省的になった今晩でしたな。



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性別:
男性
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行政書士
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山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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