「火葬場より。女子大生のしみじみノート」のこと。

昨日は忍者ブログが不調で、再三やってみたのですがどうにも更新が成りませんでした。
結構書く気だったんですが、こういう時はしょうがない！さっさと退散することに致しました。

レアなことですからね、身体のためにはサッサと諦めるに限ります。

当ブログにお出で戴きましたました方には、大変申し訳ありませんでした。


さて、２０日の県行政書士会研修会ですが、出れば出たでやはり収穫はあるものです。喰わず嫌いの方があったりしますが、自分の能力開発の可能性を自ら狭めてしまうことになると思うのですが・・・・。


研修会の午後の部で、＜信託＞について力説されている部分がありましてね、当方、その点に引っ掛かりました。
早速アマゾンに発注を出しときましたら、もう今日には届きましたね。

■経済法令研究会編『四訂　信託業務入門』経済法令研究会■中野正俊著『信託法講義』酒井書店■中央三井信託銀行「遺言・相続」コンサルタントチーム編著『あなたの相続、備えは十分ですか？－－本当に役にたつ「遺言」と「遺言信託」の本』現代書林■灰谷健司監修『相続は「遺言信託」が安心です』中経出版。
あと１冊頼みましたが、それは未着。


ところで私が講師を務めた＜動物愛護管理法＞関係では、どなたか早速に参考書の手配をされた方が居たりするのでしょうか？
だと、ウレシイんですけれど・・・・・。


さてさて今日もバタバタでした。
事務員がいるわけでもない事務所ですから、昔あった桃屋のＣＭじゃないですが、駅長さん兼駅員さん兼小使いさんレス・・・。
よって、バタクサが年中ってもんです。

そんな合間、昼メシ時に読んだ本。
■山口奈津江著『火葬場より。　女子大生のしみじみノート』文芸社

一時人気ブログランキング＜学生部門（だったかな？）＞でトップブログをキープしたという人気ブログで、その４ヵ月後には早出版までされてしまった、というその本デス。
おっちゃんの当方は全然知りませんデシタ。んなの・・・・。


しっかし、凄いですよね。
世の中、バイトする気なら何だってあるっしょ。

よりによって、何でまた＜火葬場＞でのバイトなの？？？？


ま、読み始めてみると、明るくて屈託のないフツーの女子大生なんだよね、この子。

＜火葬場＞書いて、そのレアケースの暴露からそれを足場に＜日向に躍り出る！？＞
そんな魂胆を想像して、ちょこっとヤナヤツ的によみ始めましたね。


ところが、なかなかピュアな心の持ち主で、ブログが人気沸騰したのも肯けます。細かく書いてしまいますと、これから読んでみようかな、という方にツヤケシなことになりますから、ヤメておきますが。
それにしても、世の中いろんな人がいるものですね。

あるページをちょっと引用してみましょうか。

　　「心をこめて」

　　火葬場にいると、私があまりにも若いので珍しいのでしょう、いろんな人が話しかけてきます。「お若いのに感心ね」とか、「ネエちゃんいくつ？」とか。
　　今日も火葬場で、五十代のおじさんが私のところにトコトコ歩いてきたので、「いくつ？」ってきかれるゾと思ったら、突然、
　「五十すぎのおじちゃんでもね、悲しいときは涙が出るんだよ・・・」
　と言いながら顔中真っ赤にしてボロボロ涙をこぼしました。そして、
　「今日は本当にお世話になりました！ありがとう」
　といって、深々と頭を下げました。
　山口奈津江『火葬場より。女子大生のしみじみノート』Ｐ７１

場所が場所だけに「出たな」なんてページもありますが、葬儀社に勤めているのだから、霊体験ぐらいしてなくちゃ、と屈託ない。

多くの死を見つめ、それだから生を精一杯生きる・・・・、と思う筆者の真摯な態度が、読後の清涼感を生んでいて、気持ちのいい一冊でありました。



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