今日のこと・・・・・。

昨日は、県行政書士会の研修で徹夜してしまった話を書きましたが、終わったその夜は、例の■そのまんま東著『芸人学生　－－僕が学びつづける理由』実業之日本社　が着荷していたのを思い出しまして、夜中から読み出して、朝の４時過ぎ読了。


ご本人も書いていますが、２００３年当時聞きしに勝る＜ハードな生活＞を送ったと言います。
＜大学生、ランナー、タレント、フィールドワーカー、受験生、夫と二児の父親＞と。７役もの同時進行の主役を。


この本、中身を読んでみますと、いやはや（当然のことながら）知らなかったのでありますが、氏の当時の人生への本気度・猛烈度・熱烈度がビンビン伝わってアゼン！！と致します。


我々は、氏が宮崎県新知事になって初めて、その過去を知りたい興味に駆られ、その苦難の半生を遡る作業をしてみるわけですが、本人自身はその苦闘の戦いを経て、何回りも己を大きく成長させて、結果の必然のなかにいま”立っている”わけですね。

５年ほどタイムラグがありますが、一人の人生を賭けた「使用前」「使用後」の壮大な実験を目の当たりに見ることが出来る本ですね。

我々は類まれな人物（努力の人という意味で。）の＜火の出るような努力＞と、その成果の相関関係がリアルタイムで、今後も観察出来る場に居合わせています。
そのような幸運のなか、先ずは前段部の＜火の出るような努力＞の実態を把握しておくことも、是非とも必要でしょう。

その意味で、頭書の本のご一読をお奨め致します。


さて、午後二番には、墓参りに日立まで行って来ました。
久々、春らしい気温に戻って、青空もご機嫌なドライブ日和でした。

■新井満著『千の風になって』講談社　に付いていた、新井氏オリジナルの「千の風になって」のＣＤをかけながら、常磐道を北上。

＜♪あの大きな空を　　吹きわたっています＞
フロントガラス越しに春の青空がひろがり、向かうのはお墓だし・・・
絶好のシチュエーションで聴いた『千の風になって』でしたね。


帰り道、家人が晩飯の買い物をしているスーパーの駐車場で、この本を読んで見ましたが、この曲が世に出るまでの経緯がよく判りました。
先日はこの曲が世人に喧伝されるきっかけになった、朝日新聞『天声人語』記事を読んでみましたが、この辺の事情もこの本でより詳しく判りましたね。



＊今日返した本
■沢田俊子著『命の重さはみな同じーーみなしご犬たちの物語ーー』学研
■井上夕香著『老犬クー太命あるかぎり』ハート出版■井上夕香著『実験犬シロのねがい』ハート出版■正田陽一著『家畜のはなし』さ・え・ら書房■高齢者の生活と法律研究会著『おじいちゃん・おばあちゃんの暮らし安心読本』法律情報出版■青山千彰著『山岳遭難の構図ーーすべての事故には理由がある』東京新聞出版局
＊今日返し忘れた本
■㈱実務経営サービス編『お役立ち会計事務所全国１００選　２００７年度版』近代セールス社



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