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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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まだまだ交通事故損害賠償請求と、行政書士が連想される世の中には
程遠い。(主に自賠責請求。)

加害者側の任意保険は、大概<示談交渉付き>に加入していることも
あって、「もし、自分が加害者になった時は?」・・・・・・、
そう、<安心の保険>であるからして、全然悩まなくても、全~ん部
保険会社が対処してくれる訳です。

保険会社も、一旦事故が起こったら、(特に事故直後など)保険加入者
が一時の<反省>から、シロウト考えで「全て私が悪うございました。
後は保険の方から、一切賠償させて頂きます・・・・」なんて口走られ
ると困るわけで・・・・・、よって、保険会社は事故の一報が入ると、
加害者に「後は一切当方が・・・・、あなたは私らに任せておけば
ヨロシイ・・・。」と言って引っ込んで貰うことになる。

このことが被害者感情を逆なでし、後で<こじれる>元凶なんですがね。
「あいつ、1回も謝りに来ねーーーェ。そこが許せねェつうの!!」
「まずは人間、<誠意>っつうものがあるべきじゃねェの?あァ??」
なんて、まるで寅さんみたいな人いるんですね。


しかし保険会社もサルもの、専門のプロ中のプロが処理に当たるので
すから、本来短気は損気なんです。「まあまあ、確かにお腹立ちは
解りますが・・・」「そうおっしゃらずに・・・・」なんて、
2000円の菓子折りの『誠意』にコロっと騙されたり、のアホおやじ
にならないよう気をつけたいもの・・・。

一方、産まれてこの方、誰からも後ろ指など指される事など一切なく、
ただただ品行方正ハエ一匹殺したこともなく、ヒッソリ生きて来て、
たまたま100円ショップへ出掛けたばっかりにハネられた、おばさん
が居たりもします。「(ホントは痛いのに)あたし、大丈夫デス・・・。」なんて、
蚊の鳴くような声で健気に言ってしまうおばさんも要注意!!です。

(飛んで火に入る夏の虫、こんな方は保険会社にはアリガタヤ!の
被害者。きっと、会社に帰りゃアッカンベーしてますからね。
それ想像したら、腹立つでしょ。)


●交通事故の被害者になってしまったら、アホおじさんでもダメ、
 上のおばさんのように、おとなしく<泣き寝入り>だとか、
 保険会社の<言い値>で示談スル、じゃダメなんです。

●あくまで冷静に、冷徹に、貰えるものは徹底的に!!最大値まで
 貰うのだという『闘う』姿勢と覚悟が必要デス!!
 しかも、1日や2日で示談などしてはいけない。
 納得行く示談までには、長い時間を要します。その期間<持続させる
 心>が必要です。

●損害賠償額でちょろっと誤魔化されたりしないように。
 (その時は、<あっかんべー>を思い出して下さい!)
 中途半端な賠償には騙されまいぞ!真に納得行くまでは闘うぞ!!
 この心を長い時間持続させる精神力が大切です。


加害者側の場合、「示談交渉付き」の保険に入っていれば大船に乗って
お任せしておけば<解決>に向かうのですが、被害者となってしまった
場合、自分の加入している保険の営業さんに泣き付いても相手にして
くれません。(特には、加害者側過失100%の事故。いわゆるコッチ
は全然悪くない「もらい事故」の時です。全然悪くないのに、すがる
ヒトがいない・・・・変ですけど、それが現実。)

相手は百戦錬磨のプロが出て来るというのに、こちらはグスン、
一人ぼっちの<ひよこチャン>状態なわけです。
先のアホおやじも、100円ショップ途中のおばさんも、被害者皆んな
<ひよこチャン>なんです。保険会社の営業さんから見たら、
あっさりひねりつぶせる<ひよこチャン>なんです。そうなんデスッ。
ここヨーク自覚しての対処が必要なのですね。

周到に勉強して、ご自分ひとりでもスックと立ち向かう、という方は
そうなさって下さい。
そうじゃない方は、専門家に頼むのがベターでしょう。

弁護士さんに一切代理して頂く方法もありますが、行政書士さんに
事故調査報告を依頼し、損害賠償請求のための資料作成を依頼するのも
方法のひとつ。
ただし、士業の先生もいろいろ専門があったりしますので、よく確かめて
依頼するのがよろしいでしょう。

加害者側が示談交渉付き保険の加入者で、プロの保険会社にお任せ・・・
パックの一方、こちとら、一人ぼっちの<ひよこちゃん>。相手の
保険会社の担当者は、口調は<優しい>けれど、ビンビン遠慮なく
打って来ます!つらっ!!

こんな時は、あなたのそばの行政書士を捜しましょう。
きっと、力になってくれる筈です。

最近では(昨年8月発売だったかな)自分の保険側が動いてくれない
「もらい事故」にも対応する特約付き保険も発売されました。

つまり、こちらが信号待ちしていて追突された・・・・という、100%
の被害者状態の時、上に書きましたように、こちとら、いくらオッサン
でも<ひよこチャン>状態ですよね。なんせ加入している保険側は
全然動いてくれないわけですから・・・・。

この時使えるのが、★「もらい事故アシスト」特約!(これは、わたくし
まったく利害関係はないのです、社会のために書くだけなのですが)
東京海上日動の『Total assist』という自動車保険の
特約です。
<特約>というと、追加料金ですからビビッて、つけない方も多いと
思いますが、特約つけても一般的には年間150円~300円ぐらいの
プラスだと思います。(調べて書いてはいないので、アバウトです!)

●東京海上日動の『トータルアシスト』の新・家庭用総合自動車保険
 の約款を見ますと、⑨法律相談費用補償特約というらしい。
 詳しくは本約款をご覧になっていただくとしまして、一人ぼっち
 だった被害者側のはずなのに、この特約加入だと、専門家に相談でき
 1事故について、10万円を限度に相談費用が保険から出る特約
だそう。対象専門家は弁護士、司法書士(司法書士法に規定する
相談)、 行政書士(行政書士法に規定する相談)。
 いままでは孤独な被害者でしたが、「もらい事故」に限り(当方
 過失割合0%)強い味方になる保険特約が出来たのですね。

 これが呼び水となって、昨年秋口でしたか、あいおい損保からは
 「弁護士費用等担保特約」が発売され、争訟費用まで拡大した補償
 を想定した特約のようです。1回の事故、1人あたり300万円限度
 として、といいますから、こちらはもっとまさかの時、お役立ち
 特約です。ただし、特約料は先のよりお高め、でしょうが。

●私は保険会社の周辺にいる人間ではありませんので、ご興味の向きは
 それぞれ各損害保険会社にお尋ね下さい。今日書いた内容もフリー
 ハンドで書いておりますので、具体的責には応じかねますことを
 ご承知置きくださいね。

 いずれにしても、まさかの時は『自己責任』が原則。そのためには
 損保選びあたりからして、もう自己責任ということなのでしょうね。

20年来の付き合いだから・・・・なんて、(代理店のオバちゃんに
しか過ぎないのに)「お任せ!!のまんま」、大船に乗った積りで
いい気になってたりすると、青くなったり・・・、後の祭になったり・・・・します。
(この「もらい事故」、全国で年間約200万人以上が巻き込まれ
ており、賠償事故のうち、約3件に1件がこれといいますから、
事故にあって来なかったアナタは今まで運が良かっただけなの
かも。オー怖!!)


保険商品も刻一刻サービス内容も進化していますので、よくよく
注意してみることも、自己責任の日常なのですね。




★今日書く積りのところまで行き着かず、今日はこの辺にしましょう。




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5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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