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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日のような、終日ドンヨリとした曇りの日には、ふと、内省的に
もなる。

午後一番、郵便配達があって新潮新書の『山本周五郎のことば』(清
原康正著)というのが届いた。



この10月から、衛星7チャンネルで<BSジャパン開局15周年特
別企画>というワクで、短編時代小説から選んだ12編のドラマが放
送されていて、その初回と第2回目が山本周五郎原作の作品だった。

社会の底辺で生き延びる人間たちの、変哲もないエピソードがこじん
まりと、あるいは切なく描かれていた。ドラマ作品としては登場人物
も少ない小品であるのだったが、何か余韻が残り、心惹かれた。


山本周五郎の小説など読んだこともなかったのだが、調べれば、その
膨大な作品数には圧倒された。小説をコツコツと片っ端から読破する
ほどにヒマな暮らしでもないもので、取り敢えずは、中短編の作品を
覗いてみることにした。

で、作品のアタリをつけるのに、(もう借り出してから1週間が経って
しまっているのだが)■竹添敦子監修『山本周五郎中短篇秀作選集①』
(小学館)と■『【歴史読本】編 山本周五郎を読む』(新人物往来社)
を借り出してきた。

まあ、そのような塩梅で、冒頭のような『山本周五郎のことば』という
本も届いたということなのだ。



さてその42ページに、先日のテレビドラマで心惹かれた短篇が出て来た。
【夜の辛夷(こぶし)】そうそう、そうだった・・・。

その時の主人公・女郎のお滝のセリフが書いてある。
ちょっと長いが、写してみよう。

「あたしは自分の子を育てるためならなんでもする、紅白粉で皺も隠すし、
必要があれば年もごまかす、あたしが騙すんじゃなく、客のほうで騙されに
来るんだ、ひと夜のなさけだった、なさけのうちさ、二十四というより十七
というほうがよければ、十七のような気持になって楽しませる、誰のものを
くすねるんでもない、自分の躯を売ってるんだ、自分の躯をだよ」
(山本周五郎『夜の辛夷』ーー清原安正「山本周五郎のことば」新潮新書から)

作品のナマの文章を引いたのだが、実際のところは、ここを読んだだけでは、何
のことか、皆目解からないはずだ。


そんなイイ女でもないお滝のところへ、ひょんなコトから、元大工だったという
ヤクザ風に崩した格好の男が通うことになる。
そして、どういう訳か、部屋の小窓から通りを見るのが毎回だ。
で、女郎屋への目的と言ったらひとつのはずが、いつも、一人寝を決め込み背中
を向ける。

怪しげな行灯の光と艶めかしい紅白粉の匂う部屋で、頑なを極め込む男の潔さに
もつい惹かれる・・・。


じゃあ、何の為に<通うのか?>、一見の頃には窓の下に見知らぬ花が咲いていた。
男はお滝に訊ねる。
そして・・・、男はその花が【辛夷(こぶし)】と知る。


このドラマを観た時、藤沢周平が過った。
この心理描写の機微が、似ているのだ。

ひと頃は、藤沢周平に惹かれ結構ハマったことがあった。
藤沢周平原作と知れば、テレビドラマであれ、映画であれチェックもした。

今日の本の中で、著者の清原安正氏が山本の言葉を紹介している。
『恵まれない人たちの、生きてゆく哀しさと、そういう生活のなかにさえある
真実をさぐりだしてみたかった』(山本周五郎)

<生きてゆく哀しさとその中にある真実ーー周五郎文学の魅力>と清原氏は書く。

新書の表紙奥付のコピーも『「女があり、男がある、かなしいもんだな」--
ごく普通の人たちの生きる苦しみや哀しみや、ささやかだが深い喜びを描きだした
山本周五郎の小説。』と、痺れるような書きぶりだ。


さてさて今日書きたかったこと。

今日着いた本に挟み込まれていたレシート。
最初はウワッと思って、クシャクシャにしてゴミ箱に投げ入れた。

ところが今度は裏表紙の手前に、小さな新聞記事の切り抜きが入っていた。
角もキリリとして、三つ折りに丁寧に畳まれていた。

拡げてみると、新聞上段の枠外も付いており「2003年(平成15年)8月26
日(火曜日)」とあった。
12年前の新聞だ。
で、記事はと言うと、「言いたい放談」というコラム欄で、その日は放送作家の石
井彰氏の随想だった。
タイトルが<『蝉しぐれ』と亡父>とある。

この本の付録のように、この随想を読んだ。
藤沢作品をむさぼるように読んできた石井氏は『ある年代にならないと、藤沢作品
の持つ魅力には気がつかないのかもしれない。』と書いているのだが、この年に
82歳で実父を亡くし、故郷の長野へ向かう車中でも藤沢作品を読み返したとも
書いている。最後には時代小説とテレビ時代劇の好きだった父に、「蝉しぐれ」の
NHKドラマを見せてやりたかったーーと結ぶ。


長々書いてしまったが、藤沢作品好きの放送作家の新聞随想を切り抜き、『山本
周五郎のことば』という本に丁寧に挟んでいた本の前の所有者を、しんみりと思っ
たのだ。

ああ、好きな人は考えることが一緒だな。

さっきゴミ箱に捨てたレシートを拾い、拡げてみると、「2003年8月18日」
の日付で、東京・八重洲地下街にある古本屋のものと読めた。

なるほど・・・。

本の方が日付が古いから、山本周五郎の古本を買って読み懸けの頃、手元の新聞に
藤沢周平を語る随想が載って、それを切り抜き、ヨミサシの周五郎の本に挟み込んだ。

この、前の所有者は藤沢作品も山本作品も読み込んでいて、その共通性にも思い当って
いたのだろうと思われた。

普段は、前所有者の残滓のような痕跡には抵抗を感じていたのだが、今日は、好ましい
ご同輩のような気がして、新聞記事は勿論、クシャクシャになった古いレシートも頂い
て置くことにした。



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藤沢周平と山本周五郎に、共通の匂いを感じたら、世の中はとうの昔にそう言われて
いたようで、■佐高信・高橋敏夫『藤沢周平と山本周五郎』光文社知恵の森文庫 と
言う本も最近知った。
取り寄せてみたら、コチラは、無味無臭のマッサラ本。読むのはそのうち、だな。


今日は浮世離れしたようなコトを書いたように見えるかも知れないが、なかなかどうし
て。

昔は百貨店勤めをした身だが、当時はトップランナーだった伊勢丹などでも、内部で
は、小説やら詩集を読めと社員教育でハッパが掛かっていると聴いたものだ。

シンガーソングライターが<アーチスト>と言われ一目置かれるのも、彼らが時代の風
を的確に読む嗅覚を兼ね備えている、と解釈されているからだ。


昨夜観ていて驚いたのは、NHK/Eテレの『人生デザインU-29』(10月19
日放送)という番組の録画。その日のタイトルは<少女漫画で天下取る!?新人WEB
漫画家26歳>というもので、大学の理数系を経て大手IT企業に勤めた後、漫画家
一本に絞って独り立ちした女性だったのだが、大手漫画出版社に原稿を持ち込みその
場で見て貰っている場面。

一当たり原稿に目を通した編集部の女性幹部が言った。画力、ストーリー構成力につい
ての指摘の後、「メインの読者層はどこか?」「?????」

<20代後半から30代の女性。あるいは、中には40代にもかかっているかも知れない
ビジネスウーマン。まだ独身。夕食用の食品を買うため立ち寄ったコンビニで、件の
漫画を手に取る。><好みに厳しく妥協はしない。だから、作品の絵が好きかキライか、
完成度を厳しく要求する・・・・・。>等々。

自信満々の鼻持ちならない、尖がった新人漫画家は、完膚なきまでに打ちのめされた。

狙う層のライフスタイルが、具体的に見えているか?????


このことは、どんな職業にも通じることではあるのだが、人と人が交錯する時代小説の
中にも、優れて人間の機微が描かれていて、唸ることが多い。



新潟日報コラム『日報抄』(2015年10月21日付)

新潟県村上市にいた頃、ハクチョウが飛ぶのをみたがもうそんな季節か。
北国では冬支度らしいが、我が当地でも今日は小寒い。








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さて、昨日は「モズの高鳴き」について触れたのだが、その声が
ピタリと止んだ話まで書いた。


ところが、晴れ上がったせいか今朝も、やっぱりけたたましいモ
ズの声。
もう、縄張り争いでの「高鳴き」ではなくて、我が縄張りの支配
を示す、高らかな雄叫びだったのだろうな。

鋭くドスの効いた、人間にだって警戒を抱かせるようなもの凄い
鳴き方だ。

朝が明け、今からオレ様の「食事の支度に入るゾーーッ!!」と
いう宣言、のような声だった。



すると、我が庭先の3,4メートル先のツゲの木に、そのツゲの
枝に引っ絡らまりそうにバタバタとしたスズメが一羽。

スズメに表情があるとは思えないが、でも、その時は悲壮感さえ
漂わせたもの凄い慌てぶりで、動きもまるでぎごちない。

近くに家人もいたのだが、昨日も「モズの高鳴きの声がした直後に、
やはり、同じツゲの木でバタバタとしていた・・・」と言う。


イソップ噺に『村のねずみと町のねずみ』という話があるが、その
伝でいくと、この笠間界隈のスズメはと言えば、<村のスズメ>
だからして、普段ときたら警戒心が強く、臆病なのだ。

20、30メートル先に、われら人間を見つければ、パッと飛び去り、
わずか3、4メートル先にまでなど、到底近づけたりしないものだ。
(都会のコンビニ前の路上などでは、たったの1メートルほど前で何や
ら啄むスズメがいたりして、踏みつけそうになったりするのだが。)


それが今朝は、モズの声にビビりまくって、人間の傍に行けばモズも近
づけないとでも思っているように、普段では考えられない動きのスズメ
に遭遇。


まあ、「怖い」のは確かだろうな。

スズメにしてみれば、生きながらにしてモズの嘴にいいように突つかれまくり、
喰われてしまう恐怖たるや、何ともおぞましい恐怖だ。

その前に、ツゲの木の枝に引っ絡まりそうになりながら、バタバタとしていた
瞬間とは、正に後ろを振り返る余裕もないわけで、モズの鋭い眼光が、我が
身にロックオン!!しているかもしれない・・・・、思うだにおっそろしい瞬
間だろうから。

村のねずみと町のねずみ (Web絵本サイト「ストーリーゲート」)


そんなことで、スズメの姿・形はどれも同じだから一瞬気が付かないが、これ
からは毎日、スズメのはると君だとか、りく、かいと、そうた、しゅうちゃん
など、女の子のスズメ・あかりちゃんやら、ひまり、あおい、ほのか、ひより
ちゃんなど、誰か特定出来ないが、間違いなく1羽とか2羽がモズに喰われて
いく壮絶な生存競争が繰り返されて行くのだ。

願わくば、モズには、採食主義者になって貰いたいとも思うところだが、そう
も行かないな。



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さて、今日の新聞・茨城県版の見出しに『浸水深さで支援に大差 常総市、
「半壊」に独自策検討』『知事「政策的判断が必要』(2015年10月20日付
読売新聞)とあった。
大被害をもたらした関東・東北豪雨から、早くも42日目の今日だった。

先日に見舞った家人の学生時代の友人の方からは、3、4日前に丁重な礼状が届いた。
そのお宅は幸い床下浸水で難を逃れたのだが、文面からは、近隣の全壊被害等への気
遣いが痛いほど伝わって来た。(夫婦で見舞いに伺ったもので、礼状には夫婦連名で
の宛名が記されていたから、本文も読ませていただいた。)

世の記憶は、幾何級数的速度で薄れるものだが、被災者となられた人々には、まだまだ
現在進行形の「現在」の出来事だ。大変な毎日が続きますが、皆さまにはどうか頑張って
と申し上げたいと思います。


今しがた、17時過ぎに会に電話を入れ、今日の当方の公的立場での役目を終えた。
これまでに集めた台風18号被災関係の資料類は、ファイル2冊で5センチほど
にもなった。
今日は自分の火災保険証書も手元に置いて備えたが、大過なく過ぎた。

今からも被災地に近く居住する行政書士の方々には、種々の相談が続くかも知れない
ので、当方の齧った資料類をご紹介して、何かの役に立てて頂きたく記載して置きます。

■山崎栄一『自然災害と被災者支援』日本評論社 ■津久井進『Q&A被災者生活再建
支援法』商事法務 ■津久井進『大災害と法』岩波新書 ■日本弁護士連合会 災害復興
支援委員会編『災害対策ーー災害からあなたを守る本』 ■岡本正『災害復興法学』慶応
義塾大学出版会 
 ☆津久井進弁護士の著書2冊は、相談現場で即役立つ便利本ながら、これからもいつ、
  どこで発生してもおかしくない日本の自然災害支援の、ガイドとして現在の法的
  限界の指摘を含め、視界の拡さ、深さを合わせ持つスタンダードとして、しばらく
  色あせないと思われる。

■岡田宏行『被災弱者』岩波新書 ■稲泉連『ドキュメント 豪雨災害ーーそのとき人は
何を見るか』岩波新書 ■野田正彰『災害救援』岩波新書 ■高橋裕『河川にもっと自由
を』山海堂 ■『都市地図 常総・坂東市』昭文社 ■某損保テキスト『基本コース商品
関連テキスト 火災編』

 ☆今後は地球温暖化などにより多発する異常気象が、「異常」でなくなる常態化の
  方向とも言われる。今回の災害を機に知った『線状降水帯』もそうだが、あっては
  ならないが、身近に災害が頻発する確率は一層高まっている。
  町の法律家として、こう言った災害に直面した折に<真に役立つ>ためには、普段か
  らこういった災害関連の本にも触れておきたい。
  東日本大震災を機にたくさんの記録書籍が出たが、こういったものもイザという時の
  ために目を通しておくことも大切に思う。

  一例を上げれば、今NHK夜の「NEWS WEB」のコメンテーターとしても登場
  している石井光太さんのルポ本『遺体 震災、津波の果てに』など、震災直後の悲劇
  と混乱を追体験してみるのも役立つ。この作品は映画にもなったが、当方は「遺体」
  の言葉に反応し、映画館に足を運んだこともあった。  


今後、今回の災害に、どういう支援が果たせるのか、すぐには思いつかないが、常に関心
を持ち続け寄り添う姿勢だけは崩したくないと思っている。



今週は、先週に見たテレビの週間天気予報では、好天が続くはず
だったのだが、朝方の秋晴れが午後になって、一転雨が降りそう
なほどの曇天に。


さて、どういう自然環境の変化なのか、今年はこの10日ほども
朝方は何羽ものモズの甲高い鳴き声で騒がしかった。

例年はそういうことも感じなかったのだが・・・・。
なにせ、住宅団地の家並を縄張りにしようというモズに出会った
のは、今年が初めてのような気がするのだ。


とにかく、近所の住宅のテレビアンテナの上でキィーキィー一羽が
鳴けば、別なモズが道路を隔てた別な家のアンテナの上で甲高く
応じる。

またある時は、別な一羽が電柱のテッペンの携帯電話アンテナの
上で攻撃的に叫ぶ!
まあ、ウルサイぐらいの騒ぎの毎日だった。

それが、今日はピタリと止んだ。


モズの高鳴き(やまびこネット)

このネット記事によれば、縄張り争いに雌雄が決したと見えて、侵入者が
現れた場合を除いて、表面上静かになった、ということらしい。

蛇足を付け加えれば、上の記事の記載者はミュージアムパーク茨城県自然
博物館の伊藤誠さんのよるものとか。以前、筑波大学を出たツバメの研究者
の方に会ったことがあったのだが、モズの研究者も意外と近くにいたのを
知った。


さてさて、今日はまた、晴れていた午前にツクツクボウシの初鳴きでなく、
<遅鳴き!?>を聴いた。

今日はもう10月19日なのに、何とまあエラく遅くに地表に出て来たものだ。
かわいそうに、ペアとなる彼女など皆無の時期だもの、なんと不憫な・・・。



朝方、我が家の小さな庭にある鉢植えのセンブリが一斉に花を付けた。
小さくて可憐な花を家人が見つけたのだが、花を付けない頃には「センブリ」
というのに半信半疑だったのだが、早速、手元のタブレットで確かめたら、
間違いなくセンブリ。

韓国の時代劇ドラマ『ホジュン・宮廷医官への道』などで、ホジュンの、村の医院
での薬草取り時代の苦労を散々見せられたもので、今日は庭のセンブリをしみ
じみと見入ったな。

センブリ(みんなの花図鑑)




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●先週土曜日に届いた本が、菅野徹著『町なかの花ごよみ鳥ごよみ』草思社
 菅野さんは、読売新聞に身近な自然をテーマにコラムを書かれていたのだ
 が、 先頃お亡くなりになった。
 元は読売新聞記者で、ソウル特派員、国連軍従軍記者を歴任された方で、
 10年ほどで記者を退職。その後、働きながら都立大学大学院生物系統学
 博士課程を修了。主に魚類を研究された後、野生の動植物や近所の身近な
 自然まで観察と著述に生涯を傾けて来られた。
 従軍記者時代には、準戦闘地域で双眼鏡を覗くのは、生物だったそうで、
 警備兵には訝しがられた・・・・など、のちの自然観察一途の人生を彷彿
 とさせて、お人柄が偲ばれた。
 まだ、未読だが「身近な自然への愛」に期待を持たせる。ユーズド本。

●10月は「行政書士広報月間」で、先週には、無料相談の当番日があった。
 例月にも増して問い合わせが集中し、あたふたと2ケタに近い件数をフウ
 フウ言ってこなした。取り纏めに1時間の残業。

●土曜日には講座『デジタルアーカイブ入門』の第1回目に参加。
 デジカメを使った記録の実習、パソコンによるデータ管理の実習も含まれる
 ため、あと4回教室に通う。

●昨日は、定例の『歌声ひろば』に午後から。
 数カ月前にお知り合いになった方は、昨日の午前はボランティアで竹林の伐
 採作業をして来たとかで、だいぶお疲れのようだった。
 休憩時間にコックリ居眠りをし始めるほどで、ご無理はなさらないで下さい。
 水戸市長やら地元選出の国会議員の先生、茨城大学の先生に学生さん、地元
 住民の方々など100人超のイベントだったようで、地域保守の取り組みは
 人ごとながら、好ましく聴いたものだった。

 昨日は前月にリクエストしておいた曲を歌えるようにと、遅刻をしないように
 出掛けて、無事、ソロで歌うことが出来た。
 約1か月間、散歩の折やらアチコチに出掛ける車内で「人知れず」練習して来
 たもので、よかったァ、ホッ!!

 三田明 「美しい十代」(YouTubeより)

  
 もはや、<美しくもないン十代>なんですが、清らかだった頃の歌なんだな。
 マジ、清らかに魂込めて歌ったつもりっす。
 


10月の3連休、いかがお過ごしでしょうか?

ウチの方は、相変わらずのバタクサな毎日で・・・。


昨日は、上の息子が結婚したもので、その子が家人の産休明けと
ともに、保育園に入園出来る前まで面倒見て頂いていた、北茨城のお
ばさんがお祝いにと、わざわざ笠間まで訪ねて来てくれました。

家族ぐるみで、本当の<我が子>のように可愛がってくれたおばさん
と、その長女さん。

その当時、小学校3,4年生ぐらいのおねえちゃんだったから、そこ
の子供たちも、ヨソの幼児を弟のように面倒みてくれたのでしょうね。

その長女さんも、今では子供さんが21歳というのですから、光陰矢
の如しに、フラッと眩暈さえ覚えたものです。


今ではオッサンの上に、アゴヒゲまで生やした息子ですが、このお宅
で可愛がられた日々がしっかりと心に記憶されているのでしょう。
「会いたい人」として、オヨメさんを連れて真っ先に訪問したのもこ
のお宅なのでした。

思い出話のヌシとして、余り話もせずに黙って聞いていた息子の成長
を好ましく思った昨日でした。


帰りに、用意しておいた笠間の焼き栗をお持ちいただきましたが、お昼
にと家人が支度した栗ご飯まではいていただけず、親子二人で滅多に来
ない笠間巡りか何かで、早々にお帰りになってしまいました。

家人はご一緒に笠間市内の散策も考えていたようでしたが、先方さんの
<親子2人>だけの時間を察して、遠慮させていただきました。


●茨城の「食」と「農」のポータルサイト
うまいもんどころ /特集 笠間の栗




今日は隣県在住の娘が、水戸に住む友人の結婚式で水戸のホテルまで来た
という。
職場の同僚の皆さんも、一緒にご招待されたとかで、前泊せずに固まって
バスで来たと。

それはそれでイイと思うのだが、「日本一の笠間の栗」を、水戸のホテル
の娘まで届けて、娘の婿さんの実家の分まで預けるとか何とか・・・。

「何をやっとンのかね!?」身内に栗農家があるわけじゃなし、栗屋さん
の回し者みたいなコトしなくたってイイじゃないの!!
この「届ける」話を聞いた時には、つい、イラッとして押し問答に。


家人は今日の朝から、2か所の農協直営店をハシゴして栗を物色し、旧岩
間町の、有名な小沢栗園までも出っ張って、栗を手当てしてきた模様・・・。

今やその名前が轟く小沢栗園まで行ったら、東京ナンバーのベンツが何台
も止まっていたらしいが、別段地元原住民のわたくし等が、栗如きで騒ぐも
んじゃないと思うのだがな。


走り慣れている国道355号線を左折して、小沢栗園へと向かう道筋は水田
地帯が広がり、田んぼに水を引く用水には、な、何と水車小屋まであるんだ
そうで・・・。

小沢栗園が設えたものか、誰が作ったものか知らないが、きょうび水車小屋
なんてあると、『北国の春』の唄にある<♪山吹~朝霧~水車小屋/わらべ唄
聞こえる 北国の~>みたいに、田舎田舎で、トウチョウナンバーの車に懐か
しがられてしまうじゃないの!!


ああ、やだ、やだ。

それにしても、今日の農協情報では笠間の栗も今シーズンの終わりが近いら
しい。
そうだ!?栗!!
と思われた方は、どうぞお急ぎください。

地元農協のショップ「緑の風」などは、朝は8時からオープン。今の栗は
入荷が少なく20、30分で無くなるらしいのね。


さてさて、我が家の明日は、息子の嫁さんの実家にご招待を受けているも
ので、これまた、土産に栗を準備済みだ。
栗にリキが入っている家人だけで行って、コチラまで<巻き込む>ナ!!
と言ったのだが、ま、世間的には<つがい>だから行くのは義務っすナぁ。



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いやぁ、ブログの更新が久々だァ。
何かバタバタとした毎日が続きましてネ・・・・。

済みませんでしたーー。


さて、タレントの北斗晶さんが乳がんに罹っていることを発表され、
世の女性の、乳がん検診への関心の高まりは凄かった。

当方も彼女の病気の公表の折には、非常に心配をしましてね・・・。


テレビの中で夫をどやしたり、クサしたりの振る舞いの一方では、
なかなかのオシドリ夫婦であったり、料理の腕前初め、「主婦」と
してのレベルの高さに驚かされるに及んで、また、あのサッパリとし
た性格を見せられるにつけ、結構ファンになっていたのでした。


ですから、乳がんの発表に際には、アカの他人ながら心底心配しました
ヨ。

今は、手術も成功し、入院生活を経て退院とは、ヨカッタ、ヨカッタ。


当方は何の拍子か、北斗さんの入院中からブログを見始めて、今日に
至っております。旦那さんの佐々木健介さんもこの10月1日から、長らく
中断していた自身のブログを再開。献身的な夫の務めを披瀝しています。
(タイトルは「佐々木健介の旦那ちゃんブログ」)

北斗晶さんのブログも旦那さんのそれも、別段小難しいことは書いてはいない
のですが、<ほんわかな日常>のやさしさに、つい、心惹かれます。

そこのけそこのけ鬼嫁が通る<北斗晶オフィシャルブログ>

今日のブログでは、「楽しい日曜日を過ごしてるよ。」と結んでいるのですが、
北斗さんの口調で『おめェー、曜日間違えてんじゃねェーよ!?』とツッコミ
を入れたいところでしたが、まだまだ、本調子じゃないところもあるのでしょ
うね。



さてさて、今日の本題。
自分のコト。

実は当方も、8月の半ば頃からだったと思うのですが、右の乳房あたりが
腫れているようでもあり、それより触ると「痛い」--という症状がずっと
続いていて、この10月になっても収まらないのね。

誰でもが経験する、小5か小6の頃にある第2次性徴の一つの、乳首がグリ
グリとなって痛いような時期があるじゃないの・・・。
あの感じが、今頃突然に<ぶり返し>た感じなのですヨ。


北斗晶さんのこともあったから、心配にもなって、今日の内科通院のおりに
先生に訊いてみた。
「先生、男でも乳がんってあるんですか?」

そうしたら「ある」という返事。 あっちゃァ!!


診察室のベッドに横になって、ハダカの右乳首あたりを触診してもらいました。
「シコリはないようですネ。」とのこと。

触られるうち、「ア、あ、アぁ~~~ん!?」と反応してコントのひとつも
やりかねないない性格なのだが、今日は自重してマジに徹した。

胸筋の疲れかも知れないので、少し様子を見ましょう・・・が結論でしたが、
「男性にも乳がんがある。」というから、お互い気をつけましょう。


話は前後しますが、おとといは3か月に一度の眼科の定期診療日でもありまし
た。
まあ、「寄る年波」というのか、現実にはアッチにもコッチにもガタが来てい
て、<整備>が必要になっちゃったのネ。

今回などは、その通院日に今までは体験していなかったようなコトが・・・。

日の光が射しこむ方向を見ると、妙に眩しさを感じ、前頭部に急激な鋭い痛み
が走った!!

眩しッ!イテテッ!!


ま、病院に行って症状を説明したのでしたが、眼圧は10に11とほぼ正常値
と言うし、眼底チェックしても異常はないと。

眼科的には問題はないから、脳内の異常かも・・・とか言われましたナ。

身体は一つなのに、「眼科的に異常なし」なら眼科医は、人ゴトだ・・・・。

そんなもんだろうネ。


ニキビずらの女医で、興味も湧かなかったからヨシとしたが、頭に来たのは
その診療前の検査でのこと。

視野検査というのがあって、暗室のような部屋で、前面にある鍋のような金属面
に次ぎ次と光の点が点滅するのを、視認出来たら、パソコンのマウスのような
器具のキーを押す。

以前に何度もやっているもので、初めてではなかった。

暗がりの中で、人差し指をそのキーの上に置き待機した。

ところが、今回は一向にその機械の点滅が始まらず、無音のままの数秒が過ぎた。


「キーを押したままでは、動きませんヨ!」
突然、若い看護師の声が響いた。

「えt!?」
「押してないですよ。」

「いや、押してました!」「ワタシ、見ました!!」


パソコンのマウスでだって、クリックしなくても力は加えず人差し指をマウスに
載せているではないか。
「(指を)載せている」だけで、「(指を)押して」はいない。

それなのに、『押してました!!』と決めつけて言われたからブチッ!!と切れた。

その端末器具を高く持ち上げて、「押す」とはこうしている状態だっ!と言って
やった。

看護師というシゴトに誇りをもって取り組むのはイイことだが、自分の見立てが
間違っていることもある。

アタマが白髪のオヤジだから、暗がりのなかモーロク爺さんに見えたのか知れないが、
日常茶飯事にマウスに指を載せているオヤジが、「載せている」か「押した」か、
訳が判らなくはなってはいない。

この検査に入ってしばらく経って、「休憩入れますか?」と言ってきたが、戦場には
行ったことはないが、数々の修羅場は潜り抜けて来た自負はある。
「続けろ・・・!」とだけ言ってやった。


このクソ忙しいのに、医者などに時間を取られたくないのだが、メンテナンスが長持ち
の要諦だから痛しかゆしだ。

「お医者 2題」のお開き。



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北斗晶さんの乳がん手術が、有名人ゆえにいろいろな波紋を生じている。

術後の話題でも、リンパ節への転移が見られたため「生存率50%」と
言われ、彼女は<何としても生き抜いて見せる>と前向きに語ったそう
だが、50%だけ生き延びられる一方に、50%の死亡確率の高い患者
を想起させる。
確率論の冷厳な現実なのだが、有名人ゆえに「50%の助からない患者」
への思いやりに欠けるとの批判を受けている。

片方の乳房を喪失するという女性としての根源的哀しみへの、体験者から
の「応援歌」として、<乳房喪失した傷口>の公表も北斗さんは考えてい
る言えば、「どうしてそういうことをしようとするの!?」と糾弾の声が
また喧しい。

ブログを読む限り、北斗夫妻の素朴で片寄合う家族の毎日が、いとおしく
応援したくなる・・・、それだけなのだが。


【今日着いた本】
■『Q&A遺言執行トラブル対応の実務』■『ケーススタディにみる 専門家
のための家族信託活用の手引』■『判例からみた書証の証拠力』以上3点







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プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
MY OFFICE in KASAMA
黒田真一行政書士事務所
いばらき動物法務研究室
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