この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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暑中見舞いのハガキなど、世の中にどのぐらい流通してるのでしょうね。
当方も開業したての頃、フゥーフゥー言いながら2,300通も
出したことがありましたが、段々ズルケて、もう来たのにしか出さなく
なりました。
大のオッサンが、今日はハガキ1枚だけ買いましてね、もうお返事出し
ましたよ。律儀なお気持ちは有難いけれど、でも、大のオッサンがハガキ
1枚買いに行くキモチも察して欲しい・・・・・。
さて、今日はもうホント一日、会のお仕事でまるつぶれ、でございました。あーーー、
ヅガレだーーーーー。
昼前だったかな、隣の賢い犬が脱走を図りまして・・・一騒動!!
どー、賢い?って???
隣との境はわが方の駐車スペース、アンド隣家の駐車スペース。
よって、両方駐車スペースであるからして、実質その境界線は駐車場を
隔てる厚さ10数センチのコンクリの壁だけなのれす。
そして、隣のワンコの居住場所はこの境界スペースな訳。
当方が車を降りると、そのワンコとの距離が相手の鼻先の時がある位。
しかして、そのワンコ、当方が立っているその場所は、N家の領分では
なく、黒田家のスペースだとしっかり理解しているのですよ。
それが証拠に、あちらの玄関口は丁度この駐車場とは反対側になるの
ですが、回覧板など持ってその玄関口を上がるものなら、もー、物凄い
野太い声で吠え立てるのでありますよ!!
30センチの距離で問題なし!なのに、相手の玄関口側だと15mは
犬との距離はあるはず、なのだがスゴイ剣幕!!なんです。
まったく利口なやつで・・・・・・・・。
それが、今日は天水溜めの金魚を狙って来た猫に興奮した拍子に首輪
が抜けて、おととととっ、脱走!!
寄りによって、我が庭に逃げ込みやがった。
(日頃のお返しに、いっそ吠えてやろうか・・・と思ったが。)
隣の奥さん、ワンコの名を呼ぶのだが姿が何処にあるのだか判らない
様子でしたので、「ここにいますヨ!」とチクッてやった。
繫がれている時は、ぼーーーっとしている犬に見えたが、今日は、
ハツラツとして、若手芸人ばりの身体の<キレ>でした!!
ヒトは賢い・・・、隣の奥さん小さい骨付き肉を片手に、それで気持ち
引き付けておいて難なく首輪を付けてしまった。
(おとなしい犬と思っていたが)生意気にも反抗しましてね・・・・。
で、でも、解るな。その気持ち・・・。
折角旅に出るチャンスだったものね。
なのに、敢え無く『連行』されて行きましたわ!!
結論。それがあいつには結局しあわせってもんよ。
動物指導センター行きというのだって、アリなんだから・・・。
●お奨めの本
『図解雑学イヌの心理』竹内ゆかり=監修 ナツメ社
当方も開業したての頃、フゥーフゥー言いながら2,300通も
出したことがありましたが、段々ズルケて、もう来たのにしか出さなく
なりました。
大のオッサンが、今日はハガキ1枚だけ買いましてね、もうお返事出し
ましたよ。律儀なお気持ちは有難いけれど、でも、大のオッサンがハガキ
1枚買いに行くキモチも察して欲しい・・・・・。
さて、今日はもうホント一日、会のお仕事でまるつぶれ、でございました。あーーー、
ヅガレだーーーーー。
昼前だったかな、隣の賢い犬が脱走を図りまして・・・一騒動!!
どー、賢い?って???
隣との境はわが方の駐車スペース、アンド隣家の駐車スペース。
よって、両方駐車スペースであるからして、実質その境界線は駐車場を
隔てる厚さ10数センチのコンクリの壁だけなのれす。
そして、隣のワンコの居住場所はこの境界スペースな訳。
当方が車を降りると、そのワンコとの距離が相手の鼻先の時がある位。
しかして、そのワンコ、当方が立っているその場所は、N家の領分では
なく、黒田家のスペースだとしっかり理解しているのですよ。
それが証拠に、あちらの玄関口は丁度この駐車場とは反対側になるの
ですが、回覧板など持ってその玄関口を上がるものなら、もー、物凄い
野太い声で吠え立てるのでありますよ!!
30センチの距離で問題なし!なのに、相手の玄関口側だと15mは
犬との距離はあるはず、なのだがスゴイ剣幕!!なんです。
まったく利口なやつで・・・・・・・・。
それが、今日は天水溜めの金魚を狙って来た猫に興奮した拍子に首輪
が抜けて、おととととっ、脱走!!
寄りによって、我が庭に逃げ込みやがった。
(日頃のお返しに、いっそ吠えてやろうか・・・と思ったが。)
隣の奥さん、ワンコの名を呼ぶのだが姿が何処にあるのだか判らない
様子でしたので、「ここにいますヨ!」とチクッてやった。
繫がれている時は、ぼーーーっとしている犬に見えたが、今日は、
ハツラツとして、若手芸人ばりの身体の<キレ>でした!!
ヒトは賢い・・・、隣の奥さん小さい骨付き肉を片手に、それで気持ち
引き付けておいて難なく首輪を付けてしまった。
(おとなしい犬と思っていたが)生意気にも反抗しましてね・・・・。
で、でも、解るな。その気持ち・・・。
折角旅に出るチャンスだったものね。
なのに、敢え無く『連行』されて行きましたわ!!
結論。それがあいつには結局しあわせってもんよ。
動物指導センター行きというのだって、アリなんだから・・・。
●お奨めの本
『図解雑学イヌの心理』竹内ゆかり=監修 ナツメ社
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先だってやっと梅雨が明けたと思ったら、昨日は暦の上では立秋という。
夕方から業界支部の理事部会へ出て来た。
その場所で、誰しも思うことは同じと見えてタメ息まじりに「もうお盆」
だねエー。
ほんとそう。
また帰ってばたばたすると、すぐ年末がやって来てしまいそう。フウッ。
ま、これも人の世の常・・・・か。
人の一生、なるようにしかならない・・・・。
そう諦めて、マイペースで生きる、これしかないでしょ。
先日何かのテレビで、なんも趣味がない人がやるのが「散歩」だそうで。
ヒドーーイ、とも思うが、何とでも言わせて置きましょ。
こちら、端から見ればド田舎かも知れぬが、田んぼ、里山が残り
ワタクシ的には大満足している。
あの映画、『となりのトトロ』が世代を超えて幅広くいまだに愛されて
いる理由が、あの映画に出て来る里山に誰もが日本の原風景を見て
いるから・・・・と、7月末の読売TV番組欄に出ていて当方合点した
ものです。 (読売、2006.7.28TV欄)
『となりのトトロ』のTVでの放送は、実に今年で9回目。しかも、
それで視聴率はというと、20%を下回ったのはたったの1回のみと
いうのだから、衰えぬ人気に驚くばかり・・・・、これには当方意を
強くしたものだ。
この<トトロ>的風景の中を、現実に歩けるシアワセを日々噛み締める
毎日でございますよ。
道すがらヤマユリの咲く林の脇を通り過ぎるとき、得も言われぬ満足を
味わったものだ。
(「野山の花の中で、時に王者の風格を見せるのがユリの花であろうか。
・・・<中略>・・・各地にそれぞれの野生のユリが自生し、そのいずれ
もが美しい花を咲かせる。
かつて、欧米の人にとって日本のユリは 憧れの的であったという。
・・・<以下略>・・・・
柳宗民 『日本の花』ちくま新書 584)
また先日は、田へ水を引く用水べりのあちこちにノカンゾウの群落が
あって、これはこれですばらしい景色であった。
なかなか一人散歩の時にはこの名前が判らず、家人との散歩の折に
教わって腑に落ちた。
ノカンゾウ、これもユリ科の花であった。
しかしどの種類の草花も、広々とした黄緑色の稲の海原を借景にして
いてこその美しさであるように思われる。
一週間ほど前には、日中行きそびれた散歩に、家人と懐中電灯片手に
夜も8時頃に出てみた。時期遅れと言ってもよいホタルを9匹だったか、
数えることが出来た。
これもまた、鄙の暮らしの豊饒・・・といってよい喜びであった。
【お奨めの本】
『宮崎駿の<世界>』 切通理作 ちくま新書 308
『「宮崎アニメ」秘められたメッセージ』佐々木隆
KKベストセラーズ ベスト新書 82
夕方から業界支部の理事部会へ出て来た。
その場所で、誰しも思うことは同じと見えてタメ息まじりに「もうお盆」
だねエー。
ほんとそう。
また帰ってばたばたすると、すぐ年末がやって来てしまいそう。フウッ。
ま、これも人の世の常・・・・か。
人の一生、なるようにしかならない・・・・。
そう諦めて、マイペースで生きる、これしかないでしょ。
先日何かのテレビで、なんも趣味がない人がやるのが「散歩」だそうで。
ヒドーーイ、とも思うが、何とでも言わせて置きましょ。
こちら、端から見ればド田舎かも知れぬが、田んぼ、里山が残り
ワタクシ的には大満足している。
あの映画、『となりのトトロ』が世代を超えて幅広くいまだに愛されて
いる理由が、あの映画に出て来る里山に誰もが日本の原風景を見て
いるから・・・・と、7月末の読売TV番組欄に出ていて当方合点した
ものです。 (読売、2006.7.28TV欄)
『となりのトトロ』のTVでの放送は、実に今年で9回目。しかも、
それで視聴率はというと、20%を下回ったのはたったの1回のみと
いうのだから、衰えぬ人気に驚くばかり・・・・、これには当方意を
強くしたものだ。
この<トトロ>的風景の中を、現実に歩けるシアワセを日々噛み締める
毎日でございますよ。
道すがらヤマユリの咲く林の脇を通り過ぎるとき、得も言われぬ満足を
味わったものだ。
(「野山の花の中で、時に王者の風格を見せるのがユリの花であろうか。
・・・<中略>・・・各地にそれぞれの野生のユリが自生し、そのいずれ
もが美しい花を咲かせる。
かつて、欧米の人にとって日本のユリは 憧れの的であったという。
・・・<以下略>・・・・
柳宗民 『日本の花』ちくま新書 584)
また先日は、田へ水を引く用水べりのあちこちにノカンゾウの群落が
あって、これはこれですばらしい景色であった。
なかなか一人散歩の時にはこの名前が判らず、家人との散歩の折に
教わって腑に落ちた。
ノカンゾウ、これもユリ科の花であった。
しかしどの種類の草花も、広々とした黄緑色の稲の海原を借景にして
いてこその美しさであるように思われる。
一週間ほど前には、日中行きそびれた散歩に、家人と懐中電灯片手に
夜も8時頃に出てみた。時期遅れと言ってもよいホタルを9匹だったか、
数えることが出来た。
これもまた、鄙の暮らしの豊饒・・・といってよい喜びであった。
【お奨めの本】
『宮崎駿の<世界>』 切通理作 ちくま新書 308
『「宮崎アニメ」秘められたメッセージ』佐々木隆
KKベストセラーズ ベスト新書 82
私が住んでいるのは(宍戸地区)大田町松山というところで、松山と付くぐらいだから、
昔は松林の山だったのだろう。
この地宍戸というのは、江戸時代宍戸藩といって水戸徳川家の支藩で
あった。またそれより以前戦国の佐竹氏の頃の歴史さえあり、その名残
か狭い地域にやけに寺社が多く分布しているのだ。
(宍戸の城塁と周辺集落の古地図が東北大学附属図書館所蔵というのに
驚かされたことがある。この宍戸の領主が佐竹氏とともに秋田に転封に
なったことから、<古地図も>秋田から仙台へと明治期?紆余曲折の
後収まったのだろう。)
中には親鸞ゆかりの寺もあったりするが、大田町松山も元を辿れば、
どこぞの寺院領の山であったらしい。
そんなことからか、我が宅地は猫の額ほどしかないのだが、夏場に
なるとやけにセミの脱殻が目に付くようになる。
もともと子供時代は日立に育ち、長じて水戸、習志野、岐阜、栃木壬生
つくば、新潟村上、埼玉浦和など居を点々として来たが、セミの鳴き声
はどこでも聞いて来たが、セミの羽化など見たことはなかった。
この場所に移り住んでからは、庭の雑木の枝にセミの脱殻を見ること
が多くなった。この仕事場の窓ガラスに接する枝木に脱殻があったり
したのだが、今年は出入り口のポストだとか、庭の垣根の支柱にも
脱殻がついている。
そして、先のポストの方など20年住んで初めて、(いや、生まれて
初めて)セミの羽化を身近に観察する機会を得た。
1週間ほど前の夕方5時過ぎ、ポストに幼虫が張り付いているのを
見つけてから、やがて幼虫が殻を脱ぎ始めやがてミルク色のくしゃく
しゃっとした小さな羽が出始めた。知らない振りして買物へ出かけたり
して、夜の10時過ぎ見てみると、まだ羽は透明でなくミルク色の
ままだったが、サイズは間違いなく成虫のセミと同じ大きさになって
いた。
翌朝見ると、脱殻だけがポストに張り付いていたが、セミはいなかった。
家内は「結局、死んでしまったの?」と聞いて来たが、夜中ピンとして
止まっていた(生き生きとした)セミが死んだとは思えなかった。
しかし、ポストの下には生まれたばかりらしいセミの顔と胴体があり、
アリ達が巣穴へ運ぼうとしていた。
よりによってほぼ同じ場所で幼虫2匹の羽化があったとも考えられな
かった。
考えたくなかった昨夜羽化したセミの余りに短い死?
7年もの間、日の目を見ず地中で育ち今やっと地表へと這いだし羽化し
た翌朝、スズメにでも見つけられてしまったのか。
何しろ地面に落ちていた幼虫の残骸は<全身>全てではなかった。
自然の営みの残酷さがこんな身近にも垣間見られた出来事だった。
●今日のリンク:セミの羽化
昔は松林の山だったのだろう。
この地宍戸というのは、江戸時代宍戸藩といって水戸徳川家の支藩で
あった。またそれより以前戦国の佐竹氏の頃の歴史さえあり、その名残
か狭い地域にやけに寺社が多く分布しているのだ。
(宍戸の城塁と周辺集落の古地図が東北大学附属図書館所蔵というのに
驚かされたことがある。この宍戸の領主が佐竹氏とともに秋田に転封に
なったことから、<古地図も>秋田から仙台へと明治期?紆余曲折の
後収まったのだろう。)
中には親鸞ゆかりの寺もあったりするが、大田町松山も元を辿れば、
どこぞの寺院領の山であったらしい。
そんなことからか、我が宅地は猫の額ほどしかないのだが、夏場に
なるとやけにセミの脱殻が目に付くようになる。
もともと子供時代は日立に育ち、長じて水戸、習志野、岐阜、栃木壬生
つくば、新潟村上、埼玉浦和など居を点々として来たが、セミの鳴き声
はどこでも聞いて来たが、セミの羽化など見たことはなかった。
この場所に移り住んでからは、庭の雑木の枝にセミの脱殻を見ること
が多くなった。この仕事場の窓ガラスに接する枝木に脱殻があったり
したのだが、今年は出入り口のポストだとか、庭の垣根の支柱にも
脱殻がついている。
そして、先のポストの方など20年住んで初めて、(いや、生まれて
初めて)セミの羽化を身近に観察する機会を得た。
1週間ほど前の夕方5時過ぎ、ポストに幼虫が張り付いているのを
見つけてから、やがて幼虫が殻を脱ぎ始めやがてミルク色のくしゃく
しゃっとした小さな羽が出始めた。知らない振りして買物へ出かけたり
して、夜の10時過ぎ見てみると、まだ羽は透明でなくミルク色の
ままだったが、サイズは間違いなく成虫のセミと同じ大きさになって
いた。
翌朝見ると、脱殻だけがポストに張り付いていたが、セミはいなかった。
家内は「結局、死んでしまったの?」と聞いて来たが、夜中ピンとして
止まっていた(生き生きとした)セミが死んだとは思えなかった。
しかし、ポストの下には生まれたばかりらしいセミの顔と胴体があり、
アリ達が巣穴へ運ぼうとしていた。
よりによってほぼ同じ場所で幼虫2匹の羽化があったとも考えられな
かった。
考えたくなかった昨夜羽化したセミの余りに短い死?
7年もの間、日の目を見ず地中で育ち今やっと地表へと這いだし羽化し
た翌朝、スズメにでも見つけられてしまったのか。
何しろ地面に落ちていた幼虫の残骸は<全身>全てではなかった。
自然の営みの残酷さがこんな身近にも垣間見られた出来事だった。
●今日のリンク:セミの羽化
7月の下旬、家人が1学期の締めの職員旅行で福島に行って来た。
旅程を聴くと、野口英世記念館にも寄ったそうだ。
ま、<ご苦労さん会>であるからして、「飲む」のが主目的のような
旅行であろうから、と思っていたら、案の定旅程の「省略?」もあった
ようだ。
しかし、野口英世記念館は殊勝にも時間をかけて見て来たらしくて、
少しは”安心”したものだ。
新聞スクラップを繰っていたら、8月5日の読売『緩話急題』という
コラムに同紙文化部永井一顕記者が「モンゴルの母子に贈る<野口
英世の足跡>」という記事を書いているのを見つけた。
同記者の文によれば、モンゴルからの留学生アルタンツェツェグが
日本の大学院を修了し就職した年、同記者を訪ねて来たと言う。
首都ウランバートルで一昨年6月、ビルグーンという生後9ヶ月の
男の赤ちゃんが火事で全身に大やけどを負ったのだそうだ。在日大使館
を通じて東京の病院に緊急輸送され、手術で一命はとりとめたらしいが、
両手の指をほとんど失いさらに手術が必要だった。
しかしその費用は千数百万円。平均的月収2万円程度しか貰っていない
モンゴル人夫婦にとっては、一生かけても払える金額ではない。
その時、先の留学生らがマスコミを訪ねて報道と支援を訴えて回った
という。なかなか募金額が集まらない時、民族楽器「馬頭琴」のコンサ
ートを思い立ち、読売のこの永井記者がコラムを書いたという。
コンサートは満員、寄付も集まったという。「日本人の優しさに涙が
出ました。匿名で500円、1000円を送ってくれた人もいます・・・・・・」
先月には今秋3歳になるビルグーンと母親スレン(25)、父親アリウ
ンバト(30)をアルタン(アルタンツェツェグ)が記者に紹介してくれ
た。永井記者はふと1000円札を思いついて、「この博士知ってる?」
とお札の肖像画を指差して聞いたのだとか。両親とも知らないという。
アルタンに説明する。
かくして、永井記者はビルグーンと両親、アルタンを野口英世の郷里へ
連れて行ったのだそうだ。
まるで野口英世の境遇に酷似したこのモンゴル人親子は、福島県猪苗代
町の記念館展示室を見学し、英世の生家の、彼が落ちた囲炉裏の前で
スレンが涙ぐんだという。
<はやくきてくたされ はやくきてくたされ はやくきてくたされ
はやくきてくたされ>無学な英世の母シカの手紙から、英世との
再会を切望する母の情がひしひしと伝わる・・・・。
どんな名文よりも、海より深い母の愛が直截に伝わる。
モンゴル人親子は、ヤポン(日本)の名も無き人々の善意に支えられて
命をとり止め、また猪苗代への旅で母スレンさんはさらに母としての
勇気を貰ったようだった・・・と永井記者のコラムは結んでいる。
☆2006年8月5日付読売新聞 第11面参照
●今日のリンク:野口英世記念館
(福島県猪苗代町絆づくり実行委員会は、英世の母シカの手紙に
ちなみ、「心の手紙コンテスト 母から子への手紙」を主催し
全国に募っている。)
旅程を聴くと、野口英世記念館にも寄ったそうだ。
ま、<ご苦労さん会>であるからして、「飲む」のが主目的のような
旅行であろうから、と思っていたら、案の定旅程の「省略?」もあった
ようだ。
しかし、野口英世記念館は殊勝にも時間をかけて見て来たらしくて、
少しは”安心”したものだ。
新聞スクラップを繰っていたら、8月5日の読売『緩話急題』という
コラムに同紙文化部永井一顕記者が「モンゴルの母子に贈る<野口
英世の足跡>」という記事を書いているのを見つけた。
同記者の文によれば、モンゴルからの留学生アルタンツェツェグが
日本の大学院を修了し就職した年、同記者を訪ねて来たと言う。
首都ウランバートルで一昨年6月、ビルグーンという生後9ヶ月の
男の赤ちゃんが火事で全身に大やけどを負ったのだそうだ。在日大使館
を通じて東京の病院に緊急輸送され、手術で一命はとりとめたらしいが、
両手の指をほとんど失いさらに手術が必要だった。
しかしその費用は千数百万円。平均的月収2万円程度しか貰っていない
モンゴル人夫婦にとっては、一生かけても払える金額ではない。
その時、先の留学生らがマスコミを訪ねて報道と支援を訴えて回った
という。なかなか募金額が集まらない時、民族楽器「馬頭琴」のコンサ
ートを思い立ち、読売のこの永井記者がコラムを書いたという。
コンサートは満員、寄付も集まったという。「日本人の優しさに涙が
出ました。匿名で500円、1000円を送ってくれた人もいます・・・・・・」
先月には今秋3歳になるビルグーンと母親スレン(25)、父親アリウ
ンバト(30)をアルタン(アルタンツェツェグ)が記者に紹介してくれ
た。永井記者はふと1000円札を思いついて、「この博士知ってる?」
とお札の肖像画を指差して聞いたのだとか。両親とも知らないという。
アルタンに説明する。
かくして、永井記者はビルグーンと両親、アルタンを野口英世の郷里へ
連れて行ったのだそうだ。
まるで野口英世の境遇に酷似したこのモンゴル人親子は、福島県猪苗代
町の記念館展示室を見学し、英世の生家の、彼が落ちた囲炉裏の前で
スレンが涙ぐんだという。
<はやくきてくたされ はやくきてくたされ はやくきてくたされ
はやくきてくたされ>無学な英世の母シカの手紙から、英世との
再会を切望する母の情がひしひしと伝わる・・・・。
どんな名文よりも、海より深い母の愛が直截に伝わる。
モンゴル人親子は、ヤポン(日本)の名も無き人々の善意に支えられて
命をとり止め、また猪苗代への旅で母スレンさんはさらに母としての
勇気を貰ったようだった・・・と永井記者のコラムは結んでいる。
☆2006年8月5日付読売新聞 第11面参照
●今日のリンク:野口英世記念館
(福島県猪苗代町絆づくり実行委員会は、英世の母シカの手紙に
ちなみ、「心の手紙コンテスト 母から子への手紙」を主催し
全国に募っている。)
ハンパじゃない暑さが続いています。
昨日でしたか岐阜県下呂市金山で38.6℃の記録的気温が報じられ
ました。私の岐阜時代に行ったことのある場所でしたが、名古屋、岐阜
は夏暑くて有名なところとはいえ、それにしても凄い気温。
さて、夏であっても欠かせない犬の散歩ですが、昔と一緒ではない
ここのところの夏の暑さ、犬の散歩にも充分気をつけてあげましょう。
そもそも気象台の発表する気温は、地上から1.5mの高さにある
百葉箱中の温度なわけでして、直射日光下の体感気温などとはまったく
違うものです。
よって私達が、日向で体感する気温はこの発表されるものよりは結構
高いもので、昔の気温とは異なる(地球温暖化などで。)ものですから、
熱射病等に充分気をつけなければなりません。
それから肝心の犬ですが、ヒトに比べたら体高が低く、もう地べたを
這うように歩く訳ですから、地上から1.5mの高さの「気温」が
30℃だとした時、犬の体高の地上から50cmほどの高さの気温は
地面からの照り返しもあって、50℃位にまでなっている、と言います。
しかも、冬同様の<毛皮>を脱いで、ランニングに・・・・とも行か
ないのですから、散歩に行く時間帯には充分気遣ってあげたいもの。
ヒトの都合で、いつも規則正しくウチは「15時からに決めてますから」
なんて家があったりしますが、この「規則正しく」がマズイです!!
先ほど地上高50cmの気温が50℃と書きましたが、実はワンコが
<素足で>歩くアスファルト道やコンクリート道路は、さらに温度が
高く、肉玉が触れる道路は焼けた鉄板状態といっても良い状態です。
夕方17時過ぎの時間帯にやむを得ず行く場合でも、ご自分で素手で
地面を触って歩ける状態か確かめてからにして下さいね。
今の時期は、早朝散歩の方がお奨めです。夕方ですと南中時間より
4、5時間しか経っていませんが、早朝といえば前日の南中より
16,7時間経つことになりますから、地面の表面温度も下がっており
ワンコ達にも気持ちが良い散歩となるはずです。
食事時間、散歩タイム、規則正しい時間割をつい意識しがちですが、
犬のしつけの面からは、「決まった時間」や「判で押したような」決
まりきった生活は若干窮屈ですよね。
それもあるのですが、何よりワンコ達の舌出しっぱなしでゼェーゼェー
唸りながら散歩している光景を見るにつけ、もちょっと、ズボラな
犬達との付き合いを・・・・と言って挙げたい衝動に駆られます。
先日、小学生の兄弟が散歩に出掛けるところに出くわし、上のような
ことを言って挙げたら、(私が数百m過ぎて振り向くと)散歩を逡巡
しているようでした。
可愛い家族の一員なのですから、どうか犬の身体も気遣って欲しいな、
と遠くから願ったものでした。
●今日のリンク:犬の散歩
昨日でしたか岐阜県下呂市金山で38.6℃の記録的気温が報じられ
ました。私の岐阜時代に行ったことのある場所でしたが、名古屋、岐阜
は夏暑くて有名なところとはいえ、それにしても凄い気温。
さて、夏であっても欠かせない犬の散歩ですが、昔と一緒ではない
ここのところの夏の暑さ、犬の散歩にも充分気をつけてあげましょう。
そもそも気象台の発表する気温は、地上から1.5mの高さにある
百葉箱中の温度なわけでして、直射日光下の体感気温などとはまったく
違うものです。
よって私達が、日向で体感する気温はこの発表されるものよりは結構
高いもので、昔の気温とは異なる(地球温暖化などで。)ものですから、
熱射病等に充分気をつけなければなりません。
それから肝心の犬ですが、ヒトに比べたら体高が低く、もう地べたを
這うように歩く訳ですから、地上から1.5mの高さの「気温」が
30℃だとした時、犬の体高の地上から50cmほどの高さの気温は
地面からの照り返しもあって、50℃位にまでなっている、と言います。
しかも、冬同様の<毛皮>を脱いで、ランニングに・・・・とも行か
ないのですから、散歩に行く時間帯には充分気遣ってあげたいもの。
ヒトの都合で、いつも規則正しくウチは「15時からに決めてますから」
なんて家があったりしますが、この「規則正しく」がマズイです!!
先ほど地上高50cmの気温が50℃と書きましたが、実はワンコが
<素足で>歩くアスファルト道やコンクリート道路は、さらに温度が
高く、肉玉が触れる道路は焼けた鉄板状態といっても良い状態です。
夕方17時過ぎの時間帯にやむを得ず行く場合でも、ご自分で素手で
地面を触って歩ける状態か確かめてからにして下さいね。
今の時期は、早朝散歩の方がお奨めです。夕方ですと南中時間より
4、5時間しか経っていませんが、早朝といえば前日の南中より
16,7時間経つことになりますから、地面の表面温度も下がっており
ワンコ達にも気持ちが良い散歩となるはずです。
食事時間、散歩タイム、規則正しい時間割をつい意識しがちですが、
犬のしつけの面からは、「決まった時間」や「判で押したような」決
まりきった生活は若干窮屈ですよね。
それもあるのですが、何よりワンコ達の舌出しっぱなしでゼェーゼェー
唸りながら散歩している光景を見るにつけ、もちょっと、ズボラな
犬達との付き合いを・・・・と言って挙げたい衝動に駆られます。
先日、小学生の兄弟が散歩に出掛けるところに出くわし、上のような
ことを言って挙げたら、(私が数百m過ぎて振り向くと)散歩を逡巡
しているようでした。
可愛い家族の一員なのですから、どうか犬の身体も気遣って欲しいな、
と遠くから願ったものでした。
●今日のリンク:犬の散歩
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プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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