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 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日は、午前中、昨夕の仕掛け仕事を終わらせて、県行政書士会会務
の件で印刷屋さんへ。

ある件で、<明朝体>か<ゴチック体>かいろいろ考えていたのを
<明朝体の崩し>で試行してみることに。
こまごま、コチラの指示をお願いして一旦事務所に戻り、午後の
水戸でのスケジュールの準備。

まあ、時計見ながら、今日も慌ただしいばっかりーーで。



午後1時半から、地元茨城大学 地域総合研究所で催された『福島
原発避難者への法的支援 ~損害賠償説明会~』へ行って参りました。


<地域総合研究所>?

聴きなれない場所であったが、当方も卒業生であるからして、取敢えず
<アタリ>を付けて、ソッチの方へ向かっていると初老のあじさん
に尋ねられ「地域総合研究所はどちら?」と言う・・・・。

ひとり勝手に歩いている分にはイイが、人を連れて歩くとなると
責任が出て来るもの・・・・。心配になって、こっちも学内の
通行人を捜す始末。

向こうも<ダーメだ、こりゃ!?>と思ったんでしょうね、向こうは
向こうで、(当方じゃなく)他の人を捜す気配。


ムッと来たが、ここは堪えて、やっぱ、<アタリ>を付けていたとこ
に間違いはなかったのですが、でも、他人を連れて捜し歩くことに
なっては・・・・・と、心配したのですよ。

そのオジサン、福島県南相馬市から避難されて来ているとのことで、
そら、茨城大学のキャンパスは「何のコッチャ!!」ほどに解からない
のは無理からぬこと。



講師は、茨城県弁護士会災害対策本部の所属の方とか。ま、結構
丁寧な説明をされておられました。

いやはや、研修室に入ってみれば、タテ、ヨコ、斜め、どちらの
方向に座っている方も、福島第一原発周辺市町村からの避難者の方々
ばかりで、質問の時間になりましたら、本当に切実な現実問題がバタ
バタと出て参りました。

そのお声を聞いておりましたら、本当にグググッと涙が込み上げて
来てしまいました・・・・・。


今日の説明会の様子は、地デジのNHK県域放送のニュース枠で
放送され、後で録画で見ましたら、当方も背中側からですが、バッチリ
と映っておりました。

これも現場では、撮影前に「映ってもイイか?」主催者による確認
があり、研修室のアチコチから「映ってはイヤだ!」という挙手
があっての<背中側からの撮影>になったのでした・・・・。

自宅の地域が立入り禁止区域になり、着の身着のままで避難して
来た人々ですから、「マジの場」ですものね。


●避難者対象の原発損賠説明会
(NHKONLINE 各地のニュース 12月21日19時06分)



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 戻って当方もマジに、ネットで資料を集めファイル作り。

 ①東京電力・原子力損害賠償ーーよくいただくご質問までのページ
  まで。 ②原子力損害の賠償に関する法律(民法の特別法にあたる)
 ③原子力損害賠償紛争解決センターへの和解仲介の申立て(代理人
  の範囲・・・弁護士法72条との兼ね合い)④原子力損害賠償
  支援機構に対する仮払請求 ⑤日本行政書士会連合会(原子力
  損害賠償請求に関する行政書士会及び会員の対応。原子力損害
  賠償支援機構への役割参画について)等。

  いままで、この関連の話があっても表面的に流れて来たが、ベース
  は整えたので、お困りの方がいつ現われても、取り掛かれる気構え
  は出来た。

  今日は小さなお子さんを連れたお母さんもお見えでした。
  「現実の大きさ」「現実の切実さ」をひしひしと思い知らされた
  今日でした・・・・・。


●福島の復興 生活再建を柱に据えて
 (毎日新聞 社説 2011年12月21日付)
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昨日は<アップしたのに反映しません>と慌ててしまいましたが、
今朝起きてみたら、アップされておりました。
ブログ管理者側の不具合があったのでしょうね。

良かった、ホッ!!



さて、先週金曜日、昼食を取りながら見ていたテレビは、NHKの
<スタジオパークからこんにちは>でした。
その日は、生放送ではなくて、5月に放送して好評だったとかの
<アンコール放送>、ゲストは映画コメンテーターのLiLiCo
さん。

以前に何かの放送で見たことを思い出しましたが、ま、それと同じ
自分の体験談を語る番組でしたのに、結局引き込まれましたね。



歌手になりたくて、スウェーデンからやって来たのはイイが、日本語
も出来ず、もともとハデ顔の彼女、全然芽が出ませんでした。

その壮絶な「世に出る」までの半生記、です。


アパートを追い出され、マネージャーの守さんと二人三脚での
ドサマワリが5年だったかな。
その間、車の中に寝泊り。
そう、いわゆるホームレスというヤツで、食事にも事欠き、たまに
マトモな食事にありつくと、却って下痢をモヨオス始末・・・・。

テレビでも言っていましたが、当然風呂なんか入れず、深夜の
ガソリンスタンドの水道を失敬し・・・・、街の電気屋さんのテレビ
で、番組のエンドロールに出て来るプロデューサー名をメモして
飛び込みで電話を掛ける営業もし続けたといいます。


「マドンナだって、残飯食べてのし上がったんだ・・・・。」苦しい
時自分を叱咤し、歯を食いしばって頑張ったと言います。


時はバブルが弾け、田舎のスナックのママさんも自費CDを出す
時代に移っていて、スナックへの飛び込み営業が厳しくなって
来ていたという。歌は客が金を払って歌う時代になっていたから、
場末のプロだって、タダで歌わせて貰う「飛び込み営業」が難しく
なって来ていたのだと。


それにしても、あの生命力溢れるパワーには圧倒されますね。

チヤホヤされて育ったアイドルにはない、存在感。

地獄を見て来た人間の、執着心。


スウェーデン生まれということで、裸になることにも抵抗が薄く、
Vシネマで定収入を得るようになるのだが、ある時は、ゴミ捨て場
に棄てられる死体役を演じていたら、住民に通報されて警察ザタ
にも。

幸運にもレコーディングにまで漕ぎ着けた時、スナック飛び込み営業
から遠ざかり、現金がまるでない、ことに。

ATMカードを持っていなかった彼女たちは、通帳と印鑑で現金を
下ろすことになるのだが、残高は600円。

 「銀行員の憐れむような視線を感じながらも、なけなしの500
  円をおろして、おにぎりを2つ買った。」
  (■LiLiCo著『ザリガニとひまわり』講談社 から)



後から後から「お笑い」でも、芸人たちが出て来るが、<売れる>
までの苦労とはどういうことか?まあ、すごい世界なのだという
のが、しみじみ感じられます。


LiLiCoさんはやがて、安定収入を得るため、会員制のショー
パブにも勤め出します。

まるでヒモのようになっていた、マネージャーの守さんの
「・・・・・水商売の女になっちまうのか。」
の言葉には驚きました。

ド貧乏を重ねていても、「やがて日の目を見る。」いや、スナック
飛び込みの身であっても<芸能人のはしくれ>の矜持。
びっくりしました。



いずれにしても、「頑張る!」って簡単に言いますが、本当に
自分は頑張っているか?
そのことを反省させられるLiLiCoさんの凄まじい半生記
です。




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●LiLiCo(ウィキペディアより)

放送を見てから、彼女の本を読んでみました。
■LiLiCo著『ザリガニとひまわり』講談社 2010年12月

図書館の本程度、と思えばアマゾンのユーズド本で読めると思います。

本日のブログは、アップしたのに反映しませんので、ご紹介した
本にリンクだけしておきます。残念!!

■五木寛之『下山の思想』幻冬舎新書



<下山の時代>・・・・・・とは、目からウロコ。




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いやぁ、ガツンときましたね。

11日(日)の新聞広告でみて、昨夜読んでみた。


広告によれば「グローバルな下山の時代が始まった。もう、知らない
フリはできない。」「未曽有の時代を生きる究極のヒント!!」
とある。


世界第2の経済大国にまでのし上がって、一目散に頂上目指して奮闘
して来た日本。
しかし、頂上を経れば、登山は「下山」を安全に果たすまでが登山
だという。
日本も下山の時代に入っているのだと。


いや、腑に落ちましたね。五木寛之氏の言うコトで・・・・。




●ブログ『松岡正剛の千夜千冊』中の
       <五木寛之「風の王国」新潮社>批評記事


この記事冒頭で、松岡氏は「五木寛之という作家は、若くして
流行作家となり、その後も浮沈なくマスコミを賑わしているように
見えるけれど、世間で思われているよりずっと、硬派です。」
と書いている。

当方なども、あのヘアスタイルで(最近知ったのでは、あの頭、
年に4回しか洗髪しない、とか。この際、それはどうでも良いが。)
サングラスなど掛けた姿ばかりがチラついて、軽薄な感じを拭えず
数十年彼の本を読んだことがなかった。


学生時代には、エッセイ集『風に吹かれて』『ゴキブリの歌』『地図
のない旅』をしっかり読み、彼の来歴に共感するところ大であった
のだが・・・・・。


東日本大震災後、数多の知識人といわれる人々が、<第2の敗戦>か
らの復興・・・・・・など叫んだものだが、ともすれば、従来より
の持論へと結びつける<我田引水>的なものが大半だった。


しかし五木氏は決して声高にならず、静かに口をついた言葉は
「下山の時代」。


この本の中で、五木は「民」という漢字の語源に言及している。

『漢字源』によれば<目を針で刺すさまを描いたもので、目を
針で突いて見えなくした奴隷をあらわす。《中略》物のわからない
多くの人々、支配下におかれる人々の意となる>とあるのだそう。

これを受けて五木は、下山の時代に生きていて、それを知っていて、
感じているのに「知らぬふりはもうしたくない」という。「<目に
針をさされた者>として生きるのは、いやだ、と思うのだ。」という。


「想定外」「ただちに」この二つの言葉が耳に残って消えないとも
語っている。


五木は朝鮮半島からの引揚者なのだが、敗戦直後のラジオニュース
を披瀝している。「治安は確保されます」「市民は動揺せずに現地
にとどまれ」というメッセージだったのだが、関係筋やその家族は
すでに脱出を始め、クソ真面目な庶民だけが平譲市内に取り残され
幾多の犠牲を生むことになった。

「それを知らなかったというのは、愚かだったとしか言いようが
ない。自分の足で情報を集めるという作業にも感心がなかったの
だろう。・・・・(略)・・・・・・ただラジオから流れる公式の
メッセージを、ひたすら信じて、現地にとどまっていたのだ。
一般市民というのは、そういうものなのである。」(同書から)



さて、先の新聞広告に国文学者・中西進氏が書いている・・・。
 「”山は下りるためにある”
 -----野なる者の沈思者の言葉が胸に響く。
 この言葉はかつてないのではないか。」


下山の思想、しかも「もう、知らないフリはしてはならない」のだと
いう言葉が胸に突き刺さる。




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自分の備忘録として書いておくのだが、先週末のバタバタは半端じゃ
なかった。カンパも凄かったし・・・・。ま、二重苦、三重苦だったナ。



8日(木)は、ある資料づくりで、結局翌9日早朝の3時半終了。
メールを送ったり、スキャンしたり、挙句はファックス送達までして、
結局就寝は5時半頃だったか。


9日(金)は、9時半ごろ起き出して、引き続き別資料づくり。
これまた結局夕方5時頃終了して、一睡も出来ずある出先へ。
翌10日(土)午前3時ごろ帰宅。いや、ハンパなく寒い日でね、
車は真っ白に凍結していて、最初ドアも張り付いていましたっけ。

入浴したり、食事したりして寝たのが朝5時半ごろ。
目覚ましを8時にセットしていたのですが、このベル夢の中で鳴って
おりました。2時間半で起こされましたから、いやメンドクサイった
らない・・・・・。


でも、待ち人いるからな。
10日(土)、ナントカ、出発して、午前9時15分ごろ会議会場へ。

やっぱ、部員2人が待っていたようで、ゴメン、ゴメン。

それから、テーブルやらイスを並べて23人分の会議体制を
作り終え、前日にコンビ二に頼んで置いたお茶のボトルも並べる
よう頼んで準備完了。

昼までの会議を終わらせ、帰って13時から17時まで仮眠。

それから、翌11日(日)午前3時まで出先の用務を済ませ、
何やかややって就寝が午前6時。


11日(日)10時半ごろ起き出して・・・・・、しっかし、昨日は
朝から夜8時過ぎまでテレビのスイッチに手を掛けず・・・。

やっぱ、疲れてたんだナ・・・・。
ボコボコ。


11日明け方は、中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」の
メロディーが何度も何度も頭の中をリフレイン。

しかし、歌詞は思い出せない・・・・・・。

<♪ヘッドライト テールライト・・・><♪ヘッドライト テールライ
ト・・・・>

うむ・・・・、歌詞分からんけど・・・・<ヘッドライトっ、テール
ラぁイトっ・・・・>


それぞれ名も知らない人々の<プロジェクトX>を思ったものだ。



♪『ヘッドライト・テールライト』中島みゆき (YouTubeより)



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男性
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趣味:
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自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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