この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
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今日八反山周辺を歩くと、一面に広がる田んぼ、曇り空の下に
拡がる雑木林、田んぼの法面までそれこそ緑一色の光景だ。
そんな田んぼの緑の中に、真っ白なシラサギの白が鮮やかなア
クセントになっていた。
それから今日はちらほらと咲く、ノカンゾウのオレンジ色も辺り
一面の緑色と好対照で綺麗だった。
こちらが暢気に散歩でウロつく中、長いパイプを設えてなかなかに
重装備なヤマイモ畑の、農夫さんは結構な投資もあってか、今日も皆
勤の作業中だ。
さらに先を行くと、小型トラックを農道脇に止め、わき目もふらず
作業中なのが、ここ友部の特産の電照菊栽培のおじさん。
誰が見ていようが見ていまいが、聴こえるのは風の音と鳥の声だけと
いう世界で、自分の目の前の生業に集中する姿というものは、やっぱり、
美しい。
●フォークル 「悲しくてやりきれない~イムジン河」(YouTube)
さて、昨日<うたごえ広場>のことを書いたが、実を言えば、先月の例会
の終わりに、今月のその時用に、上記の「悲しくてやりきれない」をリク
エストして来たのだ。
ま、自分なりに、<ある思い出>がありましてね・・・。
以下にそれを。
もう大分昔のことで、サラリーマン時代のことだ。
ある時、勤め先の百貨店の同友店会総会でのこと。
その年の総会は、福島県飯坂温泉のある旅館で行われ、シャンシャンシャン
と無事総会が終わり、その同じ場所で懇親会も盛り上がって終わった。
さてそうなると、次は・・・、2次会。
今ではどこの旅館だったのか、飯坂温泉のその旅館のことなど皆目思い出せ
ないのだが、誰でもが知っている有名温泉地のはずだったのに、大分山の中に
入った場所だったのだろう、一次会を終え旅館の玄関を出た拍子に、あるのは
目の前の「小さなスナック」が1軒だけ、というそんな辺鄙な場所だった。
アレコレ選ぶ・・・手間が省けて良かったのだが、店に入るとコチラは同友店の
皆様方をエスコートする立場であったから、カラオケの順番は、当然ながら自分
の曲は後回しにした。
もう最初の宴会で結構飲んだり食ったりした後だったから、場の誰も飲むともな
く口を付け、軽くおつまみに手を出す程度だった。
次々に同友店の店長さん方がマイクを握り、オハコの歌を唸る・・・。
そんなこんなした小一時間が過ぎ、やっと自分の選んだ「悲しくてやりきれない」
の番が巡って来た・・・・。
と!?
と思い気や、カラオケの機械が不調だと・・・・。
「申し訳ありません・・・・。少しお待ちください・・・。」とお店の人。
まあ、こんな時、歌い終わったヒトはもうどうでもイイ感じで、結構酔いが
廻っているし、帰って寝るだけだ・・・というダレタ時間が流れる。
もう音楽も聞こえていない、タバコの煙も充満しているだろう店内というのは
妙に静かで、時折ボソボソとした話し声がするほかは、倦怠感と間延びした空
気が流れていた。
やがて、妙にシンとした空虚な店内に、マスターの声。
どうにも直らないもので、「どうぞ、歌って下さい・・・」
えっ!?アカペラで??
当方は面食らった。
悲しくてやりきれない思いで、「悲しくてやりきれない」を歌い出すと、男声が
ハモルようについて来た・・・・。
いや、いいじゃないの!!
凄いハモリ・・・・。
最高の気分で歌い終えられた。
バルセロナオリンピックで金メダルを獲得した岩崎恭子選手の「今まで生きてき
た中で、一番幸せです。」という名言が有名だが、そんな気分だったし、今でも
この時の歌が最高のシーンだと思えるのだ。
●人気ブログランキング へ
ランキングに参加しています。よろしくお願い致します。
後日談になるが、グループサウンズ全盛の時代、タイガース、スパイダース、テンプ
ターズ、カーナビーツ、ワイルドワンズ、ヴィレッジ・シンガーズ、オックス、ゴール
デン・カップスなどキラキラとしたバンドが雨後の筍のように活躍した。
そういう中に、ザ・ジャガーズもあって一世を風靡した。
やがて月日は流れ、20年以上も経った頃に福島県飯坂温泉の小さなスナックのマスター
になっていたのが、ザ・ジャガーズの元メンバー。
福島県飯坂温泉出身の元ファッションモデルさんと結婚した彼は、東北の片田舎に居を構え
スナックのマスターとして生きていた。
わが上司がこの福島市の生まれだったもので、会合にこの旅館を選んだのだが、ファッショ
ンモデル業界の話を含めこのマスターの経緯も、職場に戻ってから、この上司に教わったの
だった。
グループサウンズ全盛の時代には、グループサウンズの若者たちを刹那的なと、幾分バカに
していた自分であったのだが、この「悲しくてやりきれない」のアカペラでのハモリ以来、ミュージシャン、あるいはアーティストと呼ばれる人に、内心リスペクトする思いが強くな
った。
「うたごえ広場」で伴奏を続けてくれる方々にも、つい、そういう思いが募るのだ。
拡がる雑木林、田んぼの法面までそれこそ緑一色の光景だ。
そんな田んぼの緑の中に、真っ白なシラサギの白が鮮やかなア
クセントになっていた。
それから今日はちらほらと咲く、ノカンゾウのオレンジ色も辺り
一面の緑色と好対照で綺麗だった。
こちらが暢気に散歩でウロつく中、長いパイプを設えてなかなかに
重装備なヤマイモ畑の、農夫さんは結構な投資もあってか、今日も皆
勤の作業中だ。
さらに先を行くと、小型トラックを農道脇に止め、わき目もふらず
作業中なのが、ここ友部の特産の電照菊栽培のおじさん。
誰が見ていようが見ていまいが、聴こえるのは風の音と鳥の声だけと
いう世界で、自分の目の前の生業に集中する姿というものは、やっぱり、
美しい。
●フォークル 「悲しくてやりきれない~イムジン河」(YouTube)
さて、昨日<うたごえ広場>のことを書いたが、実を言えば、先月の例会
の終わりに、今月のその時用に、上記の「悲しくてやりきれない」をリク
エストして来たのだ。
ま、自分なりに、<ある思い出>がありましてね・・・。
以下にそれを。
もう大分昔のことで、サラリーマン時代のことだ。
ある時、勤め先の百貨店の同友店会総会でのこと。
その年の総会は、福島県飯坂温泉のある旅館で行われ、シャンシャンシャン
と無事総会が終わり、その同じ場所で懇親会も盛り上がって終わった。
さてそうなると、次は・・・、2次会。
今ではどこの旅館だったのか、飯坂温泉のその旅館のことなど皆目思い出せ
ないのだが、誰でもが知っている有名温泉地のはずだったのに、大分山の中に
入った場所だったのだろう、一次会を終え旅館の玄関を出た拍子に、あるのは
目の前の「小さなスナック」が1軒だけ、というそんな辺鄙な場所だった。
アレコレ選ぶ・・・手間が省けて良かったのだが、店に入るとコチラは同友店の
皆様方をエスコートする立場であったから、カラオケの順番は、当然ながら自分
の曲は後回しにした。
もう最初の宴会で結構飲んだり食ったりした後だったから、場の誰も飲むともな
く口を付け、軽くおつまみに手を出す程度だった。
次々に同友店の店長さん方がマイクを握り、オハコの歌を唸る・・・。
そんなこんなした小一時間が過ぎ、やっと自分の選んだ「悲しくてやりきれない」
の番が巡って来た・・・・。
と!?
と思い気や、カラオケの機械が不調だと・・・・。
「申し訳ありません・・・・。少しお待ちください・・・。」とお店の人。
まあ、こんな時、歌い終わったヒトはもうどうでもイイ感じで、結構酔いが
廻っているし、帰って寝るだけだ・・・というダレタ時間が流れる。
もう音楽も聞こえていない、タバコの煙も充満しているだろう店内というのは
妙に静かで、時折ボソボソとした話し声がするほかは、倦怠感と間延びした空
気が流れていた。
やがて、妙にシンとした空虚な店内に、マスターの声。
どうにも直らないもので、「どうぞ、歌って下さい・・・」
えっ!?アカペラで??
当方は面食らった。
悲しくてやりきれない思いで、「悲しくてやりきれない」を歌い出すと、男声が
ハモルようについて来た・・・・。
いや、いいじゃないの!!
凄いハモリ・・・・。
最高の気分で歌い終えられた。
バルセロナオリンピックで金メダルを獲得した岩崎恭子選手の「今まで生きてき
た中で、一番幸せです。」という名言が有名だが、そんな気分だったし、今でも
この時の歌が最高のシーンだと思えるのだ。
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後日談になるが、グループサウンズ全盛の時代、タイガース、スパイダース、テンプ
ターズ、カーナビーツ、ワイルドワンズ、ヴィレッジ・シンガーズ、オックス、ゴール
デン・カップスなどキラキラとしたバンドが雨後の筍のように活躍した。
そういう中に、ザ・ジャガーズもあって一世を風靡した。
やがて月日は流れ、20年以上も経った頃に福島県飯坂温泉の小さなスナックのマスター
になっていたのが、ザ・ジャガーズの元メンバー。
福島県飯坂温泉出身の元ファッションモデルさんと結婚した彼は、東北の片田舎に居を構え
スナックのマスターとして生きていた。
わが上司がこの福島市の生まれだったもので、会合にこの旅館を選んだのだが、ファッショ
ンモデル業界の話を含めこのマスターの経緯も、職場に戻ってから、この上司に教わったの
だった。
グループサウンズ全盛の時代には、グループサウンズの若者たちを刹那的なと、幾分バカに
していた自分であったのだが、この「悲しくてやりきれない」のアカペラでのハモリ以来、ミュージシャン、あるいはアーティストと呼ばれる人に、内心リスペクトする思いが強くな
った。
「うたごえ広場」で伴奏を続けてくれる方々にも、つい、そういう思いが募るのだ。
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HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
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