男と女、時代と伴に変わるものなのか・・・・

読売新聞に長谷川櫂さんの『四季』という、古今の詩歌の中から
一篇を取って紹介する、小さなコラム欄がある。


今日引いてあるのは『万葉集』からだった。
リンク出来ないもので、以下引用してみる。


『朝寝髪我は梳らじ愛しき君が手枕触れてしものを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　           作者不詳
（あさねがみわれはけずらじうるわしききみがたまくらふれて
しものを）』

（紙面にはふりがながふってあるのだが、歌を読み易くするため、
当ブログで勝手に歌をふりがな書きにした。）


続いて紙面には長谷川櫂さんの解説文が書かれている。
それを以下に筆写。

『今朝の乱れた黒髪を櫛でときたくありません。
昨夜あなたの手枕が触れた髪ですもの。女の髪に男の手が触れる。
それは今とは違って心の震える行為だった。髪にも手にも、そし
て、歌にも霊力があると考えられていた。＜万葉集＞から。』
（読売新聞２０１５年４月２７日（月）２面　長谷川櫂『四季』欄）


オッサンのブログなのに、ナンちゅうことを書いてんのやァ！？とい
うツッコミが聴こえて来そうですが、いえね、行政書士としては離婚
がらみの相談が突然に入ることだってあるもので、夫婦関係、恋愛事
情にも目が離せない、のでありますヨ！

それにしても、万葉集の時代の男女関係とは、なんて美しいんでしょ
うか？
ウチなんぞは、相手の髪など触ろうもんなら、最近は「な～にすんの
んじゃ！！」という言葉とともに、ビンタを通り過ぎて、ゲンコツが
飛んで来る今日この頃なんであります。ヨヨ・・・・・！？



それにしても、人様のお宅のことは伺い知れませんが、マスコミを通
して見る限り、なんとも由々しき風潮が蔓延してるように思われてな
りません。
まあ、マスコミを通すものは、針小棒大、増幅作用が極大なようにも
思うのですが、どうなんでしょうね？

●遺伝子診断医が告白「４人に１人は夫の子でない！？」主婦の謎
（ＰＲＥＳＩＤＥＮＴ　２０１３年９月２日号）


当時「婦人公論」編集長という三木哲男氏が書いているものなのです
が、＜４人に１人＞はともかく、『主婦の幸せは家族との関係』にあ
ったものが、いまでは『主婦たちが自分の欲望に肯定的に向き合うよ
うになった』（三木氏）という傾向は、いろいろその他の報道をみる
につけ、間違いがない傾向と思われますね。



なんとも、夫側としては忸怩たる思いでありますが、そういう風潮の
なか、あるネット記事を読んだ時、行き着く先は＜そういう風潮＞に
ドンピシャな結末？？？と読み進めたところが、これは意外な結末に
驚いたものでした・・・。

●うつ状態で休職になった夫が酒飲み妻に暴力　そこに現れた男
（２０１５年４月１５日（水）１６時０分配信　ＮＥＷＳポストセブン）


たったＡ４で１枚ばかりの記事ですが、うむ？こっちの記事の話の方
が＜ホントかいな？？？？＞とも思ってしまう、疑り深いワタクシで
あります。



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