忍者ブログ
 この仕事に人生を賭けてます! 伊能忠敬の「人生二山」が好きな言葉。 実り豊かな第二幕目の人生の歩みing型。 黒田真一が人生の旅人として日々の雑感を綴ります。
[1633] [1632] [1631] [1630] [1629] [1628] [1627] [1626] [1625] [1624] [1623]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



 ●かくれんぼ三つかぞえて冬となる   --寺山修司 

(毎日新聞「季語刻々」坪内稔典 2013年11月06日付より)




昨日から一念発起して、またまた八反山のコースへ散歩に出た。

苅田の風景といえば、今頃の「日本の風景」なのだが、昨今では
就農者の高齢化の影響なのか、どこか違う田んぼがアチコチに。


夏場の青い田んぼから違って、青々とした稲の間に背高のある
雑草が我がもの顔に生い茂っていた。
これじゃあ、機械での刈り入れが難しいだろうナ、と思って歩いて
いたのだが、案の定、とうとう刈り入れもせず雑草の繁茂の中に
倒れたままの稲がかろうじて見えた。


ま、田んぼは所有者の物だから、つべこべ言うことでもないのだが、
こんな罰当たりなことをするなら、初めから田植えなどもしなけりゃ
イイのにと思う。
そんな田んぼが一ヵ所、二カ所じゃない。

二宮金次郎が泣きそうな風景だが、政府の農業政策の誤りが、如
実にこんな風景からも仄見える。



散歩の道すがら、まるで絶対数自体が少なくなった、赤トンボの生
き残りが、晩秋の弱い日射しの中、パラパラとホバリングしながら
道の片隅の何かに留まろうとする。
日射しに反射する銀色の羽が心なしか弱々しい・・・。

もう、子孫を残そうにも相手も見つからない風情だ。

どうも晩秋のトンボは、物悲しくてイヤだな。


そういえば、夏場はあまり声さえ聴かなかったスズメが、我が家回
りにも目立つようになった。
八反山のスズメも群れを作って、いわゆる「雀のお宿」の喧しい騒ぎ。
少しでも暖かい樹木探しの冬支度なのだろう。


今朝の新聞の「季語刻々」で、明日が立冬を知った。
台所に下がっている暦付きのカレンダーで確認したら「ああ、確かに。」



今年も大晦日までの「手を付けないマッサラな日」は、残りあと55日。




人気ブログランキング       
 ランキングに参加中、よろしくお願い致します。

ブログを書き終えた頃、外を「♪焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き~」の
メロディとともに、毎年来ている灯油引き売りのトラックが通った。

うむむ、今シーズンの初見の日だな・・・・。

ホント、早足で冬がやって来る。
PR



コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ようこそ! くろだのブログへ
    
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新トラックバック
プロフィール
HN:
5596DA(ゴーゴークロダの意)
性別:
男性
職業:
行政書士
趣味:
山歩き、自然散策、ドライブ
自己紹介:
ISO14001環境マネジメントシステム審査員補
日本自然保護協会・自然観察指導員
浄化槽管理士
日本森林学会会員
福祉住環境コーディネーター
茨城県介護サービス情報公表制度・調査員
茨城県動物愛護推進員
上記もろもろ、兼 おっさん。
MY OFFICE in KASAMA
黒田真一行政書士事務所
いばらき動物法務研究室
忍者ブログ、アクセス解析
ブログランキングに参加しています
人気ブログランキングへ
茨城県行政書士会のHPへ
茨城県行政書士会へ
QRコード
アクセス解析
お天気情報
カウンター
忍者ブログ [PR]